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赤木 誠アナウンサーのブログ

赤木誠のベースボールワールド

更新:2016年9月1日
 まさに灼熱の熱闘となった高校野球、そして大詰めのプロ野球。
今年も、「筋書のないドラマ」を堪能した、している方多いことでしょう。
そんな中、テレビ、ラジオの野球中継で気になったことがいくつかありました。

1「打ち取った!」
 投手がピンチ、或いは大詰めの場面で、打球がフライやイージーゴロになった
瞬間に叫ぶ実況アナウンサーが殆どですが、野球において、打ち取る=アウトです。
現に、エラーでアウトにならないケースも十分考えられます。別に早まる必要も無い
訳で、強調したいのなら、「○○(投手)の勝ち!」とか「打ち取った打球!」と言えば
その後、エラーが出ても?にはなりません。

2「捌く」
 これも捌く=アウトですから、「ショート捌いて1塁送球」なんてことは?です。
「三遊間、ショート捕った。深いところから1塁送球。クロスプレー、ア・ウ・ト!
難しい打球、見事に捌きました!」こんな感じになります。

3「ランナーホームへ還って来る」
 これも定番になりつつありますが、聴いていて、=ホームインと解釈する人が少なからず
いるのではないでしょうか?実況者の感覚でホームインと思っても、そこは野球。
素晴らしい返球やランナーの転倒でアウトになるケースもある訳で、「ランナーホームへ」
とか「サードベースを蹴った」みたいに忠実に実況した方が、結果的にミスのない実況に
なると思います。(特に画のないラジオではそうですよね)

4「ランナー満塁」
 この夏、高校野球も含めて多かったのがこれ。
満塁=ランナー1塁、2塁、3塁ですから、明らかに重複表現です。
いつも「ランナー○、○塁」と言っているのでついつい…ということでしょうが、
それを言うのなら、「ランナー1塁、2塁、3塁。満塁です。」と並列にすれば問題
ないでしょう。

以上、単なる「こだわり」と思われるかもしれませんが、放送は、何事にも正確に。
そして、「お行儀の良さ」を目指したいものです。

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プロフィール

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名前:赤木 誠
生年月日:1958年10月24日
入社年:1981年
出身都道府県:鹿児島県
出身大学:九州大学
趣味:ウォーキング、観光
何でもひとこと:無芸大食。プロ野球、ラグビーには少々詳しいです。福岡・札幌は、住んでいたことがあるので、土地勘はあります。

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