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河田 直也アナウンサーのブログ

おもしろきこともなき世をおもしろく

あしたのジョー

更新:2011年2月8日
入社して十数年、ありがたいことに今までいろんな仕事をさせてもらいましたが、
このたび過去に経験したことがない、初めての仕事にチャレンジしてきました。


それは…映画出演!!


作品は不朽の名作「あしたのジョー」!
主演山下智久さん(山ピー)をはじめ、伊勢谷友介さん、香川照之さん、香里奈さんと超豪華!
最初にこの話しをいただいた時には感激50%と不安50%といった感じでした。


で、まず気になるのは僕の役どころ。
最初は、ボクサー役とか少年院に収容されている不良少年役だったら
どーしよーと思ってたんですが、
ジョーの試合を実況するアナウンサーの役ということでした。
それを聞いてちょっと一安心。
(↑冷静に考えたらアナウンサーの役以外たのまれるはずがない)


さて、いろんな期待や不安を胸に迎えた撮影当日、
現場ではいろんなことにびっくりしました。


まず最初にびっくりしたのは僕に用意された衣装です。
むちゃくちゃ地味なスーツだったんです…。

時代設定が昭和40年代ということで
ちょっと大きめのグレーのスーツに
モスグリーンというか鶯色というかとにかく地味な色のネクタイ。
さらに、髪型もばっちり七三わけ。
なるほど、昔のアナウンサーのイメージってこんな感じかもと
自分でも少し納得。


そして次にびっくりしたのがセットのリアルさ!
リングはもちろん本物なんですが、
それだけではなく実況席のマイクやヘッドフォン、
その他の機材も今まで見たことないような古びたモノばかり。
おそらく映画にはほとんど映らないような
細かなところまでこだわっているのが本当によくわかりました!

その次のびっくりは、なんと香川照之さんが現場にいらっしゃったこと!
丹下段平役の香川さん、この日は休みだということなんですが
それでも現場が気になるということで普段着で来られてました。
その情熱と熱心さには頭が下がります。

一通り現場を見学させていただき、
自分のセリフに目を通し準備をしていたらついにきました!

スタッフ「河田さんよろしくお願いしますー」
河田  「は、はい〜」

無茶苦茶緊張しながら実況席に座りました。
とにかく慣れない映画の撮影現場、
関わっているスタッフ、エキストラの皆さんの人数の多さ、
テレビとは全然違うこの雰囲気に完全にのまれてしまいました。

しかし、せっかくいただいた実況アナウンサー役、皆さんに迷惑をかけるわけにはいきません!
監督の指示通り、台本のセリフを実況風に精一杯演じてみました!


正直に結果からお伝えすると、NG連発でした。

微妙な声のトーンであったり、盛り上がり方、声の強弱。
全てのセリフに監督から指示を受け、少しずつ調整しながら撮影しました。
ちなみに一番NGを多くだしてしまったのが
「クロスカウンターの上をいく、ダブルクロスカウンター…」というセリフ。
何度やってもうまくいきません。

そうこうしてるうちに、
その状況を見かねて、なんと!香川照之さんが実況席まできて
「そのセリフは、もっと『とんでもなく恐ろしいモノを見てしまった!』という気持ちで実況しないと!」と
直々にアドバイスして下さったんです!!
その後もしばらくは僕につきっきりで
カメラが止まるたびにいろんな助言をしてくださいました!
たまたまとはいえあの香川照之さんから熱血指導を受けられるなんて、本当に感激してしまいました!


なかなか香川さんや監督の指示通りにはできませんでしたが
自分にとってはかけがえのない経験をさせていただきました。

迫力とスピード感あるファイティングシーン、
ジョーと力石の友情、
原作のファンだけではなく、あしたのジョーを知らない世代の方にも楽しめる
見どころ満載の作品です!
是非ご覧ください!

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プロフィール

河田 直也Photo
名前:河田 直也
生年月日:1974年4月23日
入社年:1999年
出身都道府県:兵庫県
出身大学:立命館大学
趣味:フットサル、ゴルフ、歴史小説、アクアリウム
何でもひとこと:入社16年目。まだまだチャレンジ精神を忘れず、体当たりでがんばります!!

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