MBS 毎日放送

2019年10月10日 20時30分 公開

外観が「ボロッボロ」過ぎる飲食店... なぜ「ボロボロ」?その「お味」とは?

 街を散策中、外観が「ボロッボロ」の飲食店を見かけたらまずこう思わないだろうか。「こんなにボロッボロでも営業?」「味は大丈夫?」。そこで、9月12日(木)放送された「メッセンジャーの〇〇は大丈夫なのか?」(MBS)では、「外観ボロッボロの飲食店 その味は大丈夫なのか?」と題して、「外観ボロッボロ」の飲食店に潜入調査。「ボロッボロ」になった理由など聞き出すため店主を直撃した。

「えっ?店なの?」

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 最初は、東京・大田区にある飲食店。画面には閑静な住宅街が映しだされていたが、程なくして想像を超えた「ボロッボロ」の飲食店が現れた。どう見ても飲食店ではない佇まい。
取材に訪れた番組スタッフも「えっ?これ店?」と驚いていた。VTRを見ていたMCのメッセンジャーらも「うわー!」「店なの!?」と騒然となった。

「創業80年の老舗蕎麦店」

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 「ボロッボロ」の飲食店は、蕎麦店「火の見庵」だった。戦前の昭和14年くらいに建てられた創業80年の老舗の蕎麦店。店主の佐藤亘良さん(64歳)は3代目。GHQの統治下に置かれ外食が制限されていた時に営業が許されていたという貴重な店。このような話しを聞くと、「ボロッボロ」の外観が、「歴史がある、風情ある店」に変換されるから不思議だ。ただ、厨房は別。年季が入っているコンロや水回りの"綺麗ではない"状態はかなり気になる。そこで、思わず「大丈夫ですか...?」とスタッフ。すぐに、店主から「大丈夫ってどういう意味?衛生的な問題とか保健所的な話しの大丈夫?」と怒りのコメントが。「大丈夫ですか?って、質問受けたのは初めてだった」と少々ご立腹の様子だった。
「オススメなにかありますか?」と注文したスタッフ。すると、店主から「ありません!」と即答。「食べ物は嗜好品だから、俺が『これがいいです』って出したら、想像と違ったらガッカリ度が大きくなるので」と。こだわりが強い方なのか?めんどくさい方なのか。

「毎日来たい」

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 スタッフは人気の「天ざる(900円 税込み)」を注文。その味は「あまり信じられないけど普通においしい蕎麦です」と感想を。また、客にも話を聞くと「週に2~3回来ます。つゆの甘さがいい。お父さんやおばあちゃんから引き継がれているんじゃないかな。来れるもんなら毎日来たい」。この蕎麦つゆは、80年間代々引き継いでいるつゆ。昔からのファンが通う人気店だった。

「綺麗にしてるつもりだけど!」

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 次の店は群馬県館林市にあるラーメン店「米屋」。一言でいえば「廃虚」のような「ボロッボロ」な店だが、この「廃虚」な感じが逆に「インスタ映え」しそうだった。
スタッフが「営業してますか?」と言いながら店内に入ると、「おもてにのれんが出てりゃ営業してんだよ!」と、店主の米田壽康さん(77歳)。

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 さらに「ラーメン屋さんで間違いないですか」とスタッフがいうと、「そうだよ!ラーメンって看板かかてんじゃねーかよ!」と。番組のナレーションでは「ちょっとややこしそうな店主が登場」と言っていたが、この後の展開が面白くなるのでは?と期待できるやり取りだった。
続けて、スタッフが「なんで外ボロボロ何ですか?」と聞くと、「どこが?あんたらはボロボロだって言ってもうちは綺麗にしてるつもりだけど!」と、ちょっと怖い表情になった店主。「まわりにお金をかけて綺麗にするとラーメンだって高くなっちゃうんだよ」。

「ラーメンの解説者だろ?」

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 店内の壁はかなりごちゃごちゃしていた。その中には、過去に店主が出演したテレビ番組の画像の貼り紙が多数あった。「(客が)貼っといたらお客さんが来るんじゃないかって協力してくれてんだよ」と店主。「これが放送されたら貼ってくれます?」という番組スタッフの問いには、「これ、深夜だろ?関西のテレビを見たからって食いに来る奴なんてほとんどいないと思う」と言い切った。また、番組MCのメッセンジャー黒田については「ラーメンの解説者だろ?」と答えた店主。関西人はおそらく大爆笑した瞬間だ。

「でたらめ書くんじゃねぇ!」

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 ごちゃごちゃした壁には芸能人のサインも飾られていた。その中に、この日のスタジオゲストに来ていたアンタッチャブルの柴田のサインがあった。しかも2つ。「サーっと書いたからさ、『でたらめ書くんじゃねぇぞ!もう1枚書け』って(書かせた)。同じように書いたから『あっ本当のサインだな』ってなった」と、柴田に対して失礼な話ではあるが、その続きはもっと失礼で面白かった。
「柴田はひどくて、『このボロ小屋で客来るんかい』って」と言われたことを根に持っているようで、「てめぇ、浮気されて問題になってんのどうなってんだよ!」と言い返した。
「関係ねーだろ!!」と柴田は激怒していたが、メッセンジャーやSKE48の須田亜香里ら出演者は大爆笑。

「オススメなし」

 本題の料理について、オススメメニューを聞くと「すすめてない。オススメはしてない」と店主。先に登場した蕎麦店の店主と同様に「人の口に合う食べ物が分かるわけない!」というのだ。
「ボロッボロ店」あるある......「オススメなし」
しかし、オススメはないが、「こだわりのメニュー」はあるという。

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 人気メニュー「トロトロチャーシュウ(1,050円 税込み)」。店主は「人気はあるんだよ。でもすすめない。赤字になるから!」とコメント。
画面には肉厚で"どデカイ"チャーシューが映しだされていた。よだれが出そうになるラーメン。盛り付けは麺の下にチャーシューを隠すように入れられていた。「麺の上に盛り付けたら『隣の人が俺もアレ!』って注文するから!」と店主がいうので、スタッフは「テレビに映しちゃいますけど、大丈夫ですか?」と心配するが、「関西だからおそらく来ないだろうから大丈夫」とのんきに返答した。

「幽霊屋敷?」

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 最後は飲食店ではなく栃木県那須郡にある「温泉旅館」。外観は今まで登場した中で1番「ボロッボロ」。廃材置き場のようだ。
この「老松温泉 喜楽旅館」の星田晴久さん(68歳)に話しを聞くと「5年前に旅館は廃業した」とのこと。現在は日帰り温泉のみ営業しているという。
早速、温泉に入るため館内に入ると、天井はなく瓦礫のようなものが階段の下にあり...まるで「幽霊屋敷」。しかし、浴場は違った。趣のある浴場だった。番組スタッフが試しに手を入れると「トロっとしててすべすべする感じ」と感想を。また、入浴客にも温泉について聞くと「毎日来てます。すーごくいいです。自分は神経痛持ちだけど、ここに入ったらだいぶ止まりました」。別の客も「温泉の質がいいですね。内蔵が弱いんですが入って良くなった」。さらに、この温泉を飲むと血糖値が下がり「糖尿病にいい」と言われているため、全国各地にこの温泉のファンがいるという。
この番組は、関西ローカル。しかも、深夜番組だが熱狂的なファン(視聴者)がいるのが特徴。なので、この関西の深夜の番組でも「見ました!」といって多くの客が訪れるだろう。2番目に登場したラーメン店「米屋」の店主は覚悟して欲しい。赤字になる「トロトロチャーシュウ」をオーダーしてもキレないで。

「メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?」はMBSで毎週木曜日よる11時56分放送中。メッセンジャーの黒田、あいはらが世の中に起こるありとあらゆることに対して、勝手に「大丈夫なのか?」とおせっかいに心配するバラエティ番組。

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