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亀井 希生アナウンサーのブログ

サブカル天国

更新:2002年1月22日
先日、2月2日公開予定の映画『地獄の黙示録・完全版』の試写を観てきました。
「映画は劇場で。前から3列目!」がモットーの私ですが、ミリタリーファンとしては少しでも早く観てみたかったのです。実は私、『地獄の黙示録』をこれまで通して観た事が無かったので、そんな意味でも大いに期待感がありました。

3時間23分の大作を一気に見終わって…

アメリカは何も変わっていない、ベトナムとアフガニスタンとどう違う? いや、何年経っても変わらない人間の業を、23年前すでに描ききっていたコッポラの方が凄いのか? 人種や言語・宗教・文化や思想の違う者たちが暮らしている人間の世界。その違い・異なるものへの恐怖が戦争を生むのか? いや、戦争を生むのは政治や経済で、恐怖は殺し合いを拒否する心を麻痺させる麻薬か? 戦争という極限状態の中、狂気に陥る人間の方が実は正常な感性を持っていて、一見正気に見える人物こそ何か根本が狂っているのでは?

…様々な思いが駆け巡りました。


ミリタリーファン的な視点で言うと…
  1. 現在の映画と比べると、やはり兵器や銃器の存在感は圧倒的。『トップガン』のF14の様な“きれいな”兵器とは全く対称的な、泥や油にまみれた現場で使う“人殺しの道具”としての凄みがありました。
  2. もっとも印象的だった兵器は、主人公たちが河をさかのぼるのに使う哨戒艇。タミヤ模型からプラモデルが出ているらしいので作ってみたくなりました。
  3. ミリタリーファンならずとも有名な「ワルキューレの騎行」のヘリシーンは、思っていたより短かったです(伊東ANによると「あれでも少し長くなったんだ」そうですが)。…ということは、短いにもかかわらず印象に残る、当時極めて斬新で衝撃的なシーンであったということでしょう。
帰る時、NIKEのスニーカーを履き直すためふと見ると、“MADE IN VIETNAM”とありました。4半世紀の時のうつろいを感じながら靴紐を締め直し、街へ出ました。

(1月22日 記)

※伊東ANの「CINEMA DIARY」もあわせてご覧ください
  → http://mbs.jp/announcer/eiga/



プロフィール

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名前:亀井 希生
生年月日:1967年12月15日
入社年:1991年
出身都道府県:愛知県
出身大学:名古屋大学
趣味:中日ドラゴンズ応援(名古屋出身)、SF・アクション映画、戦国武将、プラモデル作り、オートバイ(乗る&レース見る)、週刊プレイボーイ購読など
何でもひとこと:「ふぅ、勝った、勝った。ところでお前、ガンダム録ったか?」(2007年、巨人とのCSを制した落合監督が、帰宅して息子・福嗣さんに語った言葉)

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