■2021年2月5日

大阪市立北稜中学校

講師:村上嘉章(広報部) 中学2年生 1回目19人 2回目15人
毎日放送本社がある大阪市北区の取り組みとして、「生きる力」を育む教育を推進することを目的に、中学校へ職業講話(職業出前授業)を実施されています。
来年度から本格化する取り組みのようですが、今年はそのこけら落としとして北稜中学校で実施され、広報部の村上が伺いました。
北稜中学校はOAPの南側に位置しており、すぐ横に大川が流れる緑の多い地域です。
この日はMBS以外に通信、スポーツクラブ、広告、専門学校等10の企業や団体から講師が招かれていました。そのうち2社はリモートでの授業だったようです。

それぞれ講師は別の教室で授業をし、140人あまりの生徒は興味ある企業の話を選んで聞きに行くという形式でした。
今回MBSは「テレビニュースを伝える舞台裏」という内容で50分間、同じ授業内容で2回講義しました。
1回目は19人で男女半々、2回目は15人でそのうち女生徒12人という構成で、非常に驚きました。


京都支局に勤務する入社3年目の女性記者の働きをVTRで紹介すると共に、このVTRを制作するためにはどんな作業があってどれだけの時間がかかっているかという話もしました。
皆、熱心にメモを取って話を聞いてくれました。真剣に自分の将来を考える機会にしようという姿勢が伝わってきました。


また、私がこの仕事を選んだ理由、仕事の魅力、そして、これから未来に向かっていく中学生に私が自分の経験から最も伝えたいことを話し、最後は「挫折や失敗は未来への財産」という言葉で締めくくりました。
伝えたいことが多く、駆け足になってしまった感があり、どれだけ生徒たちに伝わったかわかりませんが、中学生への職業講話は私にとってもよい経験でした。