
グアダラハラのソカロにて
(中西さんと中川社長) |
ロケ2日目にして気が付いたこと。中西さんはどこでも寝転がって日光浴をする。メキシコの日差しが本当にうれしかったらしく、「それってちょっと危険な焼き方…」と思うくらい、太陽に向かって顔を向けて焼いている中西さん。
この日、午前中、早い時間に実景を撮影していたスタッフと、中西さんたちとはグアダラハラのセントロで待ち合わせ。
カメラスタッフは肉眼では確認できない向こうの方で、既にカメラをセッティングしている。私は1人、中西さんたちが到着する予定の場所にトランシーバーを持って待機。このトランシーバーの片方は中西さんたちの車のコーディネーターさんが持っているもの。でも、10分待っても、20分待っても全然現れない。
どういうことなんだろう?と不安になる。
以下私の心の中の葛藤(カメラの方へ向かおうか、でもその間に中西さんたち来るかもしれない。トランシーバーが通じないなら、携帯に電話しよう、でも、見える位置にある公衆電話はカード式…、テレホンカード買わなきゃ。実はもうカメラの方では合流できていて撮影始まっているかも、そしたら下手に動くと大変かも…)ぐるぐると考えて右往左往していた私。
実は、ただ単に待ち合わせ場所の連絡ミスだったらしいのですが、帰国後、こんな写真を見て、唖然…。(写真J)中西さんはこの待ち時間にも、寝転んでいたんですね、それもコンクリートの上にもかかわらず…。

踊る伍 芳 |
一方、伍さんは、待ち時間にはよく踊っている…。
「アミ〜ゴ!アミ〜ゴ!」という意味不明なかけ声のもと、体いっぱい踊っている。(ちょっと盆踊りっぽい踊り)
伍芳さん(愛称はファン・ファン)はロケが始まる前の印象と、ずいぶん違ってメチャクチャお茶目な方なのだ。この写真だと(写真D)ちょっとポーズが入っていて、オカシミが伝わらないのが残念。
今日はチャーロの撮影!チャーロはとにかくメキシコ人の憧れの的。その技も本当に鍛錬が必要なものばかり。
カンポ・リエンソ・チャーロで、投げ縄にトライした中西さん。見るのとは大違いでこれが結構至難の技。中西さんは全然上手くいかず、撮影も忘れて熱中し始め、なかなか止めようとしません。本当にもう夢中!「もう1回!もう1回!」
中西さんを見て笑っていた伍さんも実はやって見て、全然だめ。伍さんがやった後も再度挑戦しても中西さんは納得いかず、悔しそう。
あまりに名残しかったらしく、最後にペルラさんに、投げ縄用の縄はどこ購入できるかなどと訊いていました。「買って持ち帰ったら、東京で練習できるじゃん」と中西さん。でも、それっ何のためだろう…?

今回は実際のロケ日数が8日間。その間グアダラハラ〜メキシコシティ〜オアハカと1000H以上の移動日も含まれているので、この移動時間を何とか短縮するために、コーディネーターのヒサキさんは車を飛ばす飛ばす!
時速140〜160Hのスピードで1本道をかっとばす。11人乗りのバンは常にジェットコースターに乗っているような感覚だった。当然、追い越しも多くなるのだが、これがまたスリル満点。
コーディネーター補佐としてヒサキさんの実姉のリリアンさんも参加していたが、あきれ顔。もう1台の中西さんたちが乗っていた赤い車を運転する本職のドライバーさんも、よくテレビの撮影クルーの車を運転するそうなのだが、こんなにスピード出す人も珍しいなどと言っている。
でも、日系人のヒサキさんは丁寧な言葉遣いで「でも私(わたくし)は国際A級ライセンスを持っております」と周囲の心配を余所に涼しい顔。その時は感心して納得したけど、この「国際A級ライセンス」とは未だに詳細は不明です。
実は、私がこのロケ中悩まされたのは「眠気」。
それも車が走り出した途端、気を失うように寝てしまうという困った症状。飛行機が離着陸する時に「疲れていなくても寝てしまう」状況に陥る方いませんか?これにそっくりな感覚で、気がつくと寝ているんです。
単純に睡眠不足なのでは?と思われるでしょうが、ロケの間はどんなに体が疲れていても、それほど睡眠時間は必要じゃない。
そして、私だけではなく、同じような症状に陥っていたのが、カメラマンの老平さん。「な〜んか不思議なんだよね、異常に眠くない?」とロケの2日目あたりでボソッと言っていた。確かに気付くと音声の岡本さんも椎原Dもよく寝ている…。
それでもロケ車の中で居眠りするなんてたるんでいる!と罪悪感を抱いていた私は、老平さんの一言に強みを得て、大胆な仮説をたてました。
メキシコ最初のロケ地グアダラハラは標高2000メートル以上。
普段よりかなり空気が薄いところ。眠かったり頭が痛くなるのは当然だ。そして、ジェットコースター並みの車のスピードによって、私の周囲に気圧の変化が起きて、そのために気を失うように寝てしまう…のではないか?
どうでしょう?この説は? どなたか本当のところを知っている方、教えて下さい!
中西さんや伍さんたちと、ディレクターや技術クルーのロケ車は別々。
向こうの車は相当ハイテンションで盛り上がっている様子。時々トランシーバーで歌や演奏を聴かせてくれる。ある時、ガソリンスタンドのトイレ休憩の時、中西さんが、こちらの車にやってきて、「ねえ、ねえ、こっちの車ではいつも何してるの?何話しているの?」と興味ありげに聞いてきた。でもみんな寝ていたんです、こんな感じで。

| 00.4.13.[thu]
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思い出の一番は寒かったこと |
パツクアロ湖畔の早朝ロケ。
ロケに行くとき、アシスタントは色々なモノを隠し持っている。薬類、安全ピン、テープ類、リップやクリームや日傘や水筒や耳かきや爪切りやお茶やのど飴やその他諸々。特に地方や移動が多いロケでは、イザという時にすぐ買えないことが多々あるので、準備万端にするにこしたことはない。
が、今回、持ってこなくて悔しい思いをしたものがひとつ。
それが、「カイロ」だった。
実は東京でロケの準備をしている時、手に取って荷物に入れるのを止めたのがカイロ。太陽の国メキシコ…。メキシコは日中と朝夕の温度差が激しいのは知っていたが、最低気温もチェックしたが、まさか、カイロが必要ほどとは思ってもいなかった。冬にたくさん買いだめして30袋も余っていたカイロ。
それが、このパツクアロ湖でこんなに必要とされるなんて…。

朝の練習シーン |
朝、相当寒い。湖から吹く風は冷たく、中西さんも手がかじかんでもう弾くのがつらい状況に。朝の練習しているシーンでは、あの後伍さんも古箏を出してきて演奏したのですが、手が動かなくなう位の寒さ。おまけに伍さんはノースリーブ。
船に乗っているときも、楽しいそうに見えたけど、相当寒かったらしい。「パツクアロの思い出の一番は寒かったこと」という同行した2人の事務所の中川社長。

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