MBS 毎日放送

2019年10月28日 16時30分 公開

「ゴミパンダ」、海の「ダイヤ」「サファイア」って何? 明日誰かに言いたくなる「㊙異名」を調査!

 「お笑い怪獣」といえば明石家さんま。「森のバター」といえばアボカド。そのものの本質や特徴をひとことで言い表すのが「異名」。そこで、10月20日(日)に放送された「コトノハ図鑑」では、「行楽の秋&食欲の秋 秋を感じる異名のコトノハ」と題し、動物園と寿司店を訪れ「異名」について調査。リポーターは、MBSの関岡香アナウンサーと福島暢啓アナウンサー。「なぜそのような“異名”がついたのか?」などを徹底取材した。

動物は異名の宝庫

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 「異名」については過去に放送し、話題となったテーマだ。その回にも登場した「異名・ニックネーム辞典」の著者・杉村喜光氏と共に関岡アナと福島アナは、大阪の天王寺にある「天王寺動物園」で動物の異名について調査開始。「動物は"異名の宝庫"ですね。異名からその動物の意外な習性や人間との関わり方の歴史がわかります」と杉村氏。

「袋熊」「森の賢者」とは

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 早速、「『袋熊』と異名を持つ動物は?」と出題された。
正解は...「コアラ」。なぜ、コアラが「袋熊」というのかというと、ヨーロッパの人が初めてコアラを見た時、『熊かな?』と勘違い。そして、コアラのメスには『袋』があり、そこで子育てをすることからこの異名がついたというのだ。
この時、画面には母コアラのお腹の袋から"ちょこん"と顔をのぞかせた、可愛い赤ちゃんコアラの映像が流れていたが...残念ながら現在は天王寺動物園でコアラは見られないという。
次のクイズは、「森の賢者」。関岡アナは「あ!ピーンときた!賢いといえば人間に近いので、オラウータン!」と自信満々。一方、福島アナの答えは「賢者といえば"物知り"と思うのです。資料館などへ行くと博士役をしている生き物...フクロウだと私は思います」。

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そして、正解は...福島アナが答えた「フクロウ」。「森の賢者」はフクロウだった。その理由は「首が回って、視野が広い点やあまり動かず思慮深く見えるから」と杉村氏。また、ギリシャ神話で知性・学問を司る女神アテナがフクロウを従えていたからという説も。

「森の消防士」って?

 3問目は「森の消防士」。長い鼻がホースの役割になるはずと思ってか、関岡アナは「長い鼻から水を出す、ゾウ!」と答えていたが、園の動物専門員・棚田麻美さんは「すみません。天王寺動物園にはゾウはいないんですよ...」と申し訳無さそうに言っていた。ゾウは昨年亡くなって現在はいないという。

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 そして、「森の消防士」の異名を持つ動物だが、正解は「サイ」だった。
「本当に実際に火を消すのかどうかは分からないが、昔から焚き火などをしていると、サイがやって来て焚き火を消すという伝説があります」と杉村氏。そして、棚田さんは「サイは糞をした後、踏み潰して縄張りを示す習性があるのですが、その下にもし火があれば消すことができます」と補足した。

「ゴミパンダ」とは?

 最後の問題は「ゴミパンダ」。嬉しくない異名「ゴミパンダ」とは何の動物かわるだろうか。
正解は「アライグマ」。可愛いアニメキャラクター「ラスカル」のイメージが強いので、「えっー!?」という感じだが、アメリカでは、野生のアライグマがゴミを漁ったり、人に懐かず凶暴なうえ、感染症の原因にもなっていることから「ゴミパンダ」という異名がついた。あまり街中で見かけることはないが、絶対に素手で触ってはいけない動物であることがわかった。

「レッサーパンダ」が「パンダ」だった?

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ちなみに、関岡アナが「ゴミパンダ」だと思ったレッサーパンダの名前にも、実は秘密がある。「レッサー」というのは「小さい」という意味だが、歴史上はいまみんなが「パンダ」と呼んでいる白黒の愛らしい生き物よりも「レッサーパンダ」のほうが先に見つかっていて、その時は「レッサーパンダ」が「パンダ」と呼ばれていた。その後、白黒の動物が発見され、「レッサー(小さい)パンダ」「ジャイアント(大きい)パンダ」と呼び分けられるようになったのだが、ジャイアントパンダのほうが人気者となったため、次第にそちらが「パンダ」と呼ばれるようになってきたという、なんとも可哀そうな経緯があった・・・。

トラの異名とは?

 「百獣の王」はライオンだが、では、「トラの異名何でしょうか?」と、アナウンサー室でVTRを見ていた金山泉アナと藤林温子アナ、そして入社1年目の清水麻椰アナに出題された。
まずは、金山アナが「関西の球団!」と、スポーツ実況アナらしく"ボケた"。
次に清水アナは可愛いらしく「百獣の王子」と答え、藤林アナは「人類の姫」とした。トラなのに人類?

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正解は、「密林の王者」。縞模様がジャングルで身を潜め獲物を狙うのに役立つことから「密林の王者」と異名がついたという。

海のダイヤ、サファイア...

 海の生き物にも様々な異名がある。そこで、関岡アナと福島アナは、水族館へ出向き「海の生き物」の異名を調査・・・と思いきや、2人はホテルの高級寿司店のカウンターに座っていた。福島アナも「水族館で調査じゃないんですね」とニヤニヤ。
ここでは、「海の生き物の異名」をクイズ形式で出題され、正解すれば寿司ネタを食べられるルールで進行した。
まずは、「海のダイヤ」という異名をもつ生き物とは。関岡アナは「数の子」、福島アナは「マグロ」と答えた。

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 正解は、福島アナの「マグロ」だった。その理由は、水揚げされたマグロが高値で売買されることから漁師の間で「海のダイヤ」と呼ばれるようになったという。
次に、「海のサファイア」とは何かわかるだろうか。答えは「ホタルイカ」。夜の海に美しく輝くことから「海のサファイア」。またまた福島アナが正解した。
そして、「海の忍者」の問題では2人とも「タコ」と答えた。これは正解。擬態で隠れるのが上手なので「海の忍者」。正解してやっと寿司ネタが食べられる関岡アナは、「わあ~♪」と無邪気に大喜び。そこで、「大ベテランの嬉しそうな顔、撮ってあげて!」と叫んだ福島アナ。
爆笑してしまった。

 このほか、「海の怠け者」では、関岡アナが「あわび」と答えて正解した。あわびは動きが鈍く夜にしか活動しないのでこの異名がついた。
そして、最後の問題は「海の米」。正解したら寿司が食べられるルールに「負けた人が全額支払い」というルールが追加された。この時点で関岡アナが2ポイント、福島アナは3ポイントだった。
結果からいうと、関岡アナの負け。福島アナが「海の米」をイワシと答えて正解した。イワシは他の多くの魚のエサとなることから「海の米」という異名がついたのだ。

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 負けて全額支払いとなった関岡アナ。心の底から残念そうな表情をしていた。関岡アナは入社33年目のアナウンサー。喜怒哀楽の表情がこんなに豊かで、面白いとは。今さらだが要チェックアナウンサーだ。

「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

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