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西 靖アナウンサーのブログ

撮ってみたんですが見ていただいていいですか

更新:2002年10月8日
最後の日に出会った大物。
足が震えました
 開け放った車の窓からキンモクセイの香りが入ってくる季節になると、渓流のフライフィッシングも一応のシーズン終了を迎える。大阪から日帰りで行ける場所のほとんどは、9月いっぱいで禁漁期間に入る。来春の解禁まで、われわれフライフィッシャーは今シーズンを振り返り、来シーズンに思いをはせる。私はというと、9月30日の最終日の釣行で幸運にも大満足の釣果を納め、ある意味非常に「心地よい」シーズンオフを迎えた。しばらくの間はアマゴやイワナの写真を眺めてホクホクしていられるわけだ。
 しかし、これまで毎週のようにいろんなフライを巻いては渓魚に挑んでいたのに、急に休日がぽっかりと空いてしまうと、なにかしなければならないような気になってくる。ある人は管理釣り場で腕を磨き、ある人は新しいパターンのフライを巻き始める。なかには禁漁のないエリアと未知の大物を求めて海外に遠征する強者もいる。で、私である。基本的にモノをつくるのは大好きなので、釣り仲間と相談して、ランディングネットを自作することにした。釣りの際に手元まで寄せた魚を取り込む、あのネットである。フライフィッシングの場合、必要なものは全て身につけ、手には竿だけを持って渓流に入るので、釣りをしているときはネットは背中や腰に吊り下げる。かっこいいネットは、それだけでフライマンのアクセサリーになるのだ。
 ほぼ同じ時期に作り始めた私と釣り仲間のKさんだが、理系のKさんと文系の私では、作り方が根本的に違う。適当に材料を切り、フィーリングだけを頼りに削っていく私。当然ながら途中で「アレ?」なんてことがしばしば。そんな私にKさんが送ってくれたアドバイスのメールには以下の文章が。
我が家は工房状態。
木くずだらけです

モノづくりの基本
  1. 雑誌やカタログ、自分のアイディアでお気に入りを探し、絵に描く。
  2. 絵を元に、具体的な寸法が入った図面を描く。
  3. 図面を元にボール紙などで試作模型を作り、大きさ、形、使い勝手を確認する。
  4. 気に入ったら、図面から型紙を起こしたり、材料に直接図を書く(けがき)。
  5. 型紙、けがき線に沿って切断。

作り始めた翌日には完成させたいくらいのせっかちの私は、1,2,3,4をとばし、5から始めたわけだ。Kさんもあきれていることだろう。当然ながら途中で思い描いていた形とずいぶん違うことに気づき、大修正を余儀なくされる。ちまちま削っていたのでは間に合わない。それで今回買ったのが写真の「万力」(2680円)である。こいつに材料を挟んで、ゴリゴリ削る。
削りすぎたといってはまた最初からやる。もうお気づきだと思うが、終わってみれば、きっちり手順を踏むKさんのほうが、仕上がりもきれいで、仕事も早かったりする。ま、でもそれでいいのだ。自由な時間をどう過ごすか、それが大切なんだから。




プロフィール

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名前:西 靖
生年月日:1971年7月8日
入社年:1994年
出身都道府県:岡山県
出身大学:大阪大学
趣味:釣り、スノーボード
何でもひとこと:出身地、岡山の観光大使やってます。私の観光大使の名刺で、日本三大庭園のひとつ、岡山後楽園にタダで入れます。まあ、仕事に結びつくかどうかは心許ないですが。

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