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赤木 誠アナウンサーのブログ

赤木誠のベースボールワールド

更新:2007年6月15日
 プロ野球中継に関わって四半世紀。シーズン中は、朝の資料つけから始まります。スポーツ新聞を熟読して、12球団のデータをノートに記入するのですが、さすがスポーツ紙、実に様々なデータを提供してくれます。

 14日も、前日、楽天・田中、西武・岸両ルーキーが完封したのを受け、「ドラフト制後、1日でルーキー2人の完封は、72年の西鉄・加藤初、南海・野崎以来、35年ぶり二度目。ただ、上記2人は共に2度目の完封で、ルーキー2人が同じ日にプロ初完封はドラフト制後初」と出ていました。ドラフトが始まって40年余り、よく調べられたなぁ〜と朝から感心しきりでした。

そんな中、目に入った記事に、「阪神2戦連続完封負け。35回タイムリー無し」というのがありました。
 「そうかそんなに打ってないのか」と最近の阪神の試合を頭の中で振り返ってみたのですが、林が10日にサヨナラHRを打った事を思い出しました。そうなんです。タイムリー(適時打)にHRは含まれていないのです。誰が定義したか知りませんが、おかしいと思いませんか?
HRも勿論ヒットです。それも最上級の。同点、逆転、追い打ち、「適時本塁打」なのです。
 例えば、巨人。高橋由、谷、小笠原、李、二岡、阿部と続く重量打線。HRでどんどん点が入っているのに、短打、二塁打、三塁打で点が入って無いからと問題になるのでしょうか?
解説の佐々木恭介さんに「HRでしか点が入らない時、ミーティングしたりするのですか」と聞いてみたら、「そんな事は無い」との答えでした。
極論になるかもしれませんが、「○○回ライト前タイムリー無し」というようなマニアックな記録?と同じで、チーム状態を分析する必要十分データでは無いと思います。
「連続回無得点」「連続回打点無し」なら説得力ありますが…。

 スポーツ紙はデフォルメのメディアですからそう目くじらを立てる事では無いのですが、安易に放送で使用するのはどうかなと感じた「記録」でした。

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プロフィール

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名前:赤木 誠
生年月日:1958年10月24日
入社年:1981年
出身都道府県:鹿児島県
出身大学:九州大学
趣味:ウォーキング、観光
何でもひとこと:無芸大食。プロ野球、ラグビーには少々詳しいです。福岡・札幌は、住んでいたことがあるので、土地勘はあります。

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