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亀井 希生アナウンサーのブログ

サブカル天国

更新:2007年6月15日
 『大日本人だよ!!』

 行ってきましたよ〜「大日本人」。いや〜思ったより、面白かったですよ。

 作品の世界観は「怪奇大作戦」や「ウルトラQ」といった昭和中期の怪奇映画の雰囲気です。…という時点で、かなりウケる対象が限定されてきますよね。女性や20歳以下の若い世代、あと50歳代以上も無理かもしれません。少なくともカンヌの映画評論家には、理解不能でも仕方無かったと思います。

 でも、私は面白かった。少なくとも上映時間2時間の内、ラストを除く1時間45分までは。「監督第1作でこれほどなら、やっぱり松本人志という人物は天才かもしれん…」という思いを抱えながら見ていました。“発想が面白い”“切り口が旨い”“映像も味があって”“細かい設定も作り込み”何より“俳優・松本人志が良かった!”他の監督作品でもその演技を見てみたいと感じたほどです(御本人は嫌でしょうが)。素人の私が言っても何の箔も付きませんが、カルトムービーとしては、十分楽しめる作品だったと思うのです。

 じゃあ「最後の15分間」はどうだったのか?

 …う〜ん、それについては御本人の見解も見ていないので、勝手に判断するしかないのですが、ず〜っと“映画監督・松本人志”をしてきて、最後に“コメディアン・松本人志”の部分が押さえ切れなくなったのかな〜と。「このままで締めたらオレちゃうやん?!」という“照れ”のようなものもあったのかな〜と。個人的には、そういう部分を全て乗り越えて、最後まで“映画監督”として苦しみ抜いた末の成果を見たかったように思います。

 興行的には好調らしいので、ぜひ第2作を手掛けて欲しいです。北野武監督も「とりあえず10本撮ってさ、それからだよ。才能あんだから」とコメントしていましたし。そりゃあ中には「バカヤロー金返せ!」って言う人もいますよ。でも映画ってそんな物でしょう。劇場を出て来た人が皆「良かったです〜感動しました(涙)〜!」なんて言う映画ばっかりじゃあ、つまらんですよ。(6/14記)



プロフィール

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名前:亀井 希生
生年月日:1967年12月15日
入社年:1991年
出身都道府県:愛知県
出身大学:名古屋大学
趣味:中日ドラゴンズ応援(名古屋出身)、SF・アクション映画、戦国武将、プラモデル作り、オートバイ(乗る&レース見る)、週刊プレイボーイ購読など
何でもひとこと:「ふぅ、勝った、勝った。ところでお前、ガンダム録ったか?」(2007年、巨人とのCSを制した落合監督が、帰宅して息子・福嗣さんに語った言葉)

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