
赤木 誠アナウンサーのブログ

- 更新:2001年11月9日
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ヤクルトの日本一で幕を閉じた今年のプロ野球。関西でも大阪近鉄の劇的なパ・リーグ制覇で5年振りに日本シリーズが開催されました。私も、'89G×Bu, '95S×BW, '96Bu×Gに続いて4回目のシリーズ実況になりました。
野球アナウンサーにとっても最高の舞台。今回はラジオで第一戦を担当。(七戦も担当でしたがご存知のようにありませんでした。)ヤクルトの一方的な試合ではありましたが、大観衆、シリーズ独特の華やかさと緊張感、言葉が震えました。しかしそれ以上に強烈な印象が残ったのが、神宮球場でのリポーターでした。
三塁側ダッグアウト横の通路で取材・リポートするのですが、暗く細長い階段スペースに民放・NHKのリポーターが合計6人。しかもそこにTVカメラが入って来たからもう大変。まさに段差のある通勤電車です。もちろんグラウンドは見えません。TV中継局の小さなモニターが頼り。体勢は上体をねじりながら前のめり。しかも情報を入れるタイミングは各社ほぼ同時ときているので、まるで「カッコー」の輪唱です。その上3・5・7回終了前にはグランドキーパーが、猫の額ほどのスペースにスタンバイ。結局、生では一切試合を見る事は出来ませんでした。腰は痛くなるは、目は疲れるはで放送後は大変でした。でもそういう経験ができたのも日本シリーズならでは。大阪近鉄バファローズの皆さん、ありがとうございました。
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プロフィール

- 名前:赤木 誠
- 生年月日:1958年10月24日
- 入社年:1981年
- 出身都道府県:鹿児島県
- 出身大学:九州大学
- 趣味:ウォーキング、観光
- 何でもひとこと:無芸大食。プロ野球、ラグビーには少々詳しいです。福岡・札幌は、住んでいたことがあるので、土地勘はあります。
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