MBS 毎日放送

2018年08月22日 16時00分 公開

バレーボール漬けの日々と東京五輪への想い

8月18日の「サワコの朝」のゲストは、全日本女子バレーボールチーム監督の中田久美さん。史上最年少で日本代表に選出されたのは、15歳の時。18歳で挑んだロサンゼルス五輪では、チームの司令塔であるセッターとして活躍し、銅メダルを獲得しました。その後も大林素子さん等と共に日本女子バレーボールを牽引。引退後は、指導者の道へ進み、一昨年から女子日本代表監督に就任した中田さん。しなやかで強い指導力の秘密にサワコが迫りました。

元水泳選手だった中田さんとバレーボールの出会い

バレーボールへの熱い思いが印象深い中田さんですが、小学生時代は、実は水泳選手だったと告白。「最初、水泳でオリンピックいこうかなと思ってたんです。」と意外な過去をお話してくれました。「結構、本気でやってましたけど...挫折しました。練習苦しくて。水泳って呼吸できないじゃないですか?それが、苦しくて。肩幅もどんどん広くなっていくし、どうなんだろうって」と、その小学生らしい挫折理由も明かしてくれました。そんな中で出会ったのが「記憶の中で今もきらめく1曲」でもその主題歌を選んだアニメ「アタックNO.1」。「あれ?って。こっちかもしれないって(笑)主人公の鮎原こずえになるんだと思ってました。母がママさんバレーをやっていたっていうのもあって。もしかしたら、これかなって。」と、バレーボールとの出会いを語ってくれました。水泳から転向し、バレーボールを始めたのは中学1年生の時。学校の部活でバレー部に入部した中田さんは「ちゃんと一生懸命バレーボールをやってみたい」と一念発起。中学2年生に上がる春、バレーボール女子日本代表の山田重雄監督が立ち上げた英才教育チーム・通称"山田塾"に応募しました。未来のオリンピック選手を目指し、全国から約900人が参加したこの山田塾でわずか7人の合格者に選ばれた中田さんは、翌年、日本代表入りを果たしました。懐かしい映像と共に、当時を振り返った中田さんは「恐ろしいです。怖いもの知らずですね」と自信に満ちた当時の自分と厳しかった山田監督との思い出をお話してくれました。
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スパイカーから世界一のセッターに そして監督へ

15歳で全日本チームに入った中田さん。当初は、スパイカーとして活躍していたそうですが、ある日突然、セッターを務めることに。「山田先生に明日からセッターやりなさいと言われ、えっ?って感じで...。やりたくなかったですね」と、転機を迎えた日の胸中を吐露しました。理由を山田監督に尋ねた中田さん。「私、両利きなんですね。今のこのバレー界の中でいないんですよ。セッターは左利きが有利なんですけど、両方できんのか...みたいな」と山田監督が中田さんならではの"技"を発見したことを明かしました。加えて身長175cmの中田さんは、身長180cm程の人と同じ位手が長く、ハンドリングが柔らかかったことが理由だったと言い「監督っていうのは見てるものなんですね~」と感心するサワコに「山田先生に出会わなかったら今はないと思います」と山田氏への感謝と尊敬の念を語りました。セッターになってからは「1点を取るために3点先のことを考え(戦略を)組み立てなきゃいけなかった」と監督レベルの難易度だったと言う中田さんは、心・技・体の崩れから引退。指導者の道へ進み現在は、日本代表監督として食べることも忘れるほど監督業に集中しているとか。「選手の時も日の丸を背負ってたけど、またちょっと違いますね」と東京五輪を控えたナショナルチーム監督としての重圧が想像以上であったことを告白。「最終的には、気合いと根性だと思います。どの世界も」と力強く語り、女性監督ならではの目線と選手との距離感に気を使いながら過ごす、バレーボール漬けの日々についてお話していただきました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!

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