仲間を救いたいというモルジアナの強い願いに、炎のジン・アモンが答えた。 だが、眷属器を使ったモルジアナは急激な魔力の消耗により倒れてしまう。 そこへ、アル・サーメンの使者、イスナーンが亡国ムスタシムの王女ドゥニヤを連れて出現する。 アリババの事を「国土を蹂躙され、国を滅ぼされた王子」と罵る彼女の手には、カシムと同じ、闇の金属器が握られていた…。