バックナンバー:2017年2月

身分不相応同情

2017年2月27日

アカデミー賞の作品賞の発表で司会者が違った
作品を読み上げちゃったらしい。
つい言っちゃった系の間違いは
「似てる」「似てない」とか関係なく、
ぽろっと口から出てしまうし、
間違えたことが書いてあったら、正しいと思って
読んでしまいがちですしね。

失敗って起こるべくして起こるし、まあ仕方ないものだと思うけど
似たようなことをする仕事をしていると(勿論舞台の差は歴然ですが)
あー、あるよなぁって同情というか、思ってしまいます。
プロ野球のドラフト会議でもたまにくじ引きで間違って
リアクションしちゃう監督さんがいましたよね...。
起こっちゃうんですよねぇ。

でも、話題になってララランドもムーンライトもどっちも
見たくなった。
としたら、良い間違いだったのかもしれないね。
みんな、どっちもタイトルを覚えたしね。

サン・ジャックへの道

2017年2月22日

ということで、以前に書いたスペインの巡礼の道、
サンティアゴ・デ・コンポステーラが舞台の映画
「サン・ジャックへの道」を見てみました。

親の遺産相続の条件として巡礼の道を歩かなければならなくなった
仲の悪い兄弟、社長の兄、教師の姉、アルコール依存症の弟の3人が
ガイドに連れられて道を歩きます。
そのガイドツアーには難読症の男の子を含む若者4人と
離婚経験のある頭に巻いたスカーフを外さない女性1人が同行。
9人の道中の映画です。

The Wayに比べると景色がより広い画で楽しめる感じで
そのあたりの美的センスはフランスの女性監督・コリーヌ・セローさん
独特で、また途中挿入されるメンバーの夢のシーンは不思議。
このコリーヌ・セローさんというとだいぶ昔に「美しき緑の星」と
いう映画を見たことがあって、現代文明の発展こそがすべてと
思っていると痛い目を見るという強烈なメッセージ性のある
不思議な作品で、これも一見の価値あり。
間違いなく「かの道」を歩きたくなる作品です...。

最近、すっかりドンパチモノとか暴力系戦争系の映画を見るのが
辛くなってきて、平和なもの専用のワタクシ。
旧作中心ですがたまの時間を見つけて、楽しんでおります。

電子化

2017年2月17日

好きな雑誌が完全電子化(紙媒体での出版をやめて電子版だけになった)してから
しばらく読んでいなかったのですが
やっぱり好きなものは好きなので
仕方なく電子化したものを読むように端末を準備しました。

すると電子書籍が結構便利なことに気づきだして
新しい書籍に手を出しだして、更に積読が増えてきて、
そうすると電子化のアカンところはなんぼでも
積読できるということで、そもそも積み上がらないわけです。
読んだ感も読まなきゃ感もわかない。
でも、軽いから持ち運びが楽ですよね。

英英辞書もネットにあるのを使ってみると案外楽しいことに
気づいて。
(25年前に戻って英語は英英辞書を使えと
 自分に言ってやりたい。この歳で気づくとは...。)

これで脳の「覚える機能」(これが極端に備わってない)が
人並みだったらなお良いんですが‥。
すべてがどんどん流れていってしまう。
ほんと覚えるのニガテ...。

ま、その時楽しければそれで良いということで。。。
さ、次はどれを読もうか思案しているところです。

ただ経験する

2017年2月16日

色々やってきたけど一番よいのは知識を脳に詰め込むより
実体験を色々するということだと思います。

昨日久々にプチ留学について聴かれたので話しました。
2013年の夏、番組仕事が一通りなくなったので
カナダのカルガリーのルースムースシアターという劇場に
3週間ほどプチ留学しました。
インプロ、という台本のないお芝居の専用劇場です。
人の前で台本なくどうシーンを作るか、ということを
学んでみようということで行きまして、
お陰で世界の色んな所に仲間ができるきっかけに
なり、あちこちから「今度はあそこにいかないか?」などと
声をかけてもらえるようになりました。
あの時繋がった人たちとは未だ仲良しで、
ありがたいことに「いつでも泊めてやるからまた来なさい」、
と言ってもらえています。縁とは不思議です。

観光は殆どしません。劇場にほぼこもりっきり。
そして、今もそれほどレベルは変わらない下手な英語ですが
当初「自己紹介と挨拶とCan I ~(しても良いですか?)ができれば
大丈夫だから」と悪い仲間に言われて
それだけを頼りにいきました。
その後マイペースだけど帰ってきてからも継続して学ぶようになりました。
授業で分からなくて分かりたいことはわからないなりに
食い下がって聞いたりしてみました。
授業中はペルー人、ドイツ人、フィンランド人ら英語が外国語の
人たちが中心になって、僕が分かるまで一生懸命先生の言うことを
簡単な英語にしてくれて、交代で横についててくれました。

やりたいことをやらない理由を探すのはとても簡単です。
やってしまったら案外大変なことも出来てしまいます。

劇場では徹底して正直、素直であることを求められました。
なので、すごく簡単に「わかりません!」といえました。
(今思えば、なんかの学校コントのように、とりあえず
 わからないとだけ言う生徒のようだった)
そのことを大切にするということは
今の実生活にも繋がっていたりします。
そしてなにかピンとくることがあったら行ってみる、やってみる、
というのは取材と精神が似ていたりします。
世界中で開かれているインプロのフェスティバルの中から
ピンときたオファーがあったものをチョイスしていって...
今があります。

今年もカナダの同窓生だったドイツ人の友達からお誘いメールが
飛んできました。さて、どうやってどこで彼らと合流するか、しないか。
広い世界を狭くしてくれる不思議なアイデアの持ち主とのつながりは続いていて、
(彼らはすぐ、来い!とか行く!とか行って、実際にそれを
 実現しているのです)
ただただやはり、経験する、ということが良い学びなのだと
知った大切な期間になったのでした...。
そして、
訳あってもう一度行くことになるのですが...。

みたいなことを、昨日話してたのでした。
今日は個人的に大切な日。自分なりに大切なことを書いてみたのでした。

20170216.jpg
当時の写真はいまもデスクにあります。

2017年2月15日

量子力学やら波動やらが面白いし(素人レベルで楽しんで読書している
程度ですが)脳も相当おもしろい。
まだ、分かってないことがいっぱいあるけど、
少しずつ分かってきているってのがいいですよね。

かつて新聞記事を紹介するコーナーをラジオで担当していたとき、
結構積極的に世界の不思議ニュース的なものをピックアップして
紹介していたのですが、
不思議なことにも科学的にどうも根拠があるみたいなので、
ちょっと不思議なことを言う人の話を
聴いてみるといいですね。知れるからね。
見えないもの見えたりとか、聞けないこと聞こえたりとか。
そういう話のできる友達がいてよかったよかった。
面白い話を色々聞かせてもらってます。
(ちょっとここに詳しく書くのはまたにしますが)。

普段は脳の5%くらいしか我々は使ってないらしいですね。
残りの95%は何をいるのだろう。。。
その辺の不思議なことと簡単につながるみたい。
人はどこからきてどこへいくのかとか、
どうしてそういうことが起こるのかとか、
その必要があるのかとか。

そんなことを考えながら出勤してたら、駅までの道すがら
日差しと空気の感じが何となく早い春を感じてしまった私。
勿論、気温は低いしまだまだこれから寒い日が続くのでしょうが
ゆっくりその方向に向かっていることには間違いなくて。
でも、なんとなくおや?とそういうものを感じたり。
でも、そんな話誰もしてないし、でも立春過ぎたし。
こういう感覚も見えないものですねぇ。大切にしないとね。

あー、早く暖かくならないかなぁ。

あこがれ

2017年2月13日

すっかり運動もしなくなって体力も衰え、
フニャフニャ暮らしている私ではありますが、
サンティアゴ・デ・コンポステーラという
スペインの巡礼の道から興味が離れない。

その道が舞台になっている
映画「the way」も5回くらい見た。
スペイン版(クリスチャン版?)お遍路さん?
勿論、クリスチャンじゃなくても歩けます。
今回は小野美由紀さんの「人生に疲れたらスペイン巡礼」を
拝読。

うーん、ぼくも人生にだいぶ疲れてそうですな。
どこに何があってどこの宿が良いとか、景色の描写とか勿論いいんですけど
やっぱりあるきつつ感じる心の動きと、最後の最後で無意識的に
気づくこの道を歩いて気づいた、歩く訳を見つけられるところまでが
素晴らしいんですよね。人気の著書ということで
すっと読みやすく、これ読んであるきに行った人と
「サン・ジャックへの道」を見た、という人は
多いのではないでしょうか?
いつか800km歩いてみたいものです。

ということで、サン・ジャックへの道を
今度、見てみようと思います。

今週は波の週

2017年2月10日

波の話ばかり書いていて、勿論専門的なことは専門的な本を
お読みいただいたり調べたりしていただきたいのですが
まあ波というのは伝わりますよね?
共振したり、です。
海のように順に伝わってくるようで、離れていても伝わるものだから
テレビとか、ラジオとか無線のものもあったり。

何かの流れが出来るとそこからぐぐっと
いい流れになることがあったり続いたり。

そのきっかけに一つの贈り物やささやかなメッセージや
ほんとにささやかなアクションがあったりとか。
頑張ってそれを獲得するのではなく、偶然そうなるというような。
頑張って抗っても、そうならざるを得ない大きな
流れみたいなのはあったりして。

前置きが長くなったのですが。
昨日、一昨日辺りからいい感じのそういうものがやってきて。
地球の反対側の知人から嬉しいメッセージが急に届いたりとか。

そういうことが偶然起こるだけで何故か
生きてる、というより生かされていると感じてたりするもんです。

ほいで、次はどこへいくのか自然と
決まって行ったりするんですねぇ。

もっと具体的なこと書こうと思って書き始めたのに
えらい抽象的なことになってしまった。

ま、遠方の友からお誘いあって嬉しいってことですね。
ありがたいありがたい。

居座る波動

2017年2月10日

読む仕事というのは普通にやって当たり前、
失敗すると目立つものです。

なんとかすんでのところで回避しているときも
まれにあったりします。
先日、実はそれがありました。あるニュースのとき。
本番でもう映像が流れ出しているにも関わらず
手元に原稿がない!
なんとかギリギリ間に合って良かった良かった...。

こういうことがあった後は
美味しいものを食べたり、
いい景色を眺めたり、きっちりリフレッシュしておくと
いいのですが...。
(この辺は、7日に書いた波動の話とちょっとつながります)。
自分にご褒美と言うか、乗り切ったのを称えるというか
自分でそういう状況を呼び込む波みたいなのを出していた
かもしれませんから、それを入れ替えてやるのです。

そのリフレッシュをせずにいたから、かも、しれませんが、

昨日、それは起こりました。

映像が流れていてあるインタビューが流れています。
ぼくは、このインタビューの声が流れ終わった後、
ニュースを読む仕事でした。
スタッフの「キュー!」の声。マイクのカフ(スイッチのことです)を
オンにして、さあ、読もうとしたら

全く声が出ないのです。

「あ...、は...、で...」

一生懸命原稿を読もうとしても助詞くらいしか読めない。

うわーーーーー!

...。

と、目が覚めて...いうことで夢だったわけですね。
冬なのに寝汗をかいたりしてまして...。

この仕事をするとオンエア時間なのに原稿がない夢をたまに
見てしまいます。びっくりします。今回も実にリアルでした。

こういった類の夢はやや尾を引きます...
ああ、現実でなくてよかった。
自分へのご褒美を何か、考えようと思います。

答え

2017年2月 8日

1月27日にアップしたフィンランドの知恵の輪のようなもの。
(フィンランドの友達にもらったからそういってるけど
 果たして本当にそうなのかは分かりません)

文章ではちょっとわかりにくかったかもしれませんし、
まあものが手元にないとわからないですよね。
すみません、わかりにくい話で。

ただ、まあ、頭を柔らかくというか、そういうことにかけては
長けてる人が多いなぁとつくづく思っておりまして。

で、まあ、解けるとこうなるバージョンも一応
アップしときます。今日はそれだけ。

だれも興味ないとは思いますが、
先輩に貸し出してみました。

知識は大事だけれども、もっと大事なことがいっぱい
ありますね。
感覚を大切に今日もぼちぼち参ることにいたしましょう。

20170208.jpg

波動

2017年2月 7日

知り合いに勧められて、古い「波」の本を読んだ。
波、といっても海の波(も含まれるけど)そうではなく、
いわゆる波動の話。

訳あって書籍のタイトルとかは紹介しませんが、
まだトップクォークが発見されていなかっただろう頃に書かれてた
その頃にすでに量子レベルの役割をやんわり分かりやすく
説明してある。

ま、その本の話はちょっと置いといて。

人間は7割だか水でできていて、心臓はパルスを打って
血液が流れているわけです。
血の流れや心臓の脈、体中の細胞や水分ってやっぱり
波動の源で、それって知らないうちにリアルタイムに
すごい情報量を伴って発せられて、また、それをたまに
ナチュラルに受け取っている人もいるみたいです。

親しい人とは親しく、そうでない人とはちょっと合わなかったり。
良いか悪いかではなく、なんかそんなもんで。

そのとき頭をめぐる音、曲、聞きたい音楽はなんとなく
常に自分の状態を示していたりしそうなので、
ちょっと(とくに洋楽だったりすると)歌詞を調べたり。
これが意外と当たってたり、気づいてないことに気付かされたり。

ま、偶然の一致とか、そういうのは楽しいし
盛り上がるので、そういうことを楽しんでいる、といったら
シンプルでしょうか?

不思議なことというのは案外身近に起こるものだなぁ
と思いつつ、非常に抽象的な文章を書いてしまいました。

体の何処かで常に良いパルスを打っていたいものですね。
シンプルに自分の心地よいことをしたり見たり聴いたりして
五感を喜ばせることが、そうだと思います。

腕時計

2017年2月 6日

ネットで調べ物してると
広告がいっぱいついてくるようになりましたね。
それで、
とってもオシャレな腕時計をみつけてしまい、
わお、いいな。
ちょっと頑張っちゃおかな。

などと財布の中身を覗くところまで行ったのですが
その時計、よく見るとスマートウォッチだった。
スマフォとかと連動して、
色々やってくれる、あれです。
ジョギングしたら心拍数取ってくれるの?
ま、興味ないので分からないんだけど。

うーん、それ、スマートウォッチ機能いらないから
その分安くしてくれない?

...などと思ってしまった本末転倒な消費者です。

で、しばらく他の腕時計を調べてたら
オシャレなのがちらほら。
心奪われておりまして、良いのを見つけたら
こんどはゼロの数が自分の予算の範囲より2個位多かった。

今のは使いはじめてもうすぐ10年。
汚れてきてるけど、大変見やすい。使いやすい。
改めて大切にしようと思ったのでした。

あした

2017年2月 3日

あしたは太巻きがあちこちで安くなるんだろうか?
それともそんなに日持ちはしないのでしょうか。

一回食品廃棄の取材とかしてしまうと思うのですが
ほんと、これだけ盛り上がると後でえらいことになるのではと
心配してしまうのです。

知人がクリスマスは26日ということにすると
ケーキが安いしよいと言っていた。
みんなで揃って同じことをするのが得意なのは
ぼくらの良いところだと思うけど
時代も時代だし、無駄を出さないようにしたいですよね。

一人でも多くの方が美味しい太巻きを
食べられますように。
そうなるんだったら、今日でも明日でも明後日でも
いつでも良いですよね。