MBS 毎日放送

2019年11月02日 09時00分 公開

MBSの新人・野嶋アナ、超緊張の初ロケに挑む 大阪の地名の由来・ナゾなどを徹底調査!

「十三」「放出」「喜連瓜破」…これは、大阪の難読駅名である。「これが読めたらあなたは立派な関西人!」などとクイズ形式にしてランク付けするサイトが人気だが、10月27日(日)の「コトノハ図鑑」(MBS)では、「大阪人も知らない!? 大阪・地名のコトノハ」と題し、読み方だけでなく、意外と知らない大阪の地名の由来などを紹介した。「なぜ、そのような地名が付いたのか?」「名字ランキングベスト10」に入る名字の発祥の地などを徹底調査。

「通」と「筋」
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 前述した大阪の難読駅名の「十三」「放出」「喜連瓜破」は、順に「じゅうそう」「はなてん」「きれうりわり」と読む。「放出」はクイズの問題なっていることもあるので、関西圏以外の人も知っている人は多いだろう。
 そして取材は、MBSの高井美紀アナウンサーと、野嶋紗己子アナウンサー。野嶋アナは今年4月に入社した新人アナ。そして2人に「大阪の地名の由来」を教えるのは、言葉の語源に詳しい京都先端科学大学の丸田博之教授。3人で大阪の街を散策しながら「大阪の地名の由来」を探った。
 まずは、「筋」「通」について。大阪の中心部は東西が「通」、南北が「筋」が基本。しかし、そう決まっているとは限らないというのだ。「もともとは大阪城があって、そして(港がある)西へ西へと行くために街が広がる。昔は街というのは道の両側にできて発展した」と丸田教授。「通」がのびて街ができ、その街の名所に向かうために新たにできたのが「筋」という。大阪のミナミには「通」なのに「筋」という地名(清水町筋、周防町筋など)が残っている。

「新人アナ、初インタビューに挑戦」

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「道修町(どしょうまち)」は昔から薬問屋が集まる街で知られ、現在も多くの製薬会社の本社がある場所。ここで、「これ『道修町』なんと読みますか?」と新人の野嶋アナが初めてのインタビューに挑んだ。
結果は、数人の方に断られた初インタビューだった。忙しいビジネスマンの多いこの場所では簡単にインタビューに答えてくれる人はあまりいない。これが大阪の「オバチャン」の多い商店街などでインタビューすると野嶋アナも自信がついたのではないだろうか。
 さて、「道修町」の由来についてだが、丸田教授は「北山道修という医師がいた説。道修寺があったという説などから『道修町』と付いた」と解説。続けて、「問題はなぜ、"どしょうまち"と読むのか?です。道修町の『道』は長音。実は、長音は伸ばしても伸ばさなくてもいいのですよ。なので、どうしょうまち...どうしょうまち...どうしょうまち...『どしょうまち』!!」と言うと、すかさず高井アナは「バンザーイ!」と言う。「キョトーン」とする野嶋アナに、「バンザーイ!って、言ってしてほしかったの」と高井アナ。「他のエリアのアナウンサーには求められないところだと思いますが・・・」と言いながらも、撮り直しをしたのだ。大阪のテレビ局ならでのやり取りにほっこりした。

「渡辺」姓発祥の地が大阪に

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一行が次に訪れたのは、「久太郎町」にある「坐摩(いかすり)神社」。この神社は、「渡辺」姓発祥の地と呼ばれていて、神社の住所を見ると「久太郎町四丁目渡辺」と、番地が数字ではなく「渡辺」と書かれていた。
もともとは「渡しがある辺り→渡辺津」が、「渡辺」の由来。その「渡辺津」にあった坐摩神社を拠点とした源綱(みなもとのつな)が渡辺綱(わたなべのつな)に改名。「渡辺綱は武将として大変活躍した人で、『渡辺党』という水軍を作り、そこから『渡辺』という名字が全国に広がっていった。そんな由緒正しき所なので、もともとは『大阪市中央区渡辺町』だったのですが、中央区が誕生する際に町名が消えてしまった。しかしこれはもったいないということで、全国の渡辺さんが立ち上がり番地として残った」と丸田教授。

「伊達政宗」と関係がある地名

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大阪市西区にある「立売堀」。「たちうりほり」と読んでしまいそうだが、正解は「いたちぼり」。
この「立売堀」は、戦国武将の伊達政宗を「いだち」と読んだのが由来。当時、今の「立売堀」に伊達政宗の陣営が置かれていたため、「伊達堀(だてほり)」→「伊達堀(いだちほり)」となった。そして、「この辺りは材木の"立ち売り"をしていたことから、漢字を当てはめて『立売堀』となりました」と丸田教授は解説。「立売堀」は、伊達政宗の伊達と、「材木の立ち売り」のダブルミーニングがあったのだ。

道頓堀の「えびす橋」の名前にはあるヒミツが

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 阪神タイガースが優勝した時やサッカーなどの日本代表が勝利した時などによく見る映像...橋から川へ飛び込むシーン。この橋は、「戎橋」といって有名な「グリコの看板」がある道頓堀の観光名所だ。次の取材場所はここ「道頓堀」から。
 「戎橋」というのは南側に今宮戎があり、そこへ行く参道にある橋だったのだが、橋ができた時の名前は違っていた。この辺りは、かつて中座、角座など5つの芝居小屋(道頓堀五座)があり、この地で盛んだった人形浄瑠璃(今の文楽)は、人間が人形をあやつることから、以前は「あやつり橋」と呼ばれていた。しかし大阪の商業が盛んになるにつれて、戎信仰が盛んになり、「戎橋」に名称が変更されたと言われている。
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 この橋に到着した時、野嶋アナは「グリコですよ!!来たことあるんですが、人が多くて写真撮れなくて!」と急に饒舌になり大興奮。VTRを見ていた田丸一男アナらから「しゃべるようになってきたね」「後半は慣れてきたね」と。また、戎橋からの取材中、黄色の遊覧船を見た野嶋アナは「すごい!黄色の船だ!乗ったことない!乗ってみたい!」と言い出し、道頓堀川をおよそ20分かけて遊覧する「とんぼりリバークルーズ(おとな900円 税込)/こども400円(税込)」に乗船することに。
 船上では、念願の「グリコの看板」をバックに記念撮影をする野嶋アナ。これからもっと「野嶋アナらしさ」が全面にでることを期待する。

     ◇
    
「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

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