音楽の不思議

2018年3月 9日

頭のなかである一曲とか、ワンフレーズが回り続けるEarwormという現象。
なんどかここにもかいてきましたが、
今回はNew Radicals の You get what you give についてです。

そもそもこのEarwormが起こる理由などについて研究されてる著作とか論文とかが
あるのかもしれないのですが、
僕の場合、「どこかで聴いたことがあるけど、アーティストも曲名も覚えていない」ような
曲すら流れてくることがあります。
このNew Radicals の You get what you give についてもその一つです。
回り続けると2、3日から1週間続き、自分の中のヘビーローテーションになります。

このバンド、オルターナティヴ・ロック、というジャンルに入る
1990年台の後半に出てきたバンドです。
この曲はシンプルなフレーズをどんどん畳み込んでのせてくれるサウンド。
歌詞には強く素晴らしいメッセージが込められているのです。

ところが、なにで、いつ、どうヒットして僕の頭に残っていたのか
さっぱり思い出せません。活動期間もそれほど長くなかったようで
今となってはあまりデータも(インターネットなどでも)見当たりません...。
(英語のものはあったのでまたゆっくり読んでみようと思っているのですが)。

最近気づいたのですが、
あるコードが鳴ると、そのコードから引っかかって別の曲が流れてきたり
するんですよね。それが少しずれてたりすると引っ張り出されないんですが...

自分の脳の音楽を扱っている部分に興味がわいてくる今日このごろです。

228

2018年2月27日

いろんなご縁がありまして、台湾に関心を持っております。

2月28日は228事件、という大変な事件が71年前に起こった日だったので
台湾在住の方とやり取りをさせていただいて現地の様子を少し教えていただき
ラジオ「新福島」のニュースの中で紹介させていただきました。

1945年、大戦終戦後、蒋介石率いる国民党政権が台湾にやってきます。
圧政、不正、搾取を行い台湾の人たちを大変に苦しめ、
1947年の2月27日、つまり71年前の今日、闇タバコ売りの女性が
暴行され、タバコとお金を役人に没収されます。
その次の日の2月28日、抗議デモが行われたのですが、それに対して憲兵軍が発砲し
市民に犠牲が出たことで反国民党運動が一気に台湾全土に広がります。
戦前まで日本の支配下にあったことで無理やり使わされた日本語が
中国本土からの人たち(外省人)と台湾人(本省人)を見極めるため、
日本語が使われたそうです。
(このことは「悲情城市」、という映画でも描かれています)

事件後、1949年から1987年まで38年間、戒厳令下にありました。
台湾は世界で一番長く戒厳令が出されていたところでした。
軍政のもと、なんのいわれのない大勢の人が、政治犯として捕まり
処刑されたり、長くに渡り収監されていました。

その後の流れはちょっとオンエアでも割愛しましたが、
まだまだ多くの苦労を経て、今、報道の自由度ランキング、アジア1位の国に
なっているわけなのです。

台湾に関心を持ったのには大きく2つの理由が。
はじめての台北の夜市で、ある年配の男性の方に話しかけられました。
「あなたは日本人ですか?ぼくはこの夜市のおかゆに病みつきでね。
 よく食べに来るんですよ。あなたもどうですか?」
あまりに流暢な日本語だったので「東京からですか?」と尋ねたところ
「いえ、私は台湾人なんですよ」と。
ああ、これが台湾の方の日本語なのかとすごくショックを受けた訳です。

もう一つは1989年にすでに戒厳令が解かれたあとで
100%言論の自由を求めて焼身自殺した鄭南榕さんの記念館へ行ったことと
去年、あるお芝居にかかわらせていただいた時におこがましくも彼の役を
させていただき、そこへ集まる人たちとの出会いがあったことです。
どんな事情であれ自殺を肯定することは私はありませんが、
この鄭南榕さんのすさまじい人生と最期に関しては
どうしても心が動かされ、衝撃を受けてしまったのです。

安穏と日本で暮らしていて、
なかなかこういった話ができる人というのはいませんし、
響いてくれる方がいるかどうかわかりません。
でも、少しでも関心を持っていただける方がいて
それは、沖縄の問題も、福島の問題もそうですが、
「もう、しゃーないなぁ、きいたろかぁ」くらいの感じから
少し難しくても、愉快ではなくても、聴いてくださる方がいれば
大変に嬉しく思います。

新年

2018年1月 5日

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年末を沖縄で過ごし、戻ってきてから色々と考えることがあり
あーだこーだ言ってるうちに3が日が過ぎ
気がついたら普通の日常に戻っていました。

自分のやれること、やるべきことをよく感じた上で
背伸びのないマイペースな一年を過ごしたいものです。
どんどん時代は新しくなり、変わっていき
どんどんこれまで通用した概念が通用しなくなり、
新しくなっていくようですね。

その流れの一端の更にほんの少しでもお伝えできればと思っています。

DSC00432.jpg

写真は別に初日の出でもないのだけれど、沖縄辺野古の近くで撮ったものをひとつ。

毎年恒例

2017年12月26日

8、9年ほど、毎年のように通うようになった場所があります。
今年はまだ行っていない。
からなず行くことになると思ってたけど、
案の定そうなりました。

いま、準備中です。

難しい話は本来苦手だし、
きれいにまとめるのも苦手。
人の文法で喋れるほど器用でもないし、
なにか一つを極めるほど突出もしてなければ
すべての時間を注ぎ込む根性もありませんでした。

それでもこんな役回りがくるところをみると
なんか、運というか、縁というか、そういうものがあるんだなと
思うわけです。

取材や中継の仕事は、
自分の日頃の暮らしとそこの人たちの暮らしのギャップを
経験することと、その後でやってくる重い空気とのちょっとした戦いです。
問題を解決したい脳は常に無力です。そして、
とにかく苦しんでいる人のところへ行って
毎年毎年、本当の幸せを現場の人達から教わって帰ってきます。

今年もその日が迫ってきました。
引き締まる思いのする日々です。

引き続き...

2017年12月15日

引き続きSixpence None the Richer ネタですが、
彼女たちがリリースしているアルバムの中に、The Dawn of the Grace という
クリスマスアルバムがあります。

毎年この時期はしっとりカーペンターズが定番でしたが
今年はこのアルバムを聴いています。
大変に美しい!素晴らしい!大音量でヘッドホンで聴いて
彼女たちの世界に浸りたい。1曲目の
Angels We have Heard on High のイントロから歌い始めで一気に
Sixpence の世界に引き込まれます。
ギターのサウンドも美しい!

Silent Night のコーラスの追いかけ合いは
日本人にも馴染みのある雰囲気を醸し出してくれています。
Riu Riu Chiu みたいな不思議な世界感の曲も含まれていて...。

今年のクリスマスに向けてのBGMなどに
忍ばせてみてはいかがでしょうか?