MBS 毎日放送

2019年12月05日 21時00分 公開

新人の清水アナ&野嶋アナが初挑戦! 「大阪マラソン」「第九」のコトノハを調査

 12月1日(日)は、大阪で2つのビッグイベントが開催された。「第9回大阪マラソン」と「1万人の第九」だ。この二大イベントに今春入社した、清水麻椰アナウンサーと野嶋紗己子アナウンサーが挑戦。そこで、12月1日(日)放送の「コトノハ図鑑」(MBS)では、3万人が参加する「大阪マラソン」と「1万人の第九」にちなんだ“コトノハ”を調査。マラソンに出走した清水アナは「地名のコトノハ」を、野嶋アナは「ドイツ語に関するコトノハ」を取材した。

1万人の第九

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 野嶋アナが参加する「1万人の第九」は、ベートーヴェンの「交響曲 第九番」を1万人で合唱。「歌詞はすべてドイツ語で暗記しなければいけない」という。そこで、番組冒頭にドイツ語で「第九」を歌唱した野嶋アナ。一緒に取材するMBSの河田直也アナウンサーから「すごいやんか!」と言われていたが、「もう...ドイツ語は本当にみたくないです...」と野嶋アナ。少々ドイツ語に嫌気がさしているようだ。
今回、そのドイツ語について「実は日常にあふれるドイツ語」と題し、徹底調査。

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 先生は、日本在住30年のドイツ人女性。大阪の富田林在住で写真家・ドイツ語通訳をしているマリアさん。
最初に河田アナが「このテーマですが...」と言い出すと、「『テーマ』という言葉がドイツ語ですね」とマリアさん。「テーマは元々ドイツ語ですよ」という。明治時代、日本が近代化を進める際に政策や憲法は「ドイツ帝国(当時)」を参考に作られた。その政策や憲法、文化などを学ぶためドイツに派遣された岩倉使節団によって、テーマ(Themenドイツ語)、やカテゴリー(Kategorie ドイツ語)、ゼミナール(Seminarドイツ語)などの言葉が入ってきたといわれている。これらは野嶋アナも言っていたが、英語由来の言葉ではなかった。

アルバイト=正社員?

 「身近な生活の中にはたくさんドイツ語がある」というとこで、野嶋アナと河田アナらはスーパーマーケットを訪れ調査を開始した。
入店するとすぐに見つけたのは「アルバイト募集」の看板。実は「アルバイト」はドイツ語というが、日本とドイツでは意味が正反対で、「ドイツ語でアルバイトというのは、『本当の仕事』。日本語では『正社員』っていったらいいのでしょうか」とマリアさん。ドイツ語では「正社員」で日本語では「非正規雇用」と、意味が全然違うのだ。
次に一行が移動したのは、お菓子コーナー。

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 そこで、見つけたのは「グミ」だ。ドイツ語で「グミGummi」の意味は「ゴム」。その昔、子どもたちの噛む力を鍛えるため「ゴム」のような硬い食感のお菓子を開発したことからドイツ語で「ゴム」を意味する「グミ」と名付けられた。

バウムクーヘン

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 「パンコーナー」で見つけたのは「バウムクーヘン」。「バウムBaumは木、 kuchenクーヘンはケーキ」を意味し、切った時の形が木の年輪に見えることが由来。ちなみに、洋菓子店「ユーハイム」の創業者カール・ユーハイムが日本に初めて「バウムクーヘン」を伝えたという。店名が創業者であるユーハイムさんの「ユーハイム」だというのは初めて知った。
このほか、「リュックサック」「ピッケル」「アルペン」などの登山用語や、医療用語の「カルテ」「レントゲン」「ギプス」などもドイツ語という。
そして、野嶋アナが「コラーゲンもドイツ語では!?語尾にgenってつくのはドイツ語です!」と言い出した。「Kollagenコラーゲン」などの「・・・gen」。ドイツ語に少し嫌気をさしていた野嶋アナだが、身近な「ドイツ語」を見つけて「これは!第九効果です!」とニッコリ。これで苦手意識がなくなったのでは?

早く42キロが過ぎます!

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 一方、「第9回大阪マラソン」に初出場の清水アナが取材したのは、「大阪マラソンのコースの地名のコトノハ」。取材に同行する山中真アナウンサーから「あと何キロ...あと何キロ...ってずっーと考えながら走るよりも、『番組でここの地名について教えてもらったなあ~』などと思い出しながら走ると、きっとより早く42キロが過ぎていくのではないかな!」と熱くアドバイス。しかし、「そうですね...」とあまり"刺さっていない"様子の清水アナだったが...

水の都

 大阪の地名について教えてくれるのは、京都先端科学大学の丸田博之教授。
最初は、スタートから3キロ地点の「天神橋」へ走って移動した清水アナと山中アナ。丸田教授は大阪の地名に多い「橋」について解説。大阪には「天神橋」のほか、「心斎橋」「淀屋橋」「天満橋」「肥後橋」「四つ橋」などなど多数ある。明治時代、大阪は『水の都』として栄え、作りが立派な橋が多く、古くから『八百八橋』と言われている。

難しい波

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 次のコースは、多くの観光客が訪れる繁華街「難波」。この「難波」について丸田教授はこう解説した。
「昔は、この辺は河内湾、海だったため満ち干きが激しく、『大変難しい波がくる』ということでした。そのため、船で移動する際「渡るのに難しい波」として有名だったことから、「難波」と呼ばれるようになったという。
 次は、「難波」の少し手前にある「船場」について。名前の由来は、この漢字から想像はつく。「船着き場があったから『船場』」。しかし、「昔は、この漢字以外の漢字がありました」という丸田教授。わかるだろうか。

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清水アナは自信満々に「銭場!」と答えていたが......ハズレ。
正解は、「洗馬」。昔の移動手段「馬」を洗う(乗り降りする)場所だったことから「洗馬」と呼ばれていた。

千日前

 次のコースは10キロを走る「千日前」へ移動。「千日前」の由来は、「埋葬された人々を供養するため『千日回向』を始めた○○○が、別名『千日寺』と呼ばれ、その前で栄えた街だから」という。
そこで、出題。「○○○」に入る場所の名前、わかるだろうか。大阪人には簡単かもしれない。馴染みのある「寺」だからだ。

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正解は、「法善寺」。法善寺の専念法師が千日間にもおよぶ念仏回向に務めたことから別名「千日寺」と呼ばれた。「法善寺」→「千日寺」→「千日前」となった。
この「法善寺」で、清水アナは「大阪マラソンの完走」を祈願した。結果、「4時間28分30秒」で見事完走。さらに、「大阪マラソン」は、毎年MBSの女性アナウンサーが挑戦してきた新人の登竜門で、彼女は歴代の先輩アナの中で最速記録を出した。「42キロは初挑戦...」と不安そうに言っていた清水アナ。完走&最速記録は、「法善寺」参拝のご利益と山中アナのアドバイスが良かったのかも?

「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

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