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西 靖アナウンサーのブログ

撮ってみたんですが見ていただいていいですか

更新:2003年5月6日
自作ネット1号。
木目がきれいにでました。
やっと、とうとう、ついに。
ずいぶん時間がかかりましたが、ようやくフライフィッシング用の自作ランディングネットが完成しました。その間、めったやたらと木工道具が増えました。コストパフォーマンスは最悪、でも出来は大満足。失敗を恐れて、いくつも同時に作り進めていったのが、幸か不幸か的中し、途中で失敗した個体は数知れず。今回何とか完成にこぎつけたのは2個だけです。数々の失敗作の後に完成させただけあって、出来は自分の中では大満足です。ということで、今回は「また買うたん?」といいつつ、買わないで作った自作のネットをご紹介します。
 まず、一点目。フレームはヒノキ材、チーク材、ヒノキ材のサンドイッチ。グリップはバーズアイメイプル(鳥の目のような節模様の入ったカエデ材)。といっても、何のことやらさっぱりわからない、という方も多いと思います。すみませんねぇ、どうも好きなことというのは突っ走ってしまいます。フライフィッシングのランディングネットは実用性以外に工芸品のような面を持っていて、素材には木目のきれいな銘木を使い、仕上げも凝ったものがたくさんあるんです。バーズアイメイプルはそれほど高価な木ではありませんが、独特の木目が好きでチョイスしました。仕上げは一般的にはウレタンニスを使うことが多いのですが、私はあえてカシューを使いました。カシューは合成ウルシといわれたりもします。ニスに比べて粘度が高く、乾燥が遅いので少々扱いが難しいのですが、出来上がりのツヤはニスをはるかに上回ります。透明ではなく、すこし飴色に仕上がるものを選んだのもよかったと思います。取り付けたネットも自分で編んで染色したのですが、初めての男の編物にしてはまずまずの出来ではないかと自負しています。色はオリーブグリーンにしました。先日の釣行でも持っていき、なんとかきれいなアマゴを釣り上げました。これで道具にも魂が入った、という感じでしょうか。
こちらが2号。
全部黒檀なので真っ黒に見えます。
 そして二点目。こちらは少々気合が入っております。フレーム材、グリップ材ともに黒檀。そう、仏壇や数珠にも使われる重くて堅い、あの黒檀です。以前にもこのページでご紹介したように、ネットは薄い板状の木材の棒を曲げてグリップになる木と接着して整形するんですが、この黒檀がとにかく堅い!水に浸けたり、お湯で温めたりして少しずつ曲げるものの、途中で折れること数回。曲がったと思ったら一晩経つと折れていたり。ようやく曲がったものを縛って固定し乾かす。エポキシ系の強力な接着剤で接着し、これでもかというほどに縛り上げてまた乾かす。そこから少しずつ削って形を整える。毎日作業していたわけではありませんが、なんだかんだで結局3ヶ月くらいはかかったでしょうか。こちらはせっかくの黒檀の木目を生かそうと思い、あえてニスやカシューではなく、特殊な木蝋をすり込んで仕上げています。ネットは黒によくマッチするオレンジに染めました。我ながら大満足の出来です。あとはこれを持って釣りに出かけるだけ。
 折りしも渓流はシーズン真っ盛り。早朝のきりりとした空気のなかロッドを振る、気持ちのいい季節です。といいつつ、じつは今度はひそかにバンブーロッド(フライ用の竹ざお)を作ってたりして。どうもモノを作るというのはクセになります。




プロフィール

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名前:西 靖
生年月日:1971年7月8日
入社年:1994年
出身都道府県:岡山県
出身大学:大阪大学
趣味:釣り、スノーボード
何でもひとこと:出身地、岡山の観光大使やってます。私の観光大使の名刺で、日本三大庭園のひとつ、岡山後楽園にタダで入れます。まあ、仕事に結びつくかどうかは心許ないですが。

担当番組


西 靖アナが西村 麻子アナを30秒で紹介します!