久光製薬カルチャー・スペシャル　「アントニーとクレオパトラ」

久光製薬カルチャー・スペシャル
「アントニーとクレオパトラ」

■公演について

彩の国シェイクスピア・シリーズ第２４弾は、政治と情熱に突き動かされた悲劇『アントニーとクレオパトラ』を上演する運びとなりました。カリスマ的なローマの武将アントニーが巨大な権力と名声を犠牲にしてまで、エジプトの女王クレオパトラに愛をささげる物語。これまで、シェイクスピア・シリーズの作品は国内だけでなく英国・ロンドンや米国・ニューヨークなど海外公演でも評価が高く、今回の『アントニーとクレオパトラ』では、演出・蜷川幸雄氏も初めてとなる韓国公演が決定しております。

マーク・アントニー役には、ニナガワシェイクスピアでその実力を十二分に発揮し、海外公演での評価も高い吉田鋼太郎。クレオパトラ役には、宝塚を退団して以降、主演舞台に立ち続けさらに飛躍している安蘭けいが、初めての蜷川作品、初めてのシェイクスピア作品に挑みます。

世界のニナガワならではの魅力的なキャストによる、『アントニーとクレオパトラ』にどうぞご期待ください。

■ストーリー

紀元前４０年のローマ帝国。ジュリアス・シーザーが暗殺され権力を握るローマ帝国の武将アントニーは、今ではエジプトの女王クレオパトラの色香の虜となり、周囲の者をあきれさせている。そこに、妻のファルヴィアが、同じくローマの武将であるオクテイヴィアス・シーザーとの戦いに負けたあと、病死したという知らせが入る。アントニーの心は揺れるが、ポンペイがローマに対して宣戦を布告したとあっては、座視することもならず、クレオパトラの嘆願も振り切って、ローマへ帰る。
亡き妻が起こした戦争で気まずくなったシーザーとの仲を修復しようと、アントニーはシーザーの姉オクテイヴィアとの結婚に踏み切る。こうして、アントニーはシーザーと和解して、ポンペイとの戦いに備える。
やがて、ポンペイと三執政官のあいだで和議が整い、ポンペイの船上で盛大な宴会が開かれるが平和は続かなかった。シーザーはレピダスと組んでポンペイに戦いをしかけ、打ち破る。その上、レピダスを監禁し、全世界の覇権を手にしようともくろんでいた。アントニーはシーザーの専横ぶりが許せない。せっかく仲直りしたシーザーとアントニーの戦いが始まる。アントニーは昔ながらの一騎打ちを挑むが、シーザーに拒否され、かえって海での戦い挑まれる。クレオパトラとアントニーは、周囲の反対を押し切って、あきらかに不利な海戦を選ぶが、戦場でのクレオパトラは子供同然で帆を翻して逃げ出してしまい、アントニーもそのあとを追ったため、一気に勝負はついた。
アントニーとクレオパトラは、シーザーに嘆願の使者を送るが、シーザーはクレオパトラの嘆願にだけ耳を傾けない。クレオパトラのもとに、シーザーの要求を伝える使者がやってくると、クレオパトラはシーザーを神と呼び、卑屈に媚びる。それを知った、アントニーは憤りながらも、自分の凋落を予感する。そして、最後の力をふりしぼって、シーザーとの戦いにすべてを賭ける。
劣勢ながらアントニーの軍勢は善戦したが、前回同様、エジプト船の敵前逃亡のために敗れ去る。二度にわたる裏切りに怒り狂ったアントニーは、クレオパトラにあらんかぎりの悪態をつく。クレオパトラはアントニーの愛を取り戻そうと、霊廟に閉じこもり、自殺したとアントニーに告げさせる。それを聞いたアントニーは、もはや最後と覚悟を決め、あとを追って自決を試みたが、剣が急所を外れ、死にきれない。従者たちの手でクレオパトラのいる霊廟に運ばれ、女王の腕の中で息絶える。
アントニーの死を知ると、シーザーはクレオパトラに使者を送り、女王にふさわしい扱いの約束を伝えるが、クレオパトラは、自分をローマ凱旋の見せ物にしようというシーザーの魂胆を見抜いていた。女王の正装に身を包むと、ひそかに差し入れさせた毒蛇に、胸を噛ませて死ぬ。

■１０／１６（日）特別番組放送決定

１０月１６日(日)に「アントニーとクレオパトラ」の特別番組を放送することが決定しました。番組では同埼玉公演に密着し、連日の稽古や俳優･スタッフの姿を通して、この舞台の魅力を伝えます。

タイトル：タイトル：「アントニーとクレオパトラ」
　　　　　　～演出家・蜷川幸雄が描くシェイクスピア最新作～
放送日　：10月16日(日) ＭＢＳ系　27:05～27:59
　　　　　※都合により変更になる場合があります｡予めご了承ください｡

決して見ることが出来ない完成までのプロセスや舞台裏に密着し「アントニーとクレオパトラ」の見所を紹介します。お見逃しなく。

■概要

演出

蜷川幸雄

作

Ｗ・シェイクスピア

翻訳

松岡和子

出演

吉田鋼太郎　安蘭けい　池内博之
橋本じゅん　中川安奈　熊谷真実　他

開場

各回開演の30分前

会場

イオン化粧品シアターＢＲＡＶＡ！

公演日程
2011年
10月28日(金)
～31日(月)

開演	10/28 (金)	10/29 (土)	10/30 (日）	10/31 (月)
13:00		○		○
14:00			○
18:30	○	★
★：公演終了後、吉田鋼太郎、安蘭けいによるアフタートークあり。該当公演のチケットをお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけます。なお、出演者は変更になる場合がございますので、ご了承下さい。

料金

S席12000円　A席9500円（全席指定・税込）
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

主催

梅田芸術劇場／毎日放送／グリークス

特別協賛

久光製薬株式会社

制作

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団／ホリプロ

企画

彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会

■当日券について

当日券は、開演の１時間前から劇場正面にて販売いたします。
　※予定枚数が終了次第販売は終了させて頂きます。

＜お問い合わせ＞　梅田芸術劇場０６－６３７７－３８８８

■チケット情報

BRAVA!Webﾁｹｯﾄ
会員先行【抽選】

2011年7月1日(金)12:00～4日(月)18:00
※お申込には会員登録が必要です。ご登録はこちら！

BRAVA!Club α
会員先行【抽選】

2011年6月27日(月)～7月1日(金)受付

一般発売

2011年8月6日（土）10:00～

プレイガイド

グリークス	06-6966-6555	オペレーター対応（10:00～18:00） 8/7（日）以降　土日祝休
チケットぴあ	0570-02-9530	初日特電(10:00～18:00)
チケットぴあ	0570-02-9999	Pコード412-958
ローソンチケット	0570-08-4657	初日特電(10:00～18:00)
	0570-08-4005	Lコード51766
	0570-00-0407	オペレーター対応 (10:00～20:00)
CNプレイガイド	0570-03-9922	初日特電(10:00～18:00)
CNプレイガイド	0570-08-9999	8/7(日)以降オペレーター対応 (10:00～18:00)
e+（イープラス）	http://eplus.jp/
梅田芸術劇場オンラインチケット	ご購入はこちら	8/7(日)以降
BRAVA!Webチケット	ご登録・ご購入はこちら
梅田芸術劇場	窓口のみ	8/7(日)以降 10:00～18:00
イオン化粧品シアターＢＲＡＶＡ！	窓口のみ	8/7(日)以降 11:00～18:00
ＭＢＳ Goods Shop	窓口のみ	8/7(日)以降 11:00～18:00
※0570で始まる電話番号は一部携帯電話・ＰＨＳ・ＩＰ電話・ダイヤル回線からのご利用はできません。

■お問合せ

お問合せ

梅田芸術劇場　　06-6377-3888

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