MBS 毎日放送

2019年09月11日 21時00分 公開

初々しくキュートな「ひよっこ」 MBSの新人アナウンサーが初登場

 「雀の涙」「飛ぶ鳥を落とす勢い」「鳶が鷹を生む」「立つ鳥跡を濁さず」など、“鳥”にまつわる言葉は数多くある。そこで、9月8日(日)に放送された「コトノハ図鑑」(MBS)では、鳥に関する言葉を徹底調査。さらに、今年4月に入社したばかりのキュートな「ひよっこ」新人アナウンサー2名がこの番組初登場ということで、彼女らの雰囲気や表情・話し方などを「バードウォッチング」さながらじっくり見ることに。

「そもそもなぜ、"とり"って言うの?」

20190911111145-ea7eb2177327794913e34f2d2b6c2bf83ec383f1.jpg

 「鳥」に関する言葉の取材担当は、MBSの武川智美アナウンサーと、福本晋悟アナウンサー。そして、この2人の取材VTRを見ているのが新人アナウンサーの清水麻椰アナ、野嶋紗己子アナら。今回、武川アナと福本アナに「コトノハ」を教えるのは、野鳥写真家の大橋弘一さん。大橋さんは鳥の呼び名に関する本を出すなど「鳥の言葉のスペシャリスト」という。

20190911111210-989e5875c474f2291d52eb8ab3564fd8621842a7.jpg

 まずは、年間150種類の野鳥が観察できるという「大阪南港野鳥園」へ移動した一行。そこで、早速、大橋さんが「そもそも"鳥"という言葉、なぜ 『とり』 って言うのでしょうか?」と出題した。トリ...とり...分かるだろうか。
答えは、「とる」が変化して「とり」。古くから「鳥」はとって食べる大事な存在だった。日本人にとって他の獲物よりも1番身近で、手軽に「とる」存在だったから。この問題は武川アナが「とるっていう動作じゃないですか」と即答していた。

「千鳥足」フラフラ歩いていない!?

20190911111303-3e01c5fbb65dedf14e2e316f676cb59859e97cdd.jpg

 大橋さんが「チドリの仲間で紹介したい種類がある」と言って「大膳(だいぜん)」という鳥の写真を出してきた。野鳥が観察できる場所で「写真」とはおかしな感じだが、取材したこの日は猛暑だったため「大膳」を見ることができなかったのだ。
「大膳」という鳥の名前の由来は、貴族の食事に使われたことから宮中料理を意味する「大膳」となったとう高級料理。この「大膳」の肉はとても美味しいらしい。名前の由来より「肉の味」が気になってくる。
ここで、武川アナが「千鳥足っていいますけど、あんな歩き方をするのですか?」と大橋さんに質問した。酒に酔っぱらってフラフラと歩く様子などを表す時に使う「千鳥足」。そういえば、「千鳥」の歩行する姿は見たことがない。

20190911111341-aaf72b2edd9501b2915fd00257d10c1d0bbe0ab7.jpg

 実際は、「フラフラ」とよろけた感じで歩くのではなく、「一直線にスタスタ歩いて、立ち止まって、今度は角度を変えてまた真っ直ぐ歩く...。結果的に足跡だけみるとジグザグに歩いていることになります。これを称して『千鳥足』です」と解説した。
鳥ではない、芸人の「千鳥」だが、コンビ名の由来は「酔っ払ってもいないのに酔っ払っているかのように千鳥足で歩くのが上手かったから、そこから名付けた」と思い込んでいた......が、
全然、違った。由来は「行きたかった(憧れ?)高校の通称名・千鳥」から名付けたそうだ。

「悪い鳥...」

 鳥の名前の語源には、他にも「行動」「見た目」「鳴き声」などがあるといい、まずは、「行動」から。
「トビは、"飛ぶ"という言葉からきています」と大橋さん。輪を描くように空を飛んでいる姿から「飛び」が変化して「トビ」になったという。
そして、トビに似た「タカ」は、猛々しく貴い存在だったから『貴』のタカ、『猛』など上等な扱いだったと、タカの名前の由来も解説した。

20190911111439-c1ad6bce47315f62b1456c74f72c0aa4aa84d1b5.jpg

 また、「ワシ」については、「ワシは、『悪い』という字を書いて「悪し」が、ワシになった」と説明。ワシは人間の赤ちゃんまで襲うという伝説が数多く残る鳥で、人にとって「悪い鳥」なので「悪し」が変化して「ワシ」になったという。確かに獰猛な鳥ではあるが、今はカッコいいイメージもかなりある鳥。

「目白押し」はメジロの習性

20190911111506-fb4f3945d5baaa25b7b33f4c0b5f29bf07ba373e.jpg

 次は「見た目」。「メジロ」は、目の周りに白い輪があることから「目白」とつけられた。見たままの名前だ。そこで、大橋さんが「よく使う言葉で『目白押し』がありますが、これはメジロの習性からきています」と。
メジロは、お互いがくっついて押し合うように木々になど止まることから、『人や物がぎっしり並ぶ様子』を表すようになったという。

「カッコウ~カッコウ~」

 「鳴き声」が名前の語源になった鳥といえば、思いつくのは「カッコウ」。カッコウはイギリス・ドイツ・フランスなど、海外でも鳴き声が名前になっているという。しかし、「カッコウは鳴き声がそのまんま名前になった鳥ですが、日本では、日本の言葉の歴史を辿ると『カッコウ』と呼ばれていたとは限らない時代もありました。例えば、『閑古鳥』。これは、カッコウのこと」と大橋さん。それにちなんで「閑古鳥が鳴く」の解説をした。
「閑古鳥が鳴く」→カッコウは人里離れた場所にいるため「訪れる人が少なく、ひっそりしている様子。

「法、法華経~」で布教活動

20190911111530-bc724f9dcf4bf87677756ee99eddaffc9eb8d24a.jpg

 ウグイスの鳴き声は「ホーホケキョ」。この鳥も、「鳴き声」が名前の語源というが「ホーホケキョ」と聞こえるのに「ウグイス」なのか。大橋さんは「昔はウグイスの鳴き声は、『ウーグイッ』だった」とウソのような話をし、続けて「江戸時代の後期になってある臨済宗のお坊さんが『ホーホケキョ』と聞こえた。で、『ホーホケキョ』といえば、漢字で書けば『法、法華経』。信者を増やすための布教活動として鳥さえも『法、法華経』と鳴いているんですよと、説法した」。

「ひよっこ・新人アナ」

20190911111549-1b093ddbe2bc36290aa945ed40e27ea6ccfb1a0f.jpg

 ようやくここで、新人アナウンサーの清水麻椰アナ、野嶋紗己子アナの出番。彼女らは山中真アナと共にクイズに挑戦していたが...この時、あまり人となりやハッキリとした「キャラ」は分からなかった。今後の活躍に期待したい。
このほか、「能ある鷹は爪を隠す」(優れた力を持つ者はむやみに見せびらかしたりしない)
「鶴の一声」(相談しても決まらないことが力のある人の一言で決まる)
「鳶に油揚げをさらわれる」(大事なモノを急に横取りされる)などをドラマ仕立てで解説した。

20190911111616-01a9c033df65e937f58f2438329f62979099d694.jpg

この、ドラマ仕立てで様々な「言葉」を解説するミニコーナーは、アナウンサーが怪演(?)熱演し、たまにコスプレもするので人気コーナーでもある。放送後、演技についてネットで感想を見かけるのだが......
今回は、やはりというか「新人アナ初登場!」と宣伝されていたので、ネットでは「新人ちゃん頑張ってるね」「可愛いわ」「初々し~」と、ほとんど清水アナと野嶋アナのことだった。早く、先輩アナとペアを組んで取材に出てほしいものだ。

「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

MBS動画イズムで無料見逃し配信中!
「コトノハ図鑑」では無料見逃し配信を実施しています!
過去の放送はこちらからご覧ください。

バックナンバー

番組ページ