2021年12月11日(土)ちゃやまちキャンサーフォーラムをオンラインで開催しました。7回目となる今年はAYA世代(15~39歳で発症)のがんについて「まず知ろう」と企画。阪神タイガースの原口文仁選手(26歳で大腸がんを経験)と、元SKE48の矢方美紀さん(25歳で乳がんを経験)を特別ゲストに迎えトークセッションを開催しました。
どの世代でがんを経験しても、ご本人や家族の生活は一変します。とりわけAYA世代では人生の節目となる様々なできごと(進学、就職、恋愛、結婚など)と重なる可能性が高く、社会的な支援や理解が必要です。
セッションの最後にはMBSの代表取締役社長の虫明洋一も自身が37歳でがんを経験した元AYA世代であることを話しました。活動を通じて、共感、理解、共鳴の輪が広がるきっかけになれば嬉しいです。
また、メインのセッション以外に乳がん治療で今後本格的に導入される「オンコタイプDX」という検査の詳細を専門医が解説する医療セミナーと、新型コロナのワクチンや治療薬が、がん患者さんにどのような影響が考えられるのか疫学の専門家による丁寧な分析を紹介するセミナーも企画しました。全てのセミナーとセッションはアーカイブ動画で視聴できます。
https://www.mbs.jp/joc/forum2021/
放送以外でも有用な情報を必要とする人に届くように、これからも活動を続けてまいります。