■2021年1月26日

京都市立大原小中学校

講師:村上嘉章(広報部) 特別講師:真田昌太郎(経営戦略室) 小学5年生 4人
大原小中学校は京都大原学院と呼ばれ、有名な大原三千院の近くにあります。名前の通り小学校と中学校が一緒になっているとのこと。
今回の出張授業は、緊急事態宣言を受けて、京都市の教育委員会の判断で実施の直前に中止となりましたが、熱心な担当の先生の希望で、日程を改めてオンライン授業で行いました。
2回目ですが、前回同様戸惑いながらの授業です。

ただ、今回は児童数が女の子3人、男の子1人の計4人という事で、みんなの名前を聞いて、こちらから名前を呼びかけてやり取りできるのは非常によかったです。

まず、講師の村上が「ニュースを伝える舞台裏」の講義を、通常番組の出演者が控室として利用する楽屋から行いました。
会議室が空いていないため苦肉の策でしたが、楽屋という普段みることのできない空間をカメラで見てもらう事が出来て、オンラインの強みを感じました。


烏丸御池にある京都支局の記者の仕事のVTRを、事前に送ったDVDで見てもらいました。烏丸御池にはみな行ったことがあるという事で、身近に感じてくれたようです。

事前に東日本大震災が起こった時、テレビ局はどのように対応したのか?という児童からの質問をいただいていました。
震災当時報道局に勤務し、現地にも取材に行った真田昌太郎に、たまたま大原小中学校の担当の先生と大学時代のクラブで先輩後輩の関係にあるという縁で、特別講師としてその当時の体験を語ってもらいました。

学校に行ってとなると真田の参加は難しく、震災取材を経験していない村上が質問の回答を準備してお話しするしかなかったので、オンライン授業の強みを生かすことができました。


6時間目だけの予定でしたが、7時間目も時間が空けてあるということで、村上がこの仕事をしていて感じた事、なぜこの仕事を選んだかなど、予定を大きくオーバーしてお話ししました。
少人数だと児童の質問もよく聞こえ、ストレスなくコミュニケーションを取ることが出来、オンライン授業の可能性を感じました。

数日後、4人の児童が授業の感想をかわいいカードを作って送ってくれました。