MBS 毎日放送

2018年07月30日 15時30分 公開

イヤミ役で大ブレイク!木下ほうかの役者魂

7月28日の「サワコの朝」のゲストは、俳優の木下ほうかさん。16歳で映画デビューを果たし俳優として活動していたものの、長い間売れない時代が続いた木下さん。50歳になって出演したドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で妻をイビる嫌味な夫が当たり役となり、その後も様々な敵役を好演。今月から始まったドラマ「チア☆ダン」では、教頭役を務める木下さん。校長役で共演するサワコと共にブレイクまでの軌跡を辿りました。

不良のマネごとが切り開いた!?映画デビューへの道

小さい頃は近所で評判の美少年だったという木下さん。幼少期の写真を前に「立ち姿もかわいいし、決まってる」と自ら絶賛でしたが、高校に入るとその姿は豹変。パンチパーマ姿の写真が公開され「ちょっと不良のマネをしてみた」と当時を振り返りました。ですが、このマネが運命の映画との出会いに繋がることに...。大阪で不良映画を撮るという記事を見て軽はずみに応募した木下さん。それは、運命の映画・井筒監督の「ガキ帝国」。大阪を舞台に不良少年たちを描いたこの作品のオーディションで「井筒監督は、僕を見て一瞬で"にいちゃんOK"と言った」と合格の瞬間を明かしました。16歳で俳優デビューし初めて接した映画の世界。既に活躍されていた國村隼さん、大杉漣さん等、色々な人から刺激を受けたと話します。「これを職業にできるとしたら、こんないいことない」と俳優への道に進む意思を固めたそうです。しかし、演技の基礎を学ぶにも道は険しく、当時の文学座は50倍、無名塾は700倍という超難関。当時、学生演劇で関西トップを走っていた大阪芸術大学へ進学を決めました。同大学に在学していた古田新太さん、筧利夫さん、渡辺いっけいさんから影響を受けながら演技を学ぶ一方で、空手部では主将を務め優勝経験もある木下さん。縦社会が激しい空手部では"オス"しか口にできなかったそうで、映画の感想を聞かれても「オス。オス~?オスオスオスオス」とオスで全てを表現していた面白エピソードをお話してくれました。

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独特の感性から生まれた憎まれ役の美学

大学卒業後は、吉本興業が行うオーディションで数千人の応募者の中から合格者10人に選ばれ吉本興業へ入社。新喜劇に配属され、数週間で初舞台に立った木下さんは"ボケ"を受け、ズコーっとコケる演技をこなせるまでに3ヶ月要したといいます。ボケがくるタイミングに合わせてコケやすい位置に座面をずらし、同時に物音を演出するための準備をおこなう技の奥深さにサワコも興味津々!その後、25歳で吉本を退社し映画の道を歩むべく上京。映画出演以来10年ぶりになる井筒監督を頼りに手紙を送ったそうですが、その内容は驚きもの!井筒監督の映画出演を機に俳優になる決心をしたのだから、監督にも責任があると柔らか~くしたためたとか。愛情たっぷりの応援レターを井筒監督から拝受した木下さんは、俳優として下積みを続けました。ブレイクのきっかけはドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での吉瀬美智子さんの夫役。「ありえないことが起きた。多分誰かに断られたんでしょうね。撮影の近い時期に役が決まることが多いんです。」と胸中を吐露するも「僕としては凄いチャンスだから、僕に発注してよかったと思われる独自の演技をしようと嫌味っぽい不機嫌な人とかのしぐさなどをとにかく分析した」と役作りへの努力を明かしました。ドラマ「チア☆ダン」では、シングルファーザーの教頭先生役を演じる木下さん。親子のシーンが楽しみで娘役の佐久間由衣さんが本当の娘のように思えてきたとか。ダンスのシーンで捻挫をしないか心配する程憎まれ役とかけ離れた温かい素顔を見せてくれました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・ 阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!

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