バックナンバー:2017年1月

アドラー

2017年1月31日

ちょっと時間があったので
数年前?流行ったアルフレッド・アドラー関連の本を何冊か読んでみたのですが...。

面白いですね。

「人は別れるために出会い、最良の別れに向け
 不断の努力をすべき。」

にはガツンとやられてしまいました。

多くの素晴らしい人との出会いばかりで
そのおかげで充実した日々ですが、
あまりにすごい人ばかりと出会っていると
自己嫌悪的になりがちな時もあります。

ま、そのへんはオッケーにして
「てけとー」に自分の思うようにしかやっていけないので
それで良しとするところからでしょうかね?

やりたいことに脳みそと体と技術がついていけなくなってきてる
ところとの折り合いの付け方がなかなか
大変だったりするのですが、
もうちょっとシンプルにいけそうな気もしてきました。

ま、哲学的な日もあってよろしいんじゃないでしょうか?
多く書籍出てますので、ご興味のある方は一冊
手にとって見てはいかがでしょうか...。

仲の良い二人

2017年1月27日

フィンランドでもらった知恵の輪のようなもの。

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「緑と赤のボールはお互いに仲良しなのですが、
離れ離れに。また隣り合わせにしてあげられますか?」

最初は必死こきました...
でも私の友達の中には簡単に解いた人もいます。
その時の思考によって
出来たり出来なかったりします。何も考えないのが
一番いいかもしれません。

解き方を覚えたらいつでも解けるんでしょうけど
自分のコンディションを知るのに使いたいので
覚えないようにしています。

さ、今日はどうかな?

おもうとつながる

2017年1月25日

某先輩とサシで急遽2軒、5時間コース。
ぼくはお酒を飲まないので...
それでも話は楽しいものばかり。
勉強になるものばかり。

今週は話題になったり、イメージが湧いたら
繋がっていく不思議な日々が続いております。
前出「サシ」コースで話題にしてた別の人から
仕事のオファーがあり楽しくやらせていただいたり。

しんどいなーというときに、
古い仲間とバッタリ会ったり、見つけたり。
元気な笑顔に巡り会えたり、ほんで元気もらったり。

脳みその中、
ええこと思いながら過ごしたいもので、
そうなってきている、このところなのでした。

じわじわ

2017年1月19日

アラニス・モリセットにちょっとハマり気味な
2017年1月なのです。
「The Way」という映画を見たのがきっかけ。
中盤から後半にかけての作品の中でアラニス・モリセットの
「Thank you」をバックに
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の道を
歩くシーンが印象的で...。

Thank you で
あらゆることに感謝をすることについて
You Learn で
学びや人生について
Everything で人生で大切なことについて

色々感じたりするわけですね。

じわじわと迫ってくるようなサウンドが好きです。

バイザウェイ。

去年の終盤はテレビはかのドラマとダンスで盛り上がっていたわけですが
なんかみんなで同じ動きが出来るってのは不思議と楽しいものですね。
どこへいっても色んな人が踊ってたのでホントびっくりしました。

ところで。

ダンスでここのところ気になってる楽曲が
マーク・ロンソンとブルーノマーズのUptown Funkです。
こういう系のジャンルは疎いのでなんともですが、
なぜに同じ動きが圧倒的に少ないのにこれだけのノリになるのか
ぼくには分からない。でも、楽しい。ダンスって不思議な世界ですねぇ。
そして彼らPVでは可愛くパフォーマンしてるけどステージになると
バシッと決めてくるんですよねぇ。
ちなみにこの曲、ギターも勿論ですがベースがかっこいい。
サウンドもノリも、そんな真新しい感じはなくて
これまでにあったもののような気がするのにね。

なんてことを考えながら、ぼちぼち仕事しています。

22

2017年1月17日

あれから22年、もう阪神淡路大震災発生からの人生のほうが
それまでより長くなってきました。
去年は地震取材で熊本に行き、人生2度目の大きな地震にあい
それらの経験から、「今、自分は生かされている」と考えることがあります。
運命って本当に不思議です。

人は辛いことがあっても、それでも笑って日々を過ごして生きています。
それは福島で取材をしていて、
被災された方々に教えられたことでした。
僕らの前ではあっけらかんとしているように見える人たちでも、
心のなかで抱えているものがあります。それがいつ顔を出してくるのか
きっと日々の中で忘れている時があっても、急にまた、ぶり返してきたり
するのだと思います。
それを少し、取材をすることで教えてもらえたりします。
そして、話を聞くと、
僕のような者でさえも、小さいかもしれませんが、
抱えている「とげのようなもの」があることに気付かされます。

あまりの酷い揺れと、窓のきしみ方で
「あ、この窓ガラスが割れて落ちてきて刺さったら死んじゃうのかな...」
と思いながら朝7時前まで布団から出られなかった22年前。
(窓は割れなかったのですけどね)。
狭いビジネスホテルの部屋で机を抑えるようにして揺れに耐えた
去年の4月16日。
「避難しましょう」と声をかけてくれた名前もしらないそのホテルの
隣の部屋の若い人に助けられてしまった、情けない報道関係者がここにひとり。

取材して、自分で感じたことを、なんとかご理解頂きたい、
最近は、腕の無さなのかなんなのか、
そういった思いがうまく消化できないことも多くなりました。
でも、それもそれ、うまく消化できないことすら
うまくいっているとちょっと無理して受け入れて、
それでなんとか仕事して、暮らしています。

大勢の人が大変なものを背負ってしまったあの日。
思いがけず生きられなくなってしまった人たちと、
その人達の身近な人が抱えた大変なものに比べると、
ほんとに比べられないくらい小さい僕のとげのようなものを
モチベーションに、この仕事していることに気付かされたのでした。

なので、ちょっと大変ですが、もしこれから取材でお世話になる方に
今のうちから、少し話を聞かせてくださいねと、
お願いしたい気分になったのでした。
ひょっとしたら少し、楽になるかもしれませんし、ね。
僕の話はだれか聞いてくれるかな?

慰霊、防災、復興、本当なら考えないといけないことが
あるにも関わらず、こんな
利己的で狭量なことを感じてしまった22年目なのでした。

2017

2017年1月 3日

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末は
沖縄のやんばる・東村高江で取材とリポートでした。

20170103.jpg

北部訓練場。
米軍訓練施設返還とは名ばかりの訓練施設強化。
貴重な生物が住み、沖縄本島の6割の水源になっているという
美しい森をオスプレイが飛来します。

これが21世紀の状態とは思えない酷い騒音と危険性との
隣り合わせの暮らし。
一方で、住んでいる人たちの逞しさと愛。
なんとか情報を伝えようと現場に行くのに
結局皆さんから教わることが多かったり、
いただくものが多かったり。
笑顔で迎えてもらうだけで、
無力感とそしてお伝えすることの責任感と。

取材させていただいた住民の石原さんは
「今までやることはやってきてこの状態。
 ということは、もっと他になにか方法があるんです。」
想像がつかない。みんなが反対するようなやり方かもしれないとか。
僕には皆さんの幸せを祈るくらいしか出来ないのかもしれない。
やれることがあるのか、考えていきたいです。

当たり前ですが、年末特番で沖縄に行く往復のエアポートは
圧倒的な休暇モードで、プレッシャーを感じながら一人で
仕事をしにいくモードの人などいないのです。
おそらく、大多数の人が沖縄では、
基地問題を語るより、美味しい食べ物、文化、気候、景色を
家族と、友人と楽しみたいのだと思います。当たり前ですかね?
それでいて少し、そういった問題にも意識を
向けてもらえるきっかけになればなと思いました。

そういう自分も2,3日滞在した程度。
おこがましいと思いつつ、無知な自分を責めつつしていたら
帰ってから高熱を出してしまい、強制的な寝正月に。
40の知恵熱とはシャレにならん。更に不勉強を自覚させられるハメに。
「好転反応」という言葉もあるとか。
なにせ、完治後いい方向に向かってくれるよう祈るばかり。

年末のオンエアが多くの人に響いてくだされば嬉しいです。