1999.10.31.知床の秋〜北海道絶景紀行■旅人:油井昌由樹
「夕陽評論家」として世界中を旅している油井昌由樹が今回の旅人。道東の大自然の中、誰も知らない秋の景色を見つけようと旅を続ける。
まず訪れたのが知床。知床半島に初雪の降る頃が、紅葉のもっとも美しい頃と言われている。紅葉の森を歩くだけでは満足出来ない油井は、この紅葉を、船に乗り海から眺めようと思い立つ。
続いて訪れたのは、日本有数の透明度を誇る摩周湖。出ていく川も入っていく川もない湖は不思議なことに年中一定を保っている。その謎の鍵が神の子池。この小さな池には摩周湖からの伏流水(地上の水が一度地下に潜入して流れる)が大量に湧き出している。池は日本三大湧き水と数えられている。油井はその池の美しさに驚く。
屈斜路湖、摩周湖を抱える日本有数の大きさを誇る屈斜路カルデラ。このカルデラを長年撮り続けてきた写真家ととに、森を歩く油井。写真家がカルデラ一の紅葉に連れていくと聞き、訪れたのが硫黄山。「君の名は」の舞台として有名になってからは多くの観光客がやってきているが、登っているのは彼らとは逆の方向。こんなところに紅葉があるとは思えない油井だったが。
そして屈斜路湖でもこだわりのこだわりの夕陽のポイントを探す油井。雲、霧のかかることの多いカルデラで、はたして油井は美しい夕陽を見ることが出来るのか?