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赤木 誠アナウンサーのブログ

赤木誠のベースボールワールド

更新:2008年1月17日
 プロ野球のキャンプインまで後2週間。
14日、鳴尾浜の「タイガーデン」に行ってみると、合同自主トレ中の新人7人の他にも、安藤、上園、能見、小島といった一軍クラスの選手が大勢顔を出していました。中でも安藤投手は3日連続のブルペン入り。昨年の”汚名返上”に年末から投げまくっていて、頼もしい限りです。
プロ野球界も完全な「格差社会」になり、今年のタイガースは、良くも悪くも3位という声もありますが、そのての予想は開幕前に回して、今回は、先日の規則委員会の発表について考えてみようと思います。

 今月11日の新聞に「大差試合の盗塁認めません」という中見出し?の記事が出ていました。今季から、米大リーグにならって、大差がついた場面の盗塁は、守備側が守備行為を示さない場合、盗塁では無く、野選扱いとするというものです。そしてここが問題?なのですが、適用する点差は、公式記録員が試合展開を見て判断するという点です。
ということは、ここで走って盗塁にカウントされるのかどうかは、公式記録員しか分からないことになります。となると放送上こんなことも起こります。

「赤星スタート。投球ボール。キャッチャー谷繁送球しない。現在7回、6点差。さぁ〜公式記録員の判断は?うん、まだ出ない。う〜ん。今出た!判定は盗塁。やったー、赤星通算500盗塁達成!」

何ともシマラナイ”メモリアル実況”ですよね。
そもそもアメリカでそういう措置がとられているのは、もう決着がついているのに「傷口に塩をぬる」とは何事かという考えからと聞いたことがあります。(リードされている場合は、ランナーをためなければいけないのですから論外ですよね)この件とは直接関係はありませんが、犠打に対するチャージが少ないのも、降参(ひとつアウトをくれる)しているのだから許してやろうとの考えとか。

 が、しかしです。これは、ベースボールであり野球ではありません。
野球には長年培われてきた野球の文化があります。どんな展開になろうともしっかりコンテストする。それは、ちゃんと記録として評価してあげれば良いじゃないでしょうか。それとこれは日本人的発想かもしれませんが、この方式だとシーズン終盤のタイトル争いで、守備側が悪用するケースも考えられます。悪用出来る規則は避けなければなりません。それと大量リードの可能性が高い攻撃力の強いチームからは、盗塁王が出にくくなるのも問題です。

 それよりも、最近毎年のように話題になる、ストライクゾーンや日程、贅沢税、ドラフト、放映権料のetc 理に適った大リーグ方式をしっかり導入して欲しいものです。

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プロフィール

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名前:赤木 誠
生年月日:1958年10月24日
入社年:1981年
出身都道府県:鹿児島県
出身大学:九州大学
趣味:ウォーキング、観光
何でもひとこと:無芸大食。プロ野球、ラグビーには少々詳しいです。福岡・札幌は、住んでいたことがあるので、土地勘はあります。

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