
隈川病院に2週間前から移ってきたナース。小学生の時に母を亡くしてナースを志した。中学時代、事故死した同級生の霊を見たと話したために、友人たちから怖がられたというトラウマを持つ。いつも母のお手製のお守りを持ち歩いている。
隈川病院の研修医で父・圭太は院長。代々続く病院の後継者として将来を嘱望されている。隈川病院に移って以来失敗続きの琉奈を、優しく気遣っている。
小さな番組制作会社のディレクター。以前は大手制作会社に勤めていたが、隈川病院の怪異を特集した番組を制作し、出戻りを目指している。
琉奈の中学時代からの親友。子供の頃からテレビが大好きで、今は斑目のADとして働く。斑目の指示を受けて、琉奈に病院の取材をさせて欲しいと頼む。
隈川病院の新人ナース。明るい性格と可愛らしいルックスで患者のアイドル的存在。深夜勤中、薄暗い廊下で血だらけのセーラー服姿の女の子と遭遇してしまう。
隈川病院の優秀な主任ナース。病院内で幽霊の目撃談が頻発したために動揺するナースたちを強く諌める。失敗続きの琉奈を「ナース失格」と思っている。
韓国人留学生の入院患者。明るくスタイル抜群。夜、病院の階段で血だらけのジャージ姿の男と遭遇してしまう。
隈川病院長。明治から続く隈川病院をいずれ朝陽に継がせようと思っている。病院内で起こっている怪異の原因を、どうやら知っているらしい。
入院患者。元カメラマンで入院中もカメラを手放さない。彩香が亡き妻に似ていると言って、いつも彩香の写真を撮っている。
琉奈の父親。死人が見えてしまうと言って苦しんできた琉奈を、心の病だと諭し、優しく見守ってきた。