バックナンバー:2018年7月

そんなとこにあったんですね

2018年7月22日

W杯取材でロシアに1か月ほど行きましたが。

実はロシアはかれこれ4回目。

初めて訪れたのはウラジオストク、
その後モスクワも、
シベリアの-40℃の街も行きました。

最初のウラジオストクで
教えてもらいました、
本場のボルシチはむちゃ美味しい!

赤カブの一種、ビーツの甘みと
ビーフの旨味がたっぷりで
そのままでも
サワークリームを溶かして
クリーミーにしても美味、
ボルシチって
こんな美味しいものだったのか、と。

もちろん今回のロシアでも
何十回とボルシチ食べました(^^)
0B290E1C-DFA5-43F8-B1AD-727C1DFA8BBE.jpeg

924720FF-A174-43D1-A9DC-6748C66C6415.jpeg

DEAF3F09-167C-4D17-9375-88FFE2CB85A6.jpeg

801F1572-C297-4248-A861-0DD2444BF409.jpeg

8F146946-16F7-4185-B329-C0152A6F8F7C.jpeg

11FEB545-A620-45C8-80BE-FF117840FF44.jpeg

いくつも食べると
どれも微妙に味が違うんですが、
どれもほんっとに美味しいんです♪

これまでも、
大阪や神戸でいくつも
ロシア料理店を探して
ボルシチを食べに行ってはいるんですが、
どれも僕には本場の味とは
ちょと違うように感じまして。

日本ではなかなかビーツが
手に入らないということもあるのか、
多くはトマトで赤を出しているようで
どうしてもトマトスープっぽい味。

やっぱり本場の味は本場でないと
難しいのかな、と思っていたところ、、、

意外なところにありました!

知らなかったんですが、
僕の東京の実家の近く、
歩いて2分くらいの場所に
あるじゃないですか、
ロシア料理店の老舗が!
52F8A389-AF15-4AFC-8280-1AEB9E13E94A.jpeg
1966年創業、僕が生まれるより前から
僕がよく通ってた道にあったそうで
ロシア料理の草分け的存在とも言える
有名店なんだそうな。

先日東京ロケの時に
少し時間があったので
父を誘って一緒に行ってきました♪

お目当てはもちろんボルシチ。
1C0F2E22-116B-45F2-8578-9FA95C8BA413.jpeg
結論からいいますと、
色は少々薄めですが、
味はほとんど本場の味!
しっかり美味しい!

こんなところで味わえるなんて、
感激もひとしおです。

皆さま、よければ
東京、神保町界隈にくることがありましたら
ロシア料理店のサラファンと
僕の実家を思い出してください(^^)

理想の後継

2018年7月19日

毎週金曜日のVOICEで
「YKK:山中経済研究所」
というコーナーを担当しています。

先週このコーナーでご紹介したのは
「夢のような節水ノズル」

これが本当に感激の技術でして。

蛇口の先に5センチほどのノズルをつけるだけで
最大なんと9割も節水!

だけど皿洗いなどの洗浄力は落ちない、どころか
むしろ洗浄力UP!という魔法のようなノズルなんです。

脈動流、という水の流れがポイントで
簡単にいうと蛇口から水を球状に連射するように流す、
これで節水しつつも汚れに水が効率的に当たる、
という考え方。
IMG_3777.png
言うのは簡単ですが、
これを小さなノズルだけで実現するのは
もちろんそう簡単ではなく。

もともと水はくっつき合おうとする性質があり、
それを球状にするということは
細かく縦にも横にも切る、ということでして、
これが至難の業なんだとか。

詰まっている特許7つも、という企業秘密はもちろん、
仮に設計図を見たところで
真似できる工場は日本でも限られるのでは、
というほど緻密な金属加工技術でしか作れないという
精巧な部品が10も集まってできているノズル。

0.01mmずれるだけで水を切ることはできなくなるそうです。

この夢のようなノズル
「バブル90」を開発したのは東大阪の
「DG TAKANO」というベンチャー企業。

まだ40歳という若き経営者、高野 雅彰さんの
発想力、技術力、行動力、バイタリティに
かなり刺激を受けました。
IMG_3729.jpg
高野さんは東大阪の金属加工会社の3代目でありながら、
親の会社を継ぐのではなく、
3年のサラリーマン経験の後、起業。

社会課題を解決するデザインをする
デザイン会社としてDG TAKANOが始まります。

その中で水不足の解決にもつながる
節水ノズルを開発し、
繊細な金属加工には親の会社の技術が生かされることになります。

結果、親の会社を吸収合併することになり、
今はDG TAKANOで親御さんも一緒に働いていらっしゃいました。

中小企業の後継者不足が問題となる中、
これって親御さんからすると
ある意味理想的な後の継ぎ方のような気も。

会社でお会いした社長のお父様、お母様、
言葉ではまだまだ心配といいつつも
誇らしげに息子さんのことを
語っていらっしゃるように見えました。

水不足問題は、日本以上に世界各地で深刻ですから
この魔法のノズル「バブル90」は
日本だけでなく、むしろ世界各地でより高く評価され、
今引き合いが世界各国から。

高野社長は月の半分くらいは世界を飛び回っているそうです。

日本経済を再びよくするデザインを目標にする高野社長。

同世代がバリバリ突き進む中、
さぁ、僕はどんな大きな目標を。
IMG_3724.jpg

おまわりさんだって♪

2018年7月 2日

W杯開催国ながら
FIFAランキング70位ということもあり
開幕戦の前まではロシア国民からも
ほとんど?全く?期待されてなかった
ロシア代表チーム。

それが圧勝の開幕戦に始まり
決勝トーナメント進出まで決めたことで
連日ロシアは
思ってた以上のサッカーフィーバー。

予選リーグから各試合が行われている
11の都市には
「ファンフェスタ」
というW杯を楽しめるエリアが作られ、
大画面でのパブリックビューイングも
無料で楽しめることから
各地お祭りのような賑わい。

BC793701-3D46-437E-8D78-973F461FE884.jpeg

ちなみに首都モスクワの
ファンフェスタはサポーターが凄い数!

244E54D8-675F-483C-9F9F-E88EA0606836.jpeg

キャパシティオーバーということで
モスクワ市が

もうファンフェスタへは
集まらないで!

と異例の呼びかけをしているほど。

昨日、日曜にロストフナドヌという街の
ファンフェスタを取材した時には
ちょうど地元ロシアvsスペインという
決勝トーナメント1回戦が行われていたので
会場はロシアサポーターでギッシリ。

ロシアの熱烈サポーターも
936E007E-8AE1-4961-BDEF-14973E6C9640.jpeg
忍者好きサポーターも
0D401ECC-4DFC-45B5-B506-732E397E79A5.jpeg
美女サポーターグループも
7F7B3138-2576-46ED-B67A-6FA7AFC7333D.jpeg
みんな大盛り上がりで声援を送ってました。

親に付き合わされて
つまらなそうなこどもたちがいたのは
万国共通?
1E892D99-746D-4E46-94F8-D377D789DA81.jpeg

そして、
大方の予想を裏切って
ジャイアントキリング!

前々回王者、
かつては無敵艦隊とも言われたスペインを
延長、PKの末にロシアが撃破!

勝利の瞬間の喜びといったら、
そりゃーもう

警備のおまわりさんも
仕事忘れて喜ぶほど、でした。
A8B6B021-AB46-4D49-97ED-1588394D0464.jpeg
波乱の多い今大会、
さぁ次はいよいよ我らが日本!
ベルギーが強いのは百も承知、
ロシアに続いてのジャイキリを期待して、
今日も全力で応援してきます!