組織のリーダーは、孤独だ、といわれる。
確かに、近寄りがたい雰囲気はある。
だが、常に目標を掲げ、重い決断をしてきたリーダーたちの話を聞いてみたい、とも思う…。
ドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」は毎回、ひとりのリーダーに焦点をあて、日ごろ見ることのない素顔を浮き彫りにする番組です。
インタビュアーは、MBSアナウンサーの高井美紀。
比類なき《聞く力》で引き出すのは、リーダーたちの”自信や誇り”にとどまりません。
人心掌握術、健康法、趣味、愛読書、好きな歌、子育て論、思い出の場所、人生のターニングポイント、青春の悔恨、そして…、愛すること。
日曜日の朝、目覚めてつけたチャンネルで時には“生きる活力”を感じ、時には、“少しだけ、いつもと違う気分”で休日を過ごしてもらえたら…。
そんな願いがこめられた番組です。
上田悦子アナウンサーは、大阪市内にできたばかりの「ハイアール」や「アクア」の製品を展示するショールームに向かい、そこで杜鏡国副総裁と出会います。家電製品がずらりと並ぶ中で杜副総裁は早速、グッドデザイン賞を受賞した冷凍冷蔵庫を紹介します。その冷凍冷蔵庫の特徴を聞き入る上田アナウンサー。そして、この場所で語られたハイアールの強みとは!?
場所を大阪ビジネスパークにあるホテルニューオオタニ大阪に移します。ホテルにある中国料理店は、ハイアールの創立者、張名誉会長やM&Aをした旧三洋電機の井植元会長などとも会食をした思い出の場所だそうです。杜副総裁が、取り出した額に入れられた書には、張名誉会長の言葉が…。「現状に満足せず、次の目標に向かって精進する」という意味が込められているそうです。杜副総裁は、この言葉を胸に刻み、これまで幾多の困難に立ち向かってきし、これからも挑み続けると話します。
杜副総裁が、ハイアールに入社したきっかけや背水の陣で臨んだと話す旧三洋電機との業務提携からM&Aまでの思いや狙い、そしてコロナ禍でも業績を伸ばし続けた理由や戦略などを熱く語ります。杜副総裁の描くハイアールの未来図とは!?