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赤木 誠アナウンサーのブログ

赤木誠のベースボールワールド

更新:2016年10月21日
平尾誠二さんが亡くなりました。それも53歳という若さで…。
選手時代から、取材、インタビュー、そして花園の決勝の解説としてお世話になった私としては、胸にポッカリと穴が開いたような状態が続いています。

 平尾さんと言えば、スマートで端正な顔立ち、そして華麗なステップ、キック、パスワークのイメージが一般的ですが、実際、接して感じたのはその正反対の部分でした。
初めてインタビューさせていただいた時、額にあった無数の傷跡について平尾さんは、「あぁ、結構縫ってますよ。」と笑いながら話してくれましたが、間近に見た「歴戦の痕(あと)」は強烈なインパクトでした。
チームメイトだった元日本代表監督の萩本光威さんが追悼の言葉で、「アタックは勿論だが、彼の責任感ある守り。これは素晴らしかった。
目の上をよく切っていたのがその証拠だ」と述べてらっしゃいました。
リーダーとしての平尾さんの根本を見た思いです。

 そう言えば、V7達成の前後で、たまたまディフェンスの話になった時、「赤木さん、綾城(元神戸製鋼の名FB)を見て御覧なさい。体は小さくて普段は穏やかだけど、試合になると目が吊り上がって、必死にタックル行くでしょう。
ああいうのが、チームとって大きな力になるんですわ」と語ってくれたのも深く印象に残っています。
「空いたスペースに臨機応変にボールを運ぶ」のは勿論ですが、その根底になる、「闘球」の部分。
しかも、理論家として名を馳せた平尾さんが教えてくだっさった原点。
以後、私のラグビー中継の大きな要素とさせていただいています。

 平尾さんのあのやわらかい京都弁、そしてほんのり漂う良い匂い。
素敵な思い出の数々、有難うございました。

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プロフィール

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名前:赤木 誠
生年月日:1958年10月24日
入社年:1981年
出身都道府県:鹿児島県
出身大学:九州大学
趣味:ウォーキング、観光
何でもひとこと:無芸大食。プロ野球、ラグビーには少々詳しいです。福岡・札幌は、住んでいたことがあるので、土地勘はあります。

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