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亀井 希生アナウンサーのブログ

サブカル天国

更新:2004年2月8日
『第39回スーパーボウル』

色々バタバタしておりまして、ようやく年明け最初の更新です、スミマセン。

アメリカンフットボールの最高峰・NFLの第39回スーパーボウルは、ニューイングランド・ペイトリオッツ(NE)が、フィラデルフィア・イーグルス(PHI)を下し、2連覇を達成しました。

試合結果は24対21で確かに接戦だったのですが、点差以上にゲームの支配力とでも言ったら良いのでしょうか、NEの強さを改めて見せつけられたゲームでした。特にQBブレイディは、サイドラインで熱く味方を鼓舞する姿とフィールド内で冷静にパスを投げる姿のコントラストが印象的でした。27歳でスーパーボウル3回優勝、正確過ぎるパスは機械の様で面白味に欠けると言われますが、ホットな闘志とクールな目は、既に偉大なQBの風格を漂わせていました。

個人的心情としては、PHIのQBマクナブとWRオーウェンスに悲願を遂げて欲しかったのですが、NEの方が、控え選手も含めてゲームへのフォーカス(焦点・集中)に勝っていた様に感じました。特にマクナブの目に好調時の輝きが無かったのは残念です。ブレイディには無い身体能力を生かした大胆なプレイを、たとえ1シリーズ捨てても良いから選択して欲しかった、と思うのは勝手でしょうか?

オーウェンスはカッコ良かったですね。足は絶対痛かったと思います。が、それを凌駕する集中力・執念を感じました。試合終了後に彼の顔がアップで映りましたが、口元を引き締めジッとフィールドを見つめる目には鋭い光が宿り、いわゆる“負けた顔”してないんです。その言動やパフォーマンスはあまり好きで無い私ですが、あの目にはやられました。

これで今シーズンのNFLは終わり、また長いオフが始まります。撮り貯めたビデオとTVゲームでおさらいをしながら、来シーズンを待ちたいと思います。 (2/7記)

更新:2004年2月3日
『ハーフタイムショーのできごと』

去る2日、アメリカンフットボールの祭典「第38回スーパーボウル」が、テキサス州ヒューストンで行われました。

ニューイングランド・ペイトリオッツ と カロライナ・パンサーズ とで戦われた今回は、ペイトリオッツが32対29でパンサーズを下し、2年ぶりにNFL王者に返り咲きました。
スーパーボウルの歴史でも珍しい、残り0秒まで勝負の行方がわからない好ゲームでしたが、今回は、試合以外でも珍しい“できごと”が起きました。

前後半の合間の「ハーフタイムショー」。
スーパーボウルでは、フィールド上に即席のステージが設けられ、超大物の歌手やバンドがライブを繰り広げます。
これまでにもダイアナ=ロス、スティーヴィー=ワンダー、U2など数多くのスターが出演し、「ハーフタイムショーだけでも入場料分の価値がある」と言われるほどです。

で、今年のハーフタイムショー。
“できごと”は、最後のジャネット=ジャクソンとジャスティン=ティンバーレイクのデュエットで起きました。
曲の最後に2人が最後のポーズを決めると、ジャスティンがジャネットの胸元に左手を伸ばし、衣装をはぎ取るように彼女の右の乳房を露わにしたのです!
ジャネットには別段驚いた様子もなく、彼女のバストトップにはブローチのような飾りが付けられていました。
またすぐにステージの照明も落とされたため、演出と思われましたが、その後、ショーを担当したMTV関係者は「予定外」と否定。ジャスティンも「申し訳ない」と謝罪しました。
しかし視聴者からは抗議電話が相次ぎ、中継を担当したCBSテレビは謝罪のコメントを発表。
NFL幹部も「ショーの内容には失望している。今後MTVがハーフタイムショーを制作することはないかもしれない」と、厳しい反応を示しました。

今のところ、事故か演出かは当事者しかわかりません。
が、私がある意味感心したのは、アメリカ人の「性的なものに対する意外なほどの厳格さ」です。
われわれ日本人のイメージからすると、アメリカ人の方がずっと開放的で大胆なのではと思いますが、公の場での性的な表現に対しては、非常に厳しい目を持っていることがわかりました。

これが日本ならどうでしょう? 
主催者は「いやぁ、とんだハプニングで…」とニヤニヤしながらコメント。
またメディアも、「キミは見たか、お色気ハプニング」「視聴率もアップ?」などと、興味本位でできごとを取り上げる方が多いのではないでしょうか?

関係者いわく、「スーパーボウルは、アメリカ中の子どもたちも見ているんだ」
最近、とかく批判されがちなアメリカですが、
健全な良識も持ち続けていることを示した“できごと”でした。(2/3記)




プロフィール

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名前:亀井 希生
生年月日:1967年12月15日
入社年:1991年
出身都道府県:愛知県
出身大学:名古屋大学
趣味:中日ドラゴンズ応援(名古屋出身)、SF・アクション映画、戦国武将、プラモデル作り、オートバイ(乗る&レース見る)、週刊プレイボーイ購読など
何でもひとこと:「ふぅ、勝った、勝った。ところでお前、ガンダム録ったか?」(2007年、巨人とのCSを制した落合監督が、帰宅して息子・福嗣さんに語った言葉)

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