MBS 毎日放送

2020年03月11日 20時30分 公開

「牛」「投げ槍」「舟を漕ぐ人」...ってどこの国? 国名の由来を徹底調査!

明石家さんまの娘・IMALUの名前の由来は、「生きてるだけで丸儲け」から「い・ま・る」と名付けられたというのは有名なエピソード。このように、人名は何かしら「由来」があるのは分かるが、「国名」にも由来があるという。そこで、3月8日(日)の「コトノハ図鑑」(MBS)では、地理に詳しい専門家を迎え、「意外と知らない国名の由来」を調査した。

「投げ槍?」
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今回の先生は、東進ハイスクール東進衛星予備校の地理講師・村瀬哲史さん。MBSの山中真アナウンサーと、辻沙穂里アナウンサーは、村瀬先生が待つ取材場所、大阪・中央区の地球儀専門店「オルビイス」を訪れた。地球儀の専門店...? 辻アナは「聞いたことがない!」と驚いていた。
早速、村瀬先生は「ヨーロッパの国名の由来」について出題した。

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画面には、「カナダ・ポーランド・イタリア・フランス・ロシア」と書かれたボードが。この5つの国名の由来は、「村・平原の国・牛・投げ槍・舟を漕ぐ人」の中にあるというが、それぞれどの国がどの由来か分かるだろうか。
「これ!投げ槍っていうのが、国名の由来になっているのですか!? 辻さんみたいに仕事を投げ槍にするって事!?」と、"ボケる"山中アナに、「もう~そんなこと言いますか!」と、一応は怒る辻アナは、「イタリアの形は、牛の足に似ていませんか?」と予想。「一般的には、イタリアは長靴にみえますよね!」と山中アナが言っても、「イタリア=牛」とした辻アナ。果たして正解なのか。
ここで、村瀬先生からヒント。
ヒント① 投げ槍が由来の国は「投げ槍を武器にしていた民族がいた国」
ヒント② 平原の国が由来の国は「ヨーロッパの中で山が少ない国」

「正解は・・・」

山中アナは、「カナダ=船を漕ぐ人」「ポーランド=平原の国」「イタリア=投げ槍」「フランス=牛」「ロシア=村」。
一方、辻アナは、「カナダ=平原の国」「ポーランド=投げ槍」「イタリア=牛」「フランス=船を漕ぐ人」「ロシア=村」としたが...
正解は・・・
・カナダ=村 (先住民が探検家に村を案内する時に発した言葉『カナダ(村)』が由来と言われている)
・ポーランド=平原の国 (平原や農地を表す言葉『ポー』が由来)
・フランス=投げ槍 (フランカと呼ばれる投げ槍が得意だった民族がいたことが由来と言われている)
・ロシア=船を漕ぐ人 (ロシアにやってきたバイキング『ルーシ』の意味とされる『船を漕ぐ人』に由来する)
そして、イタリア=牛 (イタリア南部に多くの牛が放牧されていてラテン語の『牛』が変化したと言われている)
辻アナ、「イタリア=牛」大正解。辻アナが予測した「牛の足」という理由ではなかったが、これだけ正解した。

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「アメリゴ・ヴェスプッチ!」

山中アナは、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBS)の取材で、何度もアメリカ合衆国を訪れているという。ここで、山中アナに出題された。「アメリカ合衆国」の国名の由来とは。
山中アナは「考えたことがありません!」と即答。しかし、辻アナが「私、授業で習いました!」といい、「アメリゴ・ヴェスプッチ!」と答えた。

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アメリカ合衆国の国名の由来は、アメリカ大陸を「新大陸」と提唱した探検家「アメリゴ・ヴェスプッチ」にちなんで名付けられた。このアメリカ大陸に最初に到達したのは、「クリストファー・コロンブス」だが、彼はインドと勘違いし、国名にはなることはなかった。一般的にアメリゴよりも、コロンブスの方が知られているので意外だ。

「動物の名前が由来」

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 次の取材場所は「天王寺動物園」。山中アナが「国名と関係あるのですか?」と言うと、「動物の名前が由来になっている国名があるんですよ」と村瀬先生。
まずは、「ライオン」から。ライオンの名前が由来になっている国名があるという。分かるだろうか。
正解は、「シンガポール」。
辻アナは、「マーライオン」からヒントを得て正解の「シンガポール」を導き出した。(13世紀頃、スマトラ島から狩りにきた王子が、ライオンを目撃したことから国名になったと言われている)。

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次の問題は、「マリ」。この国名の由来となった動物とは。
この時、山中アナは「元カノの名前です」と、突然の告白。局アナらしくない意外な発言でちょっと驚いた。VTRを見ていた山中アナも「えっ!ここ使われると思わなかった...」と焦っていたが・・・。
その「マリ」の由来の動物だが、正解は、「カバ」。

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13世紀に現地の「バンバラ語」でカバを意味する「マリ」という言葉が名付けられたと言われている。村瀬先生は「一見、穏やかそうに見えるが、力強い象徴」とヒントを出していたため、山中アナは「サイ」、辻アナは「ジャガー」と答えた。この問題では、正解の動物を探すために園内を散策した2人だが、そこで、辻アナは「ぎゃー!」「わあ...!」と大騒ぎしていた。
動物が大の苦手というのだ。ちょっとだけ、辻アナの印象が変わった瞬間だった。

「ネーデルランド=オランダ」

最後の取材場所は、世界の料理が味わえる「旅路Kitchen」(大阪・西区)。
まずは、マレーシア料理「ラクサ」を試食しながら、村瀬先生が問題を出した。

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「イスラム教国に多い『スタン』の意味は?」。確かに、「ウズベキスタン」「パキスタン」「アフガニスタン」など、『スタン』が多い。正解は「イスラム教国で『場所・地域』を表す言葉」。これは、山中アナがスマートに答えていた。
次の問題は「オランダ」について。「世界的にはオランダとは言わないって知っていますか」と村瀬先生。「オランダ」と言うのは日本だけで、普通は「ネーデルラント」という。村瀬先生は「低地の国を意味する言葉と言われている」と説明し、「海外の多くの国は『ネーデルラント』なのに、なぜ、日本は『オランダ』と言うのか?」と出題。
これは、ポルトガルが関係しているという。村瀬先生は「オランダにホランド地域(国の政治経済の中心地)ってあるんですよ」と言い、続けて「ポルトガル人がオランダを、『ホランド』と呼んでいたことが伝わり、『オランダ』になった」と解説した。

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最後に山中アナが「いろんな外国の方と触れ合う時に、ちょっとキッカケにもなればいいですね」と締めくくり、「そして!動物を好きになってほしいですね」と辻アナに訴えた。実は、動物園のロケ収録の合間、辻アナは「女子アナとして好感度下がりますよね...」と山中アナに耳打ちしたという。確かに...。辻アナの印象がちょっとだけ変わってしまったので、ぜひ動物好きになってほしい。

     ◇

「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

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