MBS 毎日放送

2019年05月23日 16時30分 公開

元阪神タイガースの狩野恵輔が! 藤林温子アナらに「今さら聞けない〇〇」について解説!

 野球にまつわる言葉「“ゲッツー”とはどういう意味でしょうか?」と質問された20代の女性は、お笑い芸人・ダンディ坂野のギャグ「“ゲッツ!!”のことでしょう!」「三振して“ゲッツ!!”」と自信満々に答えた。野球ファンからすると「えっ!!」「そんなことも知らないんだ…」と驚きしかない。そこで、5月19日(日)に放送された「コトノハ図鑑」(MBS)では、元阪神タイガースの狩野恵輔を迎え、タイガースの聖地「阪神甲子園球場」から野球に関する「今さら聞けない野球のコトノハ 9つクイズ」を出題した。クイズに挑んだのは、MBSの金山泉アナウンサーと藤林温子アナウンサー。金山アナは、タイガース戦の中継を中心にスポーツ実況を担当しているアナウンサー。そして藤林アナは、今年、矢野燿大が監督に就任した「新生・矢野燿大タイガース」を藤林“虎子”と名乗り熱く応援している。番組冒頭から「虎子の血が騒ぎますよ!」と意気込んでいた藤林アナだが…。その結果とは?

「よし!」「それまで!」

 早速、タイガースの実況を担当する金山アナから出題された。「アメリカからきた『ベースボール』に、『野球』という日本語訳をつけたのは一体誰でしょうか?」。藤林アナは関西の局アナらしく「ペリー!」とボケたが、正解は「中馬庚(ちゅうまん かなえ)」。鹿児島出身の教育者・元野球選手で日本最初の野球指導書「野球」の著者である中馬は、「baseball(ベースボール)」を「野原で行う球遊び」→「野球」と名付けた。このほか正岡子規も「打者」「走者」「死球」などの訳をつけ日本の野球発展に大きく貢献した。続けて、金山アナは「英語が使えなかった戦時中、ストライクのことはなんと直されたでしょうか?」と出題した。
正解は「よし」。ワンストライクは「よし1本!」、ツーストライクは「よし2本!」といい、三振したら「それまで」と言っていたという。

「甲子園球場」の名前の由来

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 ここまで出題された2問のクイズは、阪神電鉄「甲子園駅」の前だった。まだ球場には入っていない。VTRを見ていた井上雅雄アナからは「甲子園球場に辿りついてないですよね?」との声がでていたが、今回は「甲子園球場を貸し切って放送します」と前ふりがあったので、見ている側も「まだ球場じゃないの?」と焦らされた感があった。そして、ようやく球場前に到着しゲストの狩野恵輔が登場。早速、狩野から出題された問題は、「甲子園球場」の『甲子園』の名前の由来とはなんでしょうか?この問題は、野球ファンでなくても名前の由来だけは知っているという人は多いと思うが...。
正解は「干支」。「甲子園球場」は、1924年に完成した。この年は、60年に1度の十干と十二支が「甲子(きのえね)」にあたる年だったため、大変縁起が良いとされこの周辺の土地を「甲子園」と名付け、球場を「甲子園球場」とした。

感動「鳥肌が立つ!!」

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 「甲子園球場は魔物が住んでいる」と俗に言われるが、映し出されたグランドの映像は独特な雰囲気が漂っていた。「わぁ~すごい!!」「すごい!!」「鳥肌が立つ!」とはしゃぐ藤林アナに、実況担当の金山アナも「もう!憧れの舞台ですよ!何度きても憧れる!」と大喜び。そして、タイガースの選手として幾度となくこのグランドで活躍した狩野でさえも「俺、やってたけども感動する」とコメントしていた。
ここで問題。「甲子園の全体を覆う屋根は『銀傘(ぎんさん)』と言いますが、球場ができた当時は別の名前で呼ばれていました。なんと呼ばれていたでしょうか?」と狩野。そこで、「金さん!」と答えたのは金山アナだった。「金さん・銀傘(ぎんさん)」から、「金さん!」と金山アナもちょっとしたボケ(?)をした。 「それ、やめてもらってもいいですか!? 1番ダメなやつ!見ている人も何人かは思いついたと思うけど...違います!」とバッサリ。元野球選手にアナウンサーのボケをツッコませるとは...。正解は「鉄傘(てつさん)」。藤林アナが答えた。戦時中、鉄不足で鉄を国に供出したため、素材を変更したのだ。ちなみに今の銀傘は4代目。
次に、野球場で選手や監督が控えているところを「ダグアウト」というが、意味はわかるだろうか。意味は、digの過去分詞形dug+outで「掘られた場所・退避壕」で、地面より1段低く作られている。ちなみに、サッカーやバレーボールは1段下がってはいない場所で選手らは待機しているので「ベンチ」と呼ぶ。
アメリカから伝わった「野球」だが、実は和製英語が多く使われているといい、解説した。
「ナイター」は「Night game」、「キャッチボール」は「Play catch」で、「トップバッター」のことは、「Lead-off man」といって「ツーベースヒット」は「Double」という。また、「ファインプレー」は正確に英語でいうと何かわかるだろうか。正解は「Beautiful catch」。

「吉幾三」!?

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 野球観戦席の「アルプススタンド」というネーミングは、ある有名アーティストの父親が最初に呼んだという。ここで藤林アナは「吉幾三さん!」と即答したが、もちろん不正解。答えは「岡本太郎」の父親・岡本一平。人気マンガ家だった一平が、※朝日新聞に「アルプススタンド」と掲載したことから「アルプススタンド」と呼ばれだしたといわれている。(※「ソノスタンドハ マタ素敵ニ高ク見エル アルプススタンドダ 上ノ方ニハ万年雪ガアリサウダ」)。さらに、「アルプススタンド」にちなみ、外野スタンドにも「ヒマラヤスタンド」と付けられが定着しなかった。

この番組はいつもはアナウンサーと見識者・知識人らが、解説などをしていて、見終わった時毎回「知らなかった!」「明日誰かに教えよう」という気持ちになる。今回出演していた狩野恵輔は、元野球選手といっても2017年まで現役だった選手だ。ユニフォームを着ていない181㌢の体格はかなり"画力"があり、普段とは雰囲気がガラッと変わり見応えがあった。

「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

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