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陶芸家
頭にはターバンを巻き耳にはシルバーのピアス。およそ陶芸家らしくないスタイルで作品を作り続ける異色の陶芸家・青木良太31歳。「陶芸で日本代表になる!」と岐阜県の山間にあるアトリエの壁には日の丸を貼り、ラップミュージックの爆音を鳴らしながら土をこねる。
青木の作品は繊細なフォルムに加えて、一見何で出来ているのかわからない不可思議な質感を放つ。時に金属やガラス・岩のようにも見えるが、元は全て「土」から焼き上げたモノだ。器の表情を決める釉薬へのこだわりは半端無く、年間2万5000種類ものテストを重ね、「青木流」のスタイリッシュな器を完成させていく。
今や、陶芸界の枠を超えて現代アートやファッション誌までもが注目する存在に成長した青木はこの夏、ついにNYでの初個展のチャンスを掴み海を渡った!
青木は言う―「誰も見たことの無い、美しいものを見たい」無限の好奇心に導かれノンストップで器を生み出し続ける“陶芸界のCOOL JAPAN”の9ヶ月間に密着した。
演出:青柳朋子
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:榎本茂義、西雄一、水谷奨
音効:大庭秀夫
制作協力:TBS VISION
プロデューサー:天野裕士、上野大介
(仕事場に日の丸を飾るのは)
日本代表目指して。
陶芸で世界にメイド・イン・ジャパンを
持って行こうと思って。
世界のアート・シーンで戦いたい。
どんどん攻めていきます
見た人を
びっくりさせたいですよね。
僕もびっくりしたいです。
今までの陶芸じゃないものを見たいなぁ、と…。
ほんと遊んでるようなもんですもん…これ。
仕事してる感はあんまりなくて…、
好きなもん作ってるだけですもん。
(わずか0.2gの調合の違いを試しながら)
(陶芸の道に進むと決めたのは?)
土触った瞬間に、
「うわっ、これしかない!」って瞬間があったんですね。
今までいろいろやってきた中でも
一番の衝撃があって。
いろいろ遊んで来たんで、
遊ぶのをこれから一切止めて、これだけに集中しよう、
陶芸と心中しよう!って、その時決めて。
そこからはがむしゃらにやってますね。
止まりたくないですもんね、
新しいものが見たいので。
(トレードマークのターバンの中、頭の中は)
モヤモヤしてます。フフフ。
やりたいことは、これとこれとこれです、って。
▼わずか0.2gずつ配合を変えて実験。いい感じの輝きが。「遊んでいるようなもん。好きなもん作ってるだけ」(23:12)122クリック
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