社会問題化する孤独死とともにクローズアップされてきた遺品整理会社。このドラマはそんな遺品整理の専門会社で働く谷崎藍子を主人公に、ただ遺品を片付けるだけでなく、遺品の整理をしながら、故人の人柄、生活、価値観を判断し、遺族との切れかかった絆を結びなおしてゆくヒューマンサスペンス。
マンションの浴室で事故死に見せかけて殺された男性。年の離れた妻が殺害を認め、事件は解決したかに思われた。が、遺品整理のプロ・谷崎藍子の手により、遺品の中から別の犯人の影が浮かぶ。遺品を手がかりに兄と弟の確執を暴いてゆくことになる藍子。48年前の幼い頃の記憶。その真実に藍子が迫る時、藍子にも魔の手が…。