演劇界のみならずテレビ・映画に引っ張りだこの宮藤官九郎が、
“笑い”にこだわって作り上げた傑作舞台「春子ブックセンター」。
この作品を、「SMAP×SMAP」「めちゃイケ」「ブスの瞳に恋してる」
などで知られる人気放送作家・鈴木おさむが演出。
出演は人気お笑い芸人や、ドラマ・映画・舞台とマルチに活躍する俳優たち。
さあ、どんな“笑い”の渦が生まれるか、乞うご期待!
舞台は、とあるひなびた温泉街にあるストリップ劇場の楽屋。
まだ皆には知らされていないが、この日をもって劇場は閉館することになっている。
楽屋の世話係として働く春子のもとに、東京からお笑いタレント「本宮ブック」が現れる。
実は二人はかつて一世を風靡したトリオ漫才「春子ブックセンター」のメンバーだった。
リーダーだった春子は、とある事件で突如芸能界から姿を消し、その後は自らの人生自体で
“ボケ”を演じ続けていたのだった。
自分の芸に自信が持てないブックと、彼のマネージャーに転身したセンターは、
「再結成でもう一花咲かせよう」と春子にもちかける。
楽屋は劇場出演者を交えた大喜利となるが、えてして笑いの素人の方が大ウケだったりする。
果たして「春子ブックセンター」の復活はなるのか?
一方、突如クビを言い渡されたストリッパーたちは、明日からどうやって生きていけばいいのか?
「“笑い”って何?」をテーマに、登場人物の悲喜こもごものドラマを交えてお贈りするコメディです。
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