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前田 阿希子アナウンサーのブログ

ひみつのアッコどん

招徳酒造

更新:2010年12月24日
今回あっこに行きたいでご紹介したのは
月の桂さんと同じく京都・伏見にある蔵招徳酒造。
この商品をご覧ください!


この可愛いデザインみて、ちょっと日本酒の男っぽいイメージとは違いますよね?

招徳酒造は20代〜30代の若手のスタッフさんが元気な蔵。
お父さんの飲み物!という今までのイメージを変え
若い人にも日本酒を飲んでもらおうとアイデアを出し合っているんです。

そのシンボル的な存在になっているのが
蔵の杜氏(お酒造りのリーダーです)、大塚真帆杜氏。

今年35歳。実は最近お母さんになられた、
フンワリ優しい雰囲気が魅力的な女性杜氏さんです。

大塚真帆杜氏。招徳の代表ブランド『花洛』を持って。

大塚さんは京都大学の農学部でお米の研究をされていたんですがそれはあくまでも研究。
日本酒業界に進んだ理由は
たまたま古本屋さんで目にした一冊の古本。
『うまい日本酒がのみたい』
これや!と思って日本酒業界に就職を希望したんです。
(日本酒をはもちろんお好きだったようですが)

もちろんエントリーシートを書いて会社に送って…という
就職活動ではあるはずもなく、
はがきを書いては送り、書いては送りするものの
ほとんど返ってこず…

やっと返ってきた蔵には直接足を運んでみるもののなかなかうまくいかず。
それでもあきらめなかった時、招徳酒造に出会ったそうです。

蔵のスタッフとして招徳酒造に入り、
お酒造りを当時の杜氏さんに習い5年。
杜氏さんの引退に伴い、大塚さんが杜氏となりました。


でも大塚さん?
女性ですし大量のお米や水を扱うお酒造りはかなりしんどいのでは?

と聞いたんですが、

『しんどいと思ったこと全くないんですよねぇ。
 あ…機械が苦手だからそれが大変です(笑)』


実は大塚さん、学生時代は柔道をしていたんだとか。
う〜ん…華奢な外見からは想像できないたくましさです。


逆に女性ならではの利点はあるんですか?

その利点はこのラベルです。
このかわいらしいデザインは大塚さんによるもの。
ラベルのデザインを業者に発注しにいったものの
あれこれ口出ししていたら「大塚さん、やったらよろしいやん」て言われたんですって(笑)

こちらは新聞紙にくるまれたお酒。
よ〜く見ると、実はお手製の新聞紙。
そのお酒に合うお料理やお酒の造り方が載っています。
四コマまで載っています。

新聞紙でくるまれた『まろやか純米』
純米酒へのこだわり、オススメお酒の肴が満載!

作者?

もちろん大塚杜氏です。

伏見の軟水を活かした柔らかく上品な味わいも
女性杜氏さんの優しさが表れているようです。
新しくて、はんなりした招徳酒造のお酒です。

こちらが『花洛』
花の都という意味を持つこちらの一本は女性の書道家の書と大塚さんのデザインがなんとも雅!

月の桂

更新:2010年12月24日
ラジオ『たびぐみ』のコーナー『あっこに行きたい!』ではこれまで
私のお勧めの食べ物やスポットをご紹介してきましたが
もうすっかり季節は冬!となれば日本酒のしぼりたてがおいしい時期になってきました。
ですからご紹介するのは、少しずつ皆さんに素敵な日本酒や蔵をご紹介していけたらなぁと思います。
その第一弾は以前にお邪魔したこともある大好きな蔵です。
このコラムでも1度ご紹介しましたが改めて。


京都・伏見にあります月の桂さん。
創業は1675年という京都伏見でも一番古い酒蔵です。
蔵では蔵人と呼ばれるお酒を造る人がいますが
杜氏というお酒造りの親方を筆頭に6人の蔵人がお酒を造っています。

45年分の古酒はこのように陶磁器のカメで保存されています。管理が難しいためこれだけ保存しているのは全国的にも珍しいんだそう。

月の桂の蔵元増田徳兵衛さん。とってもダンディで面白い方です。

にごり酒を日本で初めて造った蔵であり、
陶磁器1000本にもおよぶ古酒(45年前から毎年仕込まれて保存されるんですって!)が
保管されていたりと、本当に歴史を感じる蔵なんですが
それだけが蔵の魅力じゃございません!

しぼりたての新酒をいただいてしまいました!

ブドウのような香り…タンク一杯頂いてしまいたい…

こちらがその新しい魅力の一つ、
『吃驚仰天(びっくりぎょうてん)』!
通常の日本酒の半分くらい、8%という低アルコール。

180mlのオシャレなブルーの小瓶。
可愛い見た目ですがお米100パーセントの純米酒です。

開けると…プシュッ!っとさわやかな音!

グラスに注ぐと…にごり酒ですがシャンパンのように微発泡しています。

味は…


吃驚仰天!!


ヨーグルトのような…乳酸菌飲料のようなさわやかな味!!微発泡〜!シュワシュワ〜!
甘すぎないので食中にもいただけそう。
蔵元さんのオススメは生のフルーツをいれたフルーツカクテルに
裏ワザは、なんと少し凍らせて、シャーベット状にしていただくことなんだとか!

若い方、普段あまり日本酒を飲まれない方にも飲んでほしい。
そんな想いから生まれた『吃驚仰天』
日本のみならず、上海やアメリカでも支持を得ているんだそうです。
歴史を感じるだけでなく
常に新しいものを生み出す、素敵な蔵でした。

これが『吃驚仰天』!シャンパングラスで頂くのが似合うオシャレな一本です。

伏見にゆかりのある坂本竜馬も月の桂にかかればこんなに可愛く

鉄道バー

更新:2010年12月24日
今回もたびぐみの取材でちょっとかわった場所にお邪魔しました。

その名も…鉄道バー『ドクターイエロー』

店長さんと、店長さん特製の『ドクターイエローケーキ』!
マンゴー味のムース。女子メンバーの前にあっという間に消えました。

店内に何台も掲げられた大きなビジョン。ずっと運転席からの映像が流れています。

新幹線の点検をする車両がドクターイエローだそうで
めったにお目にかかれないため見ると幸運が訪れるというおまじないもあるんですって。

たびぐみを担当して、初めて知りました。
鉄道って本当に奥が深い。というか以外と周りの方もドクターイエローはご存じで
私が世間知らずだっただけなのかしら?常識でしょうか??
鉄道の番組を担当すると常識とマニアックの境目がよくわからなくなります(笑)


さて、そんな『ドクターイエロー』という鉄道バーですが
こちらはもともとはスポーツバー。
店長の網島さんが野球好きで
勤めていた会社を辞めて始めたスポーツバーの
シーズンオフにできることはないかと始めたんだそうです。

店内には網島さんお手製のNゲージが設置され
眺めながらお酒をいただくことはもちろん、運転することだってできます!

私、今回初めて運転させてもらいましたが
運転も面白いけど、Nゲージの中が無茶苦茶よくできてるんですね!
中の座席も完璧に作られていますし電気もついてるし
ハマりだすと奥深くまでのめり込んじゃうのも分からなくもないですねぇ…

鉄道バー。鉄道初心者の私もまたプラッと走らせにいきたいもんです。

これが店長自慢のNゲージ!運転だってできます。なぜに『なは』…?

たびぐみスタッフも夢中!

今井食堂

更新:2010年12月21日
あっこに行きたい!を今回で3回目です。

今まで2回は京都の大好きな和菓子、パン屋さんのラスクと
『甘いもの』をご紹介してきましたが
今回は初の『ご飯もの』です。


45年学生に愛されてきた鯖の煮もの『鯖煮』です。

さば煮です。本当はもっと醤油がしゅんだ画像があったのに間違って消しちゃいました…ここからコトコト3日間煮込むんです

どうです?よく味がしゅんでそうでしょ??

それもそのはず、実は炊きあがるまでが3日間!
さらに言えば45年間、タレを継ぎ足し継ぎ足して
煮込んでいるさば煮なんです。

材料はシンプルに、鯖・醤油・お酒・みりん・お砂糖のみ。
臭み抜きの生姜も入れませんが
まったく臭みがなく、骨まで軟らかでホロホロなんです。

こちらの鯖煮を出しているのは京都の上賀茂神社のすぐお隣りにある今井食堂さん。
上賀茂神社に向かって左手に細く伸びる脇道があります。
この脇道にそって一列に民家が並んでいるんですが
その中に一軒、
軒先に白い暖簾が掛かっているところがあります。それが今井食堂さん。
暖簾にも大きな文字で
『さば煮 食堂 今井』
とだけ書かれています。ザ・シンプル。

今井食堂。上賀茂神社の左の細い路地に面しています

ご主人は今井加代司さん65歳。
元気な奥様と一緒に営んでいらっしゃいます。

ご主人の今井加代司さんと奥さま。学生さんのお父さん、お母さん的存在です。お話があったかいんだなぁ…☆

もともとは今井さんのお母さんが戦後まもなくうどん屋さんとして開業されたのですが
メニューはうどんの他はフライなどの揚げ物がほとんど。
するとある学生のお客さんがいいました。
『おっちゃん、さば煮とか食べたいなぁ…』
人がいい今井さん、お客さんに喜んでもらいたくてさば煮を作ることにしました。
でもレシピもないためまずはご自身の勘を頼りに作り
一日煮込んだ鯖をお客さんの学生に食べてもらいました。

『どうや?』
『ちょっと生臭いなぁ』

よっしゃ、もう一日炊いてみよう。
2日間炊いた鯖を出しました。

『どうや?』
『もうちょっとやなぁ』

それやったら!と今井さん、
さらにもう一日煮込み、三日間炊きこんだ鯖を出しました。

『どうや?』
『おっちゃん!これこれ!これやわ』

お客さんは大絶賛!
こうして3日間炊き上げる今井食堂のさば煮の基本が出来上がりました。
そこからもお客さんが『ちょっとしょっぱいな』
といえばお砂糖を増やすなどの微調整していき、今のさば煮が生まれたというわけです。

こちらのさば煮を定食でお願いすると、
レトロな銀のお皿に鯖煮が三切れと
大盛りのホコホコのご飯、ダシから取ったお揚げの味噌汁。
ご主人が漬けた季節の野菜の漬物がついて680円とボリュームたっぷりです。

これがさば煮定食!しまった…さば煮を先に2切れ頂いてしまいました…お箸がとまりませんでした

上賀茂神社参拝の時には是非とも食べていただきたいなぁ…

マイスター

更新:2010年12月21日
前田阿希子のあっこにいきたい!

毎週水曜夕方6時半から放送中のラジオ『たびぐみ とっておき旅ラジオ』
番組後半のコーナー『あっこに行きたい』で
毎回私のおすすめスポットや大好きな逸品をご紹介しています。

そこで2回目にご紹介した逸品がこちら,
京都一条商店街の中にあるパン屋さん『マイスター鈴木』さんのこの逸品!

食パンじじいのクロクロラスクです。


見た目は、「美味しそう〜!」とはなりにくい黒さ加減ではありますが(笑)
まずは食べてみてくださいって!

カリっサクっ…!!
焦がしバターの高級感あふれるいい香り…お砂糖の優しい甘さ。
もう一つ、もう一つと手が止まりません。
あぁ…一口サイズのあなたが憎い。

こちらの名前がまた個性的
『妖怪じじいのくろくろラスク』

黒さの秘密は竹炭。
竹炭パウダーを練りこんだ食パンを一口サイズにカットして
そこにお砂糖をまぶし、上から焦がしバターをかけ、
これを何度もくり返して香ばしくカリカリに焼きあげていくんです。

以前このコラムでもご紹介したのですが
実はこの『マイスター鈴木』さんは

マイスターのみなさん。アットホームな雰囲気とおいしいパンが大好きです

私が大学生の頃にずっとアルバイトさせてもらった思い出のパン屋さんです。
何せパンが好きだった私は、
近所に発見した、大好きなパン屋さんのパンが毎日食べたくて
アルバイトさせてもらっていたんです(笑)
美味しくて安全なものを食べてほしい。
その思いはまっすぐで
パン作り専門の先生に定期的にお店に来てもらい、勉強されています。
食パンが美味しい店があると聞けばそこのご主人にノウハウを聞いたり
常においしさを進化させようと心がけていらっしゃいます。
だから何を食べても抜群に美味しい!

そんなマイスターさんが作った『食パンじじいのくろくろラスク』

変わった名前はこのマイスター鈴木さんのある一条商店街に由来します。
一条商店街は平安時代、百鬼夜行の
(夜になると古くなった物が妖怪になり街を練り歩くこと)
舞台になった一条通りに作られた商店街で
それに因んで別名『妖怪ストリート』と言われています。
この商店街のお店の店先にはいつも
そのお店に因んだ妖怪のオブジェが置かれていたり

商店街には…ホラっ!妖怪がいますよ

イベントやお祭りも行われているんです。
ちょっと散策するにも面白い場所なんです。

観光地もいいのですが時間に余裕のあるときは
こんな商店街をぷらっとしてみるのもいいものですよ〜。

一条通り商店街、ぷらり歩きにお勧めのお店。大好きなお漬物屋さん「きたの」さんです。お漬物絶品!


お漬物屋・「きたの」の皆さんです。お邪魔するとついついおしゃべりがとまりません



プロフィール

前田 阿希子Photo
名前:前田 阿希子
生年月日:1983年12月6日
入社年:2006年
出身都道府県:三重県
出身大学:立命館大学
趣味:日本酒に関することなら何でも、美味しいお店探し、いい香りのするもの集め
何でもひとこと:大好きなものは日本酒です。(利き酒師の資格あり)コラムを書かせていただいている程の日本酒好きで、休日に日本酒の蔵巡りをするのが最高のリフレッシュ。パンも大好きで、パン屋さんでアルバイトしていたことで、『ちちんぷいぷい』でパン屋さんを紹介するコーナーも担当しました。あら??何だか、好きが直結する仕事が多いような…(笑)これからもっともっと『世界』に視野を広げて、皆さんに素敵なモノ・コトをお伝えできるよう頑張ります!

担当番組


前田 阿希子アナが武川 智美アナを30秒で紹介します!