余命1ヶ月の花嫁
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ストーリー
公演について
2007年5月にTBS系列にて放送した、24歳のがん患者、長島千恵さんのドキュメンタリー「余命1ヶ月の花嫁」は、大反響を巻き起こしました。
乳がんが発見されたあとも、生きること、夢を追いかけること、人を愛することに懸命だった千恵さんと、彼女に影響されながらも支えになった、恋人の太郎さん、父親、友人たちの姿が視聴者の心を打ったのです。
その様子はドキュメンタリー本として、TBS樫本記者の目線で出版、ベストセラーとなりました。遺族、友人、何より恋人の太郎さんは、千恵さんの遺志「若い女性の人に、一人でも多く乳がん検診を受けて、早期発見をしてほしい」という思いを受け、乳がん検診キャンペーンを始めました。
そんな思いの輪を広げる展開として、2009年5月には映画が公開。日本中の人が、感動に包まれました。
そして2010年初夏、舞台化が決定致しました。
一人の女性がどう「生きた」のか。
生の舞台だからこそ伝えられる静かな、しかし強いメッセージを発信していきます。

ストーリー
余命1ヶ月の花嫁 イベントコンパニオンの仕事をしていた千恵。あるとき胸のしこりに気付き、病院で検査を受ける。診断結果は「乳がん」だった。ちょうどその頃、千恵はイベント会場で太郎と出会い、交際を申し込まれる。涙を流しながら乳がんであることを告白するが、太郎は「一緒に頑張ろう」と励まし、交際がスタートした。抗がん剤治療にも、千恵は辛さを周りに見せず仕事と治療に励んだ。しかし、治療は思うようにいかず、乳房の切除を迫られた。千恵は太郎に「おっぱいの無い彼女でいいの?他にも女の子はいるじゃない」と迫る。しかし、そんな千恵に太郎は告げる。「胸が無くても、髪がなくても、千恵が千恵でいるならそれでいい」。太郎に励まされ、前を向いて歩み始めた千恵。しかし、再び病魔が彼女を襲う。体調を崩した千恵は再び入院、がん再発を告げられた。治ると信じて闘病を続けていた千恵だったが、がんの勢いはすさまじかった。わずかの間に肺などに転移し、呼吸には酸素マスクが必要になった。そして間もなく、家族に「余命」が告げられた。残された時間を知らない千恵だったが、病室で友人に「秘かに抱いた願い」を打ちあける。それは「ウェディングドレスを着ること」。友人たちと太郎は千恵に最高の思い出を作ってあげようと、サプライズの結婚式を計画した。そして、式の当日。体調が悪かった千恵に奇蹟が起きる・・・。
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