兄さんを止めてくれ――バルバッドを奴隷産出国にしようとするアブマドの計画を止めて欲しいと言うサブマド。 君が王になれ――本物の輝きを持つシンドバッドからの重い一言。 誰かが国を救わねばならない、でもそれは自分がすることなのか。 アリババは周りからの期待とは裏腹に、己の弱さを抱え、ひとり思い悩む。 「アリババ君は勇気ある人なんだ」そう言ってくれたアラジンはまだ目を覚まさない…。