まさに春ですね!
私の季節がやってきました!
4月生まれの私ですから。
「何回目ですか?」なんて聞かないでください(笑)
とにかく木々は芽吹き、花が咲き、
新たな事が始まる予感に心躍っているのは私だけではないはず。
久しぶりのブログ更新です。
遅ればせながらこれまでの朗読活動関連のご報告を・・・
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お母さん大学とパナソニックの共催イベント「あるままOYAKOフェス」が
1月の終わりにグランフロント大阪で開催され、
コロナ禍で家で孤育で疲れているお父さん、お母さんに向けて
おはなし会をして欲しいと依頼を受け、ゲストとして参加しました。
感染対策を万全にして、久しぶりの
「子育てと絵本」をテーマにしたおはなし会です。
聞き手は就学前から小学低学年対象の親子です。
マスクをしたまま、読み聞かせは初めてのことで少々心配でしたが
マスク越しでも子どもたちのキラキラとした好奇心一杯の瞳はしっかりと届きましたし
離れていても、同じ空間にいると、熱量がコチラに伝わってくるのです。
絵本の世界に浸りながら、親子で思い思いにコミュニケーションをとる姿も
ほほえましく楽しく朗読会をすすめることができました。
後日、立ち寄ったカフェで、イベントに参加したお母さんとばったり出会い
「こんなにも絵本に反応するんだと驚きました。よほど楽しかったのか
夫にもおはなし会に行ってきたことを自慢げに話していました。」と
声をかけてくださいました。
直接、感想を聞く事ができ、嬉しい出来事でした。
もっともっとおはなし会をやりたい!
またまたムクムクと思いが湧いてきました。
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そして3月6日に開催した「コトノハものがたりの世界2022」
3年ぶりにやっと舞台で公演することができました!
川地アナウンサーは初舞台。
練習では毎回「本当にこれで大丈夫でしょうか。」と不安げな川地アナ。
それもそのはず、前述のように
会場の皆さんの反応がないと成立しない言葉あそびの絵本「これはのみのこ」。
練習ではただひたすら言葉を積み上げてひといきで読んでいくだけの作業。
「おそらく、この辺りからお客さんの反応あると思う。」
「その時は反応が収まるのを待って、次の一手を!」と私も手探り状態。
「川地さん、必ず反応あるから大丈夫だから!」と川地アナを励ましていたのですが
正直、私も自信がありませんでした。
当日も、舞台袖で出番を待つぎりぎりまで、不安な気持ちでいっぱい。
それでも「楽しみましょう!」と2人で声を掛け合い、いざ舞台へ。
しばらくは、普通に聞いていたお客様。
中盤あたりから徐々に笑い声が聞こえ出し、
後半にさしかかると、応援の拍手が響き渡り、
最後は、一息でページをきっちり読み終えられるのか
息を呑んで聞き入っている張り詰めた空気が会場中に広がって・・・
「関岡さんが話していたことが分かりました。
舞台って凄いですね。反応があって最高に楽しいです!」
舞台袖に戻ってくると川地アナは興奮しながら報告してくれました。
1000人近いお客様と面白さを共有し、空気が一体化するこの感覚は
何度、経験しても新鮮で楽しいもの。
放送現場では経験できない舞台ならではの醍醐味です。
「舞台の喜びを知ってしまったね。川地さん」
若いアナウンサーの皆さんには今後もどんどん経験してもらいたいです。
1995年からスタートして、世代を越えて脈々と引き継がれている
ことに有難さと喜びを改めて実感すると共に、
ずっとこのイベントを応援してくださっている皆さんに
本当に心から感謝申し上げます。
まだまだ続くコロナ禍の中で、今年度はどれだけ朗読勝活動ができるのかな。
安心してお届けできる日が早く来ることを願いながら・・・