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住民を困らせた『ハトにエサやり』の現場は今...「やめる」と話していたエサを与えていた男性はどうなった?

2021年11月17日(水)放送

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大阪市内のマンションの住人男性がハトにエサをやり始めたことで、ハトの大群が押し寄せフンが落ちてくるなどして近隣住民が迷惑しているという内容を、今年6月にMBSの番組でお伝えしました。あれから5か月が経ちましたが、状況に変化はあったのでしょうか?取材班は再び現場を訪れました。

住民を困らせるハトの大群…マンション住人がエサやり

今年6月、大阪市内で近隣住民により撮影された動画には、マンション4階の部屋の窓から次から次へと白い何かを下にまく様子が記録されています。取材班が動画が撮影された場所を訪れてみると….。
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電線や屋根にとまったハトの大群。動画を撮影した住民によると、マンションに住む男性が数年前からエサをやるようになり、ハトが集まり始めたといいます。周辺の道路には鳥のフンとみられる跡があちこちで見受けらます。
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(地元住民 今年6月の放送より)
「近所、みんな迷惑かけてる。洗濯物なんか干されへんし、タマゴ産んだり、もうハトがいっぱいおるからね」

エサやりの男性「私が与えたエサのフンと違う」

一体、どんな人物がエサをやっているのか?取材班が待っていたところ、1台の車が現れました。車から降りてきた男性は手慣れた様子でエサをまきます。
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駐車場に集まってきたハトが一斉に食べ始めました。その数は50羽以上確認できます。

(記者リポート 今年6月の放送より)
「エサをたくさん与えられているからでしょうか。太ったハトがたくさん見られます」
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大阪市では、おととしから「エサやり条例」が施行され、エサをやること自体は認められていますが、フンや羽根などが散乱しないように掃除することが義務づけられています。しかし、男性がエサをまいてから約1時間が経っても、まだ清掃はされておらず、道路にはたくさんのフンや羽根が残っていました。
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数日後、記者が男性を直撃しました。

(ハトにエサを与える男性 今年6月の放送より)
「(Qこちらでいつもエサをまいてますよね?)減らしていってますね。すぐに切ったらかわいそうやから。(Q清掃をしきれていない部分もありますが…)待ってください。私が与えたエサはだいたい9時間から10時間後ですやん、フンになるのは。ここにしているフンは私が与えたエサのフンと違いますから。(エサやりを)やめてみるならやめてもよろしいけどね」

男性は「エサやりはやめる」とも話していました。

5か月後…男性は「エサやり」をまだ続けていた

取材から約5か月、再び現場を訪れました。

(記者リポート)
「エサを待っているんでしょうか。マンションの駐車場にハトが集まっています。周辺には羽根やエサをやったような跡が確認できて、決してきれいな状況とは言えません」
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近所の住民に話を聞くと…。

(近所の住民)
「もうちょっとしたら(ハトが)来ると思う。こんな数ちゃうで、もっとやで。うわあ~っていっぱいその辺で(エサを)いっぱい食べてるわ」
「(Qエサをやる男性は今もエサやりを続けている?)と思います。周り汚いし、歩いてたらハトのフンが落ちてきたり」

近所の住民は“ハトによる被害”は今も続いているといいます。取材班は昼過ぎまで張り込んでみましたが、結局エサやりをする男性は現れませんでした。
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すると、午後2時ごろに区役所の職員たちが現れ、拍子木を鳴らし始めました。実は男性がエサを与えていた午後2時~午後4時の時間帯にハトが集まらないよう、ほぼ毎日、拍子木を鳴らしに来ているのです。しかし、音を怖がらず逃げないハトも…。
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この日、区の担当者が帰った午後6時ごろ。あの男性が現れ、エサをまき始めました。男性は、まだエサやりを続けていたのです。しかし、5か月前の様子と見比べると、エサの量はずいぶんと減っているようにも見えます。
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エサやり後は、道路に出たゴミを拾うような様子も。ただ、マンションの敷地内にあったエサなどは片づけずに姿を消しました。

「エサやりはやめる方向だが、急にはやめられない」

なぜ、男性はエサやりを続けているのか。話を聞くため、『最近は朝にエサをまいている』という情報を元に早朝に再び現場を訪れると、電線の上にはすでにハトの群れがいました。しかし…。
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(記者リポート)
「現在、朝の6時です。駐車場を見てみると水をまいたような跡があるんですね。もしかしたらすでにエサやりは終わっているのかもしれません」
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この日も男性には会えませんでした。ところが、11月16日の午後、電話で男性から話を聞くことができたのです。男性は次のように話しました。

(ハトにエサを与える男性)
「行政とは、エサやりをやめる方向で話している。ただ、エサやり自体は条例で禁止されていないので、近隣の苦情にどこまで対応すべきか、悩ましい。(Q行政が対応に追われているが、すぐにエサやりをやめるつもりは?)急にやめることはできない。ハトがかわいそうだ。今は早朝と夕方に、ハトのエサの量も10分の1以下に減らしてやっている、フンの掃除もしている」

今後、エサやりをやめる意思はあるものの、すぐにはやめるつもりはないようです。一体、いつまで続けるつもりなのでしょうか。

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