■2020年12月1日

京都市立御所東小学校

講師:山下達彦(CM部)、村上嘉章(広報部) 小学5年生 44人
今回は、報道部や宣伝部の経験が長い山下達彦が「ニュースを伝える仕事」を、テレビ制作でドラマやグルメ情報番組のプロデューサーをしていた村上嘉章が「テレビドラマ制作の舞台裏」というテーマで授業を担当しました。
御所東小学校は文字通り京都御所の東に隣接する開校3年目の新しい小学校です。
御所南小学校の児童数の増加によって、新しく開校されたようです。校長先生も御所南小学校から来られたとのこと。教室の施設の充実ぶりは目を見張りました。

1時間目では、山下が「ニュースを伝える仕事」に関してコロナ問題をはじめ、日本の政治やアメリカの黒人差別の問題など、児童たちもよく知っていて、積極的に手を挙げて発表してくれました。


地元の記者が主人公のVTRの方がより児童が興味を持ってもらえるかと、今年11月1日にMBSマンスリーリポートで放送した「京都支局の記者に密着」のVTRを見てもらい、若い女性記者のリアルな仕事ぶりを学んでもらいました。
「ニュースはどのように制作され、どのようにわたしたちのもとに届くのか」と学習課題を持って参加し、熱心にメモを取りながらVTRを見てくれました。


アナウンサー体験では、将来アナウンサーを目指したら?と勧めたくなるような児童もいて、みなしっかり練習してきてくれたのがよくわかりました。


2時間目は、「テレビドラマはどうやって作られるのか」という内容で講義しました。
今年4月4日に放送された村上自身が企画した2時間サスペンスドラマ「鉄道警察官捜査ファイル」の制作の舞台裏を紹介するVTRを見てもらいました。


児童の数人が、このドラマを放送で見たと言ってくれて、講義にも力が入ります。
色んな職種のスタッフが、一本のドラマを制作するために力を合わせている話をしましたが、将来の職業についての学習も始めているようで、少しでも今日の話が参考になればうれしいです。
先生も児童もとても活気ある小学校で、我々も元気をもらいました。