脚本:前田司郎 演出:藤原知之
(ゲスト)東風万智子、黄川田将也、佐藤二朗
清水家の女主人・恒子(宍戸美和公)が死んだ。葬式でひとり息子・信太郎(黄川田将也)は泣いてばかりで参列者は皆、呆れている。七瀬(木南晴夏)が信太郎の心を読んだところ、彼は極度のマザコンで母親にはげしく依存していた。
恒子は信太郎の妻・幸江(東風万智子)にいつもきつく当たり、信太郎にも幸江よりも恒子がいないと何もできないと思い込ませていた。
静かな葬式の席だが、実は心の中では皆様々な考えを巡らせている。参列者の様々な心の声を聞いていた七瀬は、そこに思いがけない声をキャッチし戦慄を覚える……