■2020年12月15日

京都市立桂東小学校

講師:岩波輝(海外ビジネス部)、村上嘉章(広報部) 小学5年生 78人
今回は、広報部でテレビ制作、特にドラマ制作の経験が長い村上嘉章と、現在は海外ビジネス部でMBSの番組を海外に販売し、報道局の経験も長い海外ビジネス部の岩波輝が講師を務めました。

3クラス78人の児童が体育館に集まり、「ニュースができるまで」、「テレビドラマはどうやって作られるのか」の2つのテーマについて話をしました。

私自身は小学生の前でこのような「講義」をするのは初めての経験。
普段、小学生と触れ合う機会もないため、そもそも今の小学生はテレビを見ているのか?問いかけに答えてくれるのか?という不安もありましたが、始まってみるとみんな真剣に私の話を聞き、問いかけにも素早く反応してくれて、テレビ、ニュースについて興味を持ってくれている事をとても嬉しく思いました。


今回、テレビはどのようにニュースを放送しているか、どのように情報を取り扱っているのかという事について、実際の京都支局の記者の仕事をVTRで見せながら説明をしました。
指先一つで簡単に情報が得られる今、「何かを知りたければネットを見ればいいじゃん」と思っている子たちも多かったかもしれませんが、正確な情報を伝えるためには、どれだけの手間と、確認作業が必要なのかという事が少しでも伝わっていればと思います。


講義の後半にはアナウンサー体験も行いました。
普段見る事のない大きなカメラに児童たちも興味津々の様子でしたが、いざ始まってみると時間内に原稿を読み終えられない事も多く、生放送で間違えずに原稿を読む事の難しさを体感してもらえたと思います。


2つの講義の後質問を受け付けると、次々と手が挙がり10分使っても全員の質問に答えられないほどでした。
児童からの質問の中には「原稿が用意されていない中、突然ニュースが起こったらどうするんですか?」という質問もあり、発生したニュースをすぐにでも放送につなげるため、日々訓練をしている事を伝えました。


普段、何気なく見ている4チャンネルも実際に中で働いている私たちの話を聞いて、今後少しでも親近感を持って見てくれる事を願っています。