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馬野 雅行アナウンサーのブログ

直球勝負!

更新:2004年4月14日
プロ野球セ・リーグの開幕から10日が経ちました。
これを書いている12日までに3試合を担当しました。
4月3日 対巨人(東京ドーム)5対1で阪神の勝ち
4月7日 対横浜(横浜スタジアム) 0-17で阪神の負け
4月9日 対中日(甲子園) 6対0で阪神の勝ち
去年の私の担当試合の勝率.444から考えれば、
ここまでの2勝1敗は上出来の数字です。

どの試合も全力で放送していますが、なかでも痺れたのが9日の中日戦です。
タイガースの先発は開幕投手の井川。開幕戦では史上最強と謳われる巨人打線を
切れ味抜群のスライダーで7回を3点に抑えました。
この日はそのスライダーの切れが更に素晴らしいんです。開幕戦以上なんです。
5回は4番福留・5番アレックス・6番リナレスを3者三振に切って取り、ここまでパーフェクト。
この回のピッチングを見て私は確信しました。そしてCM前こんなコメントで締めました。
「もしかしたら井川慶。今日はもの凄い記録が生まれるかも知れません。」
即座に解説の佐々木恭介さんから「まだ早い!」の声。

記録というのは放送で紹介した途端に途切れることが良くあります。
ですから意識して紹介を遅らすことがあります。
でもこの日は、どこよりも早く井川投手の完全試合の可能性を伝えたい。
と思うくらいの彼のピッチング。
その後6回・7回もぴしゃりと抑え、球場全体がパーフェクトの緊張感に包まれた直後の8回、
先頭打者福留にヒットを打たれ、パーフェクトもノーヒットノーランの夢も消えました。

その直後彼にしては珍しくマウンドで笑顔を見せていました。
その笑顔、私には「またいつかやればいいか!」という表情に見えました。
井川慶24歳。大記録のチャンスはまだまだ何度もあるでしょう。
その時は私の担当試合でありますように!


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プロフィール

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名前:馬野 雅行
生年月日:1965年7月12日
入社年:1989年
出身都道府県:東京都
出身大学:日本大学
趣味:鉄道情報収集
何でもひとこと:鉄道知識に関しては、仕事とは比較にならないくらいの自信があります。

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