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亀井 希生アナウンサーのブログ

サブカル天国

元GPライダー・中野真矢さんにお会いしました!

更新:2011年12月19日
 きのうの日曜日、『かめ友Sports Man Day』の収録で、久しぶりに東京支社スタジオで仕事をしてきました。

 番組のレギュラーゲスト=「かめ友」で、ラグビーの神戸製鋼コベルコスティーラーズのアンバサダー・大畑大介さんの東海大仰星高校時代の同級生、メジャーリーガーの上原浩治選手と建山義紀選手をお迎えしての正月特番。野球や現地アメリカの話はもちろん、大畑さんを交えて高校時代の懐かしトークも満載です。1/2(月)夕方6時から、1179kHz・MBSラジオの放送を、どうぞお楽しみに!(後日ウェブラジオでの放送もあります)


 …って、ここまでだと単なる“番宣”になってしまいますが、今回の本題は収録の後に訪れたある場所でのことです。


 赤坂の支社で亀山つとむさんやスタッフと解散した後、プライベートで足を伸ばしたのは、JR千葉駅からモノレールで1駅のところにある『56design』というオートバイのアパレル&グッズショップ。元GPライダーの中野真矢さんが、現役時代のスタッフや御家族の皆さんと立ち上げたお店で、現役時代に付けていたゼッケンナンバー「56」がネーミングの由来です。以前からウェブショップの方は何回か利用していたのですが、昨日の午後ついに訪れる事ができました。

白を基調にしたスタイリッシュな空間

 応対して下さったのは、何と中野選手(ついこう呼んでしまいます)のお父様!とても気さくな方で、私が「大阪から来ました」と言うと、お店2階のラウンジでお茶まで出して下さいました。関西でアナウンサーの仕事をしていることを話すと、「昔は真矢と鈴鹿にもよく行きましたねえ、あの頃はまだ東名阪が無くて下道で…」など、楽しいお話をたくさん聴かせて下さいました。

 そしてしばらくして、所用で外出されていた中野選手御本人が登場!!御挨拶させて頂いた後、写真までお願いしてしまいました。

時速300キロの世界で戦っていたとは思えない、端正で柔らかな笑顔

 中野選手は、ヤマハのマシンで1998年に全日本チャンピオンを獲得。翌年から参戦した世界選手権の舞台でも何回も優勝を重ね、2000年シーズンには最終戦、あと0.014秒でワールドチャンピオンという所まで肉薄しました。

 しかし、我々日本のバイク乗りからすると、やはり2004年に移籍したカワサキを駆る姿が、強烈に印象に残っています。もてぎの日本GPでは23年ぶりの3位表彰台、そして2006年のオランダGPでは、MotoGP最高位の2位に輝き、カワサキ伝統のライムグリーンを復活させてくれた大功労者といっても過言ではありません。

 高い完成度を誇るホンダやヤマハのワークスマシンを乗りこなすライダーも、もちろん素晴らしいのですが、荒削りだったカワサキのマシンを、チームスタッフと共に開発に励み、表彰台に上れるまでに戦闘力を高めてくれた中野選手の努力とチャレンジスピリットに、私たちファンは心を打たれたのです。

オランダGP・日本GPのトロフィーと、表彰式での特大シャンパンが、控えめに飾られていました

 2009年に現役を引退された後も、レースやバイクの楽しさを伝えるため、様々な形で尽力されている中野真矢さん。夢は「いつか自分のチームを作ってGPに参戦すること」だそうです。アゴスチーニやケニー=ロバーツ、シト=ポンスやファウスト=グレシーニのように、チームを率いてライダーを勝利させるまでには、相当な時間や資金・人材などが必要だと思いますが、まだ中野さんは34歳。将来きっとその夢が現実になると信じています。

更新:2011年12月14日
今週月曜日のラジオ『かめ友 Sports Man Day』に、バレーボールプレーヤーの竹下佳江さんが、久々にスタジオに来てくれました。

 日本のNo.1セッター・竹下選手、今年は所属のJTマーべラスで、Vプレミアと全日本男女選抜の2冠を達成。全日本でも、秋のワールドグランプリで強豪ブラジルやアメリカに勝利するなど、熱いプレーを演出し続けています。

 サッカーの澤穂希さんも尊敬しているというアスリート・竹下佳江さんですが、コートを離れると大変に謙虚で控えめなキャラクターの持ち主です。おしゃべりの引き出し役の我々からするとかなり手ごわい方なのですが、どんな質問でも真摯に向き合ってくれるので、番組が終わった後はいつもさわやかな気持ちになれます。

OA後のスタジオ。亀山つとむさん、漫才コンビ・ミサイルマンのお二人と共に
 
 そんな竹下さんについて書かれた本が出版されました。
『世界最小最強セッター 竹下佳江  短所を武器とせよ』 豊富な取材・執筆経験を持つスポーツジャーナリストの吉井妙子さんが、チームメイトや監督・スタッフ、そして御本人からの取材を元に、丁寧に構成して書かれています。


 身長159センチとバレーボール選手としては非常に小柄な竹下選手。その特徴ゆえ様々なバッシングや心無い中傷にさらされた時期もありましたが、著者の吉井さんは、「むしろその身長差のハンデを自覚していたからこそ、竹下選手は人並み外れた努力や工夫・思考を深めていき、スーパープレーヤーになれたのではないか?」という視点で分析されています。

 最近、「短所を直すより、長所を伸ばせ」という言葉がよく聞かれますが、「短所を武器(=長所)とせよ」とはさらに進んだ発想です。あえて卑近な例で私自身を挙げれば「トチリや噛み癖でリスナーに愛されるアナウンサーを目指せ」でしょうか? …って、全然違いますね、ゴメンなさい!

 もちろん短所を武器にまでするには、厳しい鍛錬と強固な意志が不可欠で、私の様な凡人には到底及ばない境地ですが、それでも「自分にできることを全力でやろう。できないことにも挑んでみよう!」という、元気や勇気を沸き立たせてくれる内容の本でした。


 今は大きな目標に向け全てを捧げて集中しているため、なかなかその深い人間性まで伝わりにくい竹下さんですが、「普段話せない分をこの本に託して伝えられれば…」という思いもあるそうです。バレーボールファンの皆さんはもちろん、“人生のトス”を必要としている人たちにも、何か響くものがあるのではないかと思います。



プロフィール

亀井 希生Photo
名前:亀井 希生
生年月日:1967年12月15日
入社年:1991年
出身都道府県:愛知県
出身大学:名古屋大学
趣味:中日ドラゴンズ応援(名古屋出身)、SF・アクション映画、戦国武将、プラモデル作り、オートバイ(乗る&レース見る)、週刊プレイボーイ購読など
何でもひとこと:「ふぅ、勝った、勝った。ところでお前、ガンダム録ったか?」(2007年、巨人とのCSを制した落合監督が、帰宅して息子・福嗣さんに語った言葉)

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