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今シーズンもラジオ中継の毎カード初戦はスポーツライター金子達仁氏が書きおろす言葉にアナウンサーが熱い思いを込めて送る「プレーボール〜With Tigers」で始まります。
今シーズン、栄光へ向けて「挑む」タイガース。
熱い戦いのプロローグ、是非番組冒頭からお聞きください!

これまでの“言葉”

  • 2017.09.23

    初回を終えての0対5。
    闘志をかきたてるにはおよそふさわしいとは
    言えない逆境を、しかし、昨夜の虎は跳ね返した。
    打力の差で負けたと言われ、
    前日は菅野に2安打完封を許した野手たちの、
    復讐の叫び。
    決勝打を放った上本の表情が物語っていた。
    まだだ、こんなものでは、
    まだ満たされはしない、と。

  • 2017.09.21

    打力の差で負けた。
    胴上げを許したあと、
    金本監督はそう言った。
    だから、期待している。
    責任を感じ、屈辱に打ち震え、
    リベンジを誓う野手たちの奮起を。
    昨日の2安打完封負けを見ても、
    まだ、期待している。
    そして、思う。
    ここで爆発できないような打線に、
    どうしてCSでの復讐など期待できようか、と。

  • 2017.09.20

    シーズン序盤、菅野と投げ合うことが決まった秋山に
    向けられたのは、同情のまなざしだった。
    かわいそうに。相手が悪い。
    だが、積み重ねた12個の白星と、
    143回と三分の一という投球回数は、
    ファンの見る目を変えた。ならば、次は。
    秋山だから、今日は勝つ。
    たとえ相手が菅野であっても。
    そう思われる、立場を目指せ。

  • 2017.09.18

    この配剤に、感謝しよう。
    首位を独走するチームが、全力をあげて勝ちにくる。
    何のリスクもない、存分に力を発揮できる状況で、
    勝ちにくる。
    阻めれば、自信。押し切られれば、糧。
    どちらの結果になろうとも、得られるものは大きい。
    だが、より大きな収穫を伴うのは、むろん、勝利である。

  • 2017.09.12

    3試合連続のサヨナラ負け。打ちのめされた。
    崩れていてもおかしくなかった。
    だが、虎は踏みとどまった。
    相手が弱かったわけでも、
    こちらが神がかったわけでもない。
    それでいながらの、3連勝。
    間違いない。
    広島での屈辱は、チームを変えた。
    今日から宿敵を迎え撃つのは、
    今季最強の猛虎たちである。

  • 2017.09.08

    ドーハの悲劇。打ちのめされた。
    二度と立ち直れない、とさえ思った。
    だが、4年後に待っていたのは
    ジョホールバルの歓喜だった。
    最悪の悪夢は、時に最高の良薬となる。
    屈辱の3連敗。優勝の望みは、ほぼ消えた。
    それでも、わたしは信じている。
    今年なのか、来年なのか。広島での屈辱が、
    大いなる歓喜への助走とならんことを。

  • 2017.09.05

    運命の岐路に、虎は立っている。
    勝ち越せば、次なる天王山が用意され、
    負け越せば、ここが天王山だったことになる。
    進むべき道は、むろん一つ。
    勝って、勝って、勝つ。
    そして、次なる天王山へと続く道を作ろう。
    奇跡の逆転優勝へと続く、輝ける太い道を。

  • 2017.09.01

    まだ射程距離ではない。それでも、見えてきた。
    目指すべき地点が、はっきりと肉眼で見えてきた。
    甲子園の気配も、昂ってきた。
    何かが起きる。何か途方もないことが起きる。
    そんな予感に満ちた気配が、漂ってきた。
    来週待つ広島での大決戦。負けられない。
    首位の座を奪い取るためにも、
    ここでは絶対に、負けられない。

  • 2017.08.29

    痛い負け越しではあった。
    それでも、最悪の事態は免れた。
    菅野が来ていたら。中日の踏ん張りがなかったら──。
    虎の命運は、未だ尽きてはいない。
    今日から始まる甲子園での6連戦。
    勝ち越せなければ、ペナントは終わる。
    だが、勝ち越せれば、大きく勝ち越せれば、
    違った未来が見えてくる。

  • 2017.08.25

    田口が来る。菅野が来る。
    勝つのは、勝ち越すのは、簡単なことではない。
    だが、やるしかない。やって、数日前を思えば
    信じられないほど近くなった首位を、追うしかない。
    ミッション・インポッシブルではなく
    ミッション・ディフィカルト。
    虎が挑むのは、もはや「不可能」ではない。
    単なる「困難」である。

  • 2017.08.22

    4点差を追いつき、延長戦でうっちゃった。
    わたしだったら、思う。山をひとつ越えた、と。
    間違いではない。これで相手が諦めてくれれば。
    だが、越えたと思った山の向こうに、
    もうひとつ山が待っていたら? 
    だから、今日だけは負けられない。
    広島にもうひとつの山を感じさせるために、是が非でも。

  • 2017.08.18

    痛恨の負け越し。
    だが、第三戦を落としての負け越しであれば、
    受けた衝撃はより大きなものになっていた。
    切れかけた糸は、まだ、つながっている。
    だから、紡いでいくしかない。
    紡いで、いまはか細い糸を、
    紐に、ロープにしていくしかない。
    残り37試合。
    ミッション・インポッシブルの始まりだ。

  • 2017.08.15

    まだ、最終決戦ではない。
    ここですべてが決まるわけでもない。
    それでも、王者となる権利を残すためには、
    最低でも2つ、白星がいる。
    そのひとつを小野が取れば、空気は変わる。
    広島を竦ませ、虎を奮い立たせる何か。
    十度の先発で一度も勝てなかった男の、
    この局面でのプロ初勝利は、
    その“何か”たりえるはずだ。

  • 2017.08.11

    藤浪の乱調。岩貞の失速。
    誤算の多かった先発投手陣の中にあって、唯一、
    期待通りの働きをしてきた男が離脱を余儀なくされた。
    絶体、絶命。
    だが、これは好機にもなりうる。
    すべては、ランディのために──。
    残り44試合、選手たちの心には、
    いつも背番号54がある。
    さあ、始めよう。手負いの虎の、逆襲を。

  • 2017.08.08

    何かが、起こり始めるのか。
    ありえないこと、奇跡的なこと、夢想はしても
    どこかで諦めていたことが、起こり始めるのか。
    そんな予感を与えてくれた、隼太の代打逆転3ラン。
    そう、獅子にできたことが、虎にできないはずはない。
    まずなすべきは、弱り目の宿敵に、
    ここで引導を渡すことである。

  • 2017.08.04

    広島には記憶がある。
    11・5ゲーム差をひっくり返された、
    悪夢の記憶がある。
    だから、わたしならば思う。
    西川の同点打に安堵しつつ、
    前日、ロジャースにやられなければ
    12ゲーム差がついていたのに、と──。
    内なる声の囁きが聞こえる。
    小さく、しかし確かな口調で。声は言っている。
    ギブアップには、まだ早い、と。

  • 2017.08.01

    3つ勝てば、光が見える。
    2つであれば、首はつながる。
    勝つしかない。勝って、最低でも2つ勝って、
    その差を詰めるしかない。「まだ先は長い」などと
    言っていられる時期は終わった。
    ここからは、もう一戦一戦が決戦である。
    若虎よ、中堅よ、ベテランよ。
    すべての力を、さあ、解き放て。

  • 2017.07.28

    「不甲斐ない」「情けない」。
    水曜日は罵声を浴びた男たちが、
    翌日にはお立ち台に立った。
    長く不調に喘いでいた昨年の新人王にも、
    会心のタイムリーが出た。
    深かった闇は、訪れた夜明けを
    より眩しく感じさせる。
    さあ、旅立とう。秋山から始まる長い挑戦の旅に。
    鬼門のナゴヤも、いまならば、怖くない。

  • 2017.07.25

    投げるたびに、雄叫びを感じさせた男。
    それが昨年の岩貞祐太だった。
    快刀乱麻にして傍若無人。
    あれは、知恵をこねくり回した末に
    出来上がったものではなかったはず。
    だから、苦悩するいまの彼には、ブルース・リーの
    名言が力になるかもしれない。
    彼は、こう言っている。
    Don’t think,feel! 考えるな、感じろ、と。

  • 2017.07.21

    ともすれば、込み上げてくる絶望感。
    だから、言い聞かせる。
    必死に、懸命に言い聞かせる。
    諦めなかったからといって、
    奇跡が起きるとは限らない。
    けれども、
    諦めてしまったものに奇跡が起きることは、
    絶対に、ない。
    だから、諦めない。
    虎は、絶対に絶対に、諦めない。

  • 2017.07.17

    6月27日、広島は9回表に5点を奪い、
    奇跡的な逆転勝利を収めた。
    69試合を消化した段階での貯金は21。
    誰もが、彼らの優勝を疑わなかった…
    21年前の今頃は──。
    8ゲーム差は確かに大きい。
    だが、この3連戦の結果如何では、疼きだす。
    悪夢の記憶が、疼きだす。
    にじりよる虎の足音で、疼かせる。

  • 2017.07.11

    崖っ淵に立たされたのは間違いない。
    だが、こうも言える。まだ、墜ちてはいない、と。
    首位は遠く、3位の追い上げは激しい。
    それでも、虎には貯金があり、2位にいる。
    追われる9ゲームの差がどれほど心許なく、
    追う1.5の差が、どれほど重いのか。
    そのことを忘れない限り、牙はまだ、折れていない。

  • 2017.07.07

    もう日本人は、勝てないのではないか。
    そう囁かれるとこもあった大相撲は、
    琴奨菊が壁を壊したことで様相を一変させた。
    地球の裏側、サンパウロから私は祈る。
    同じことが阪神にも起こることを。
    連敗を止めた大山の一撃が、
    宿敵を前にした小野泰己の何かを、
    覚醒させんことを。

  • 2017.07.05

    深い闇だった。
    その先にある未来を、
    信じられなくなってしまうほどの、
    長く暗い闇だった。
    だが、ついに夜は明けた。
    若虎が、ベテランが、自分たちの力で、明けさせた。
    何年かに一度の試練は終わり、
    虎はまたひとつ逞しくなった。
    今日から始まるのは、
    そのことを証明するための闘いである。

  • 2017.06.30

    ほんの数週間前は、想像もできなかった。
    まさか、こんな苦境が待ち受けていようとは。
    だから、いま想像できないのは当たり前のことだ。
    ほんの数週間後、あんなことがあったなと
    連敗を笑い話にしている自分たちを。
    未来は変わる。変えられる。
    そのための一歩を、さあ、甲子園で踏み出そう。

  • 2017.06.27

    すべては、この日のためにあったのか。
    負けられない状況で、相手の絶対的エースと
    渡り合ってきたのは、この苦境を救うためだったのか。
    負ければ5連敗。普通ならば大きな重圧がのしかかる。
    だが、彼には経験がある。より大きな重圧と向き合い、
    跳ね返してきた経験が、秋山拓巳には、ある。

  • 2017.06.23

    止めよう。まずは連敗を。
    10勝8敗。悪くない出来だった交流戦。
    それでも、最後は連敗だった。
    まずは、これを食い止めなければ。そして伸ばそう。
    あの、奇跡にも近い甲子園での3連勝を含め、
    いま、広島には4つ続けて勝っている。
    止めれば、連勝は5に伸びる。
    まずは初戦。メッセ、任した。

  • 2017.06.13

    確かな手応えと、小さくはない悔しさを抱き、
    虎が甲子園に帰って来た。
    まだ交流戦の優勝に手が届く位置で、帰って来た。
    ここからはホーム6連戦。
    飲み込もう。まずは獅子を。最後は鷲を。
    強い相手を倒すことで、虎はさらなる高みを目指す。
    どこよりも、どこまでも。

  • 2017.06.09

    2003年がそうだった。
    2014年もそうだった。
    福岡で、勝てない。全戦、全敗。
    二度の日本シリーズで押された烙印は、
    いまもまだ、疼いている。
    乗り越えなければ。打ち消さなければ。
    岩貞よ、梅野よ、そして中谷よ。
    この地に飲み込まれ、
    愛されてしまった先達の分まで、
    憎まれ役に、なってこい。

  • 2017.06.06

    待ち受けるのは、最強の敵。
    だが、怖じ気づく虎の戦士は、一人もいないはずだ。
    苦労人が紡いだ3日間の物語。
    いつか「岡﨑太一の3日間」として
    語り継がれるやもしれぬ、
    熱い魂の物語。
    だから、今日は祈る。
    物語を伝説に変えるためにも、
    今日は、今日だけは、絶対に勝ってくれ。

  • 2017.06.02

    楽観主義者は、笑う。
    たかが一敗、3タテを逃しただけ。
    悲観論者は、思い出す。
    メッセでの一敗は、前回3連敗に繋がった。
    正しいのは、どちらか。
    答えは、すぐにわかる。
    願わくば、岩貞よ。
    我が内なる悲観論者を、叩き潰してくれ。

  • 2017.05.30

    怯むな! 
    今年の虎は、去年までとは違う。
    そのことを証明してきたからこそ、
    いまの順位がある。
    交流戦とはいえ、過度に警戒する必要はない。
    されど、奢るな! 
    相手はパの最下位。勝率は3割に満たない。
    それでも、過去に何度も煮え湯を飲まされてきた相手。
    怯まず奢らず、さあ、千葉に絶望を。

  • 2017.05.26

    3日前は宿敵のエースが見せつけた。
    昨日はメッセンジャーが証明した。
    苦しい時、負けられない時、
    そこで勝つのが真のエースなのだ、と。
    いつかは訪れる世代交代の時、
    次の座を射止めるのは、きっと、
    真のエースになることを渇望し、
    そのための労苦を血肉に変えた者。
    藤浪晋太郎よ、君は、どうだ?

  • 2017.05.23

    半ば覚悟したさらなる連敗は、
    何十年かに一度の珍プレーによって止まった。
    おそらく、
    選手たちの中にも芽生え始めているはずだ。
    今年の俺たちは‥‥という予感が。
    だが、予感はまだ儚い。
    確信に近づくためには、さらなる勝利が、
    意味ある勝利がいる。
    例えば、リベンジに燃えるエースを、
    返り討ち。

  • 2017.05.19

    彼は、欠けていたピースのひとつだった。
    すべてが上手く回り、
    何もかもが順調に見える中にあっての、
    数少ない誤算。
    だから、巡り合わせの妙を感じずにはいられない。
    無敗の大黒柱に黒星がついた翌日の出陣。
    勝てば、救える。借りを返せる。
    ここで燃えずに、どうする、岩貞。

  • 2017.05.16

    かたや貯金10。かたや借金10。
    かたや5月に入ってわずかに2敗。
    かたや5月に入ってわずかに3勝。
    そして、かたや首位。かたや最下位──。
    だが、忘れてはいけない。今日から迎え撃つのは、
    今季の虎が唯一、勝ち越せていない相手。
    挑むべき立場にあるのは、我らである。

  • 2017.05.12

    思い出せ。勝率を5割に戻した時、
    どれほど前向きな気持ちになることができたか、を。
    いまの虎は強い。勢いもある。
    だが、横浜は昨日、大逆転で借金を返済した。
    筒香は今季初めて打率を3割に乗せた。
    一気の飛躍を目論む相手に、
    やるべきことはただひとつ。
    ここで、潰せ。

  • 2017.05.09

    今年はきっと、もう神は去った──。
    ファンがそうつぶやくほどの深手を、広島は負った。
    ならば、次だ。相手は3連続完封中の菅野。
    簡単に倒せる相手ではない。
    だが、だからこそ、倒せば大きい。
    奮い立て、秋山よ。今日は、君とチームの
    未来を決めるやもしれぬ一戦である。

  • 2017.05.05

    危機は、乗り越えた。
    神宮での第二戦。
    初回、いきなりの押し出し。
    前日、秋山を見殺しにした負の流れは、
    激流になりかけていた。
    だが、岩貞が凌ぎ、流れは変わった。
    翌日、藤浪が、中谷が、梅野が、
    それに乗った。
    機は、熟した。いざ首位攻防戦。
    勝利の雄叫びをあげるのは、きっと、虎だ。

  • 2017.05.02

    見方は、2つある。
    ミスの連発で連勝を逃した、のか。
    ミスを連発したにも関わらず、
    勝ち越すことができた、のか。
    残念ながら、そして喜ばしいことに、
    2つの見方は、どちらも、正しい。
    だから道も、2つある。
    堕ちるのか。昇るのか。
    分かれ目を作るのは、
    むろん、初戦である。

  • 2017.04.28

    低調だった打線に、明るい兆しが見えてきた。
    先発投手が試合を作る流れも続いている。
    状態は、はっきりと上向きである。
    だから、ほしい。突き抜けるような連勝が。
    首位をとらえ、そのまま置き去りにするような、
    大型の連勝が。
    風薫る季節。今年の虎は、高く跳ぶ。

  • 2017.04.25

    もう失敗は許されない──。
    きっと、そう思っている。
    失敗すれば、立場が奪われる。
    秋山が、青柳が、岩貞が、
    きっと痛感している。
    横山が、そうさせた。
    一気に激化した先発争い。
    若虎たちが立ち向かうべきは、
    相手打線だけではなくなった。
    切磋琢磨の、始まりである。

  • 2017.04.21

    岩貞に勝ちがつき、青柳が試合を作った。
    中谷が、北条が、スポットライトを浴びた。
    まさかの負け越しは、しかし、
    収穫の多い負け越しでもあった。
    流れは、未だ我にあり。
    敵地で宿敵を叩くことができれば、
    この流れ、間違いなく加速する。
    頼むぞ、メッセ。東京ドームを、沈黙させろ。

  • 2017.04.18

    歯車に入り込んだ一粒の砂が、
    すべてを壊してしまうことがある。
    まさに一粒の砂となりかねなかった
    青柳の一人相撲。
    だが、虎は壊れなかった。
    壊れそうになりながら、
    土壇場で踏みとどまった。
    なれば、岩貞。
    一人乗り遅れた男に白星がつけば、
    神撃開始の予感が走る。

  • 2017.04.14

    天敵を討ち、
    守護神を粉砕しての3連勝。
    何かが、芽生えつつある。
    たとえ相手が10連勝中であっても、
    きっとやれると感じさせてくれる、
    何かが。
    だから、勝ちたい。
    勝って、まだ微弱な大躍進の予感を、
    確信に変えたい。
    たかが序盤戦。しかし、
    後に大きな意味を持つやもしれぬ、
    首位攻防戦である。

  • 2017.04.12

    北條と上本が打ち砕いたのは、
    宿敵、だけではなかった。
    またか。やっぱりか──。
    選手の、そしてファンの深層心理に巣くった、
    劣等感をも粉砕する一撃だった。
    今日からの虎は、
    もはやいままでの虎ではない。
    横浜よ、覚悟。
    君たちを襲うのは、
    覚醒した、新たなる牙なのだ。

  • 2017.04.07

    藤浪が飲み込まれた嫌な流れを、
    秋山と桑原がせき止め、
    糸井と原口が反転させた。
    そして迎える今日この一戦。
    最高の場所で、最高の状態で、
    最高の敵を迎え撃つことができる。
    聖地へようこそ、読売巨人軍。
    我々が用意したのは、君たちが今年初めて味わう、
    苦い連敗の味である。

  • 2017.04.04

    乗るか、落とすか、藤浪で──。
    思えば、何度かあったそうした状況で、
    ことごとく勝てなかった感のある
    昨年の藤浪だった。
    今年は、どうか。
    無様すぎる広島での連敗は、
    より深刻な状況を招きかねない
    危険性を秘めている。
    落とすとマズいホーム初戦。
    藤浪晋太郎よ、今年は、どうだ?

  • 2017.03.31

    2年目の旅が、始まる。
    1年目にはなかった自信と筋肉の鎧を身にまとった、しかし、1年目とは違い失敗の許されない旅が、始まる。
    乳飲み子同然だった若虎たちはたくましさを増し、新たな戦力も加わった。
    恐れるものは、もはやなし。
    きっと待っている12年ぶりの栄冠に向けて、
    さあ、旅立とう。

  • 2016.10.01

    旅が、終わった。
    長く、厳しく、絶望に飲み込まれそうになった旅は、
    今日、ひとまずの区切りを迎えた。
    屈辱、惜別、そして、確かな手応え。
    だが、忘れてはいけない。
    一つの旅の終わりは、
    新たな旅の始まりでもある。
    悪くない1年だった──
    今年をそう振り返るための旅が、
    いまから、始まる。

  • 2016.09.30

    優勝のかかった試合であわや完全試合。
    日本中の度肝を抜いた男は4年前、ライバルだった。
    身を焦がせ。歯を軋らせろ。熱い嫉妬に。
    置いていかれた焦燥に。あの試合を受けての、今日。
    ここで気持ちと結果を見せられないようでは、
    藤浪よ、君に超一流を目指す資格は、ない。

  • 2016.09.27

    対阪神最終戦。4位のかかった一戦に、
    ヤクルトは山中を持ってきた。
    前回神宮で喫した黒星も、
    痛手とはなりえなかったということか。
    だが、今日叩けば、ここで叩いて
    連続で黒星をつければ、
    燕は、来季の貴重なカードを1枚失うことになる。
    千載一遇のこの好機、逃す手など、むろんない。

  • 2016.09.24

    宿敵に甲子園で一矢を報いた。
    天敵に敵地で一太刀を浴びせた。
    遅かった。あまりにも遅かった。
    それでも、まだ「END」の字幕は出ていない。
    来季へ向けての収穫を、手応えを持ち帰る場は、あと5試合残っている。
    ならば並べよう。
    まずは名古屋であと2つ。
    終幕までに、7つの星を並べよう。

  • 2016.09.22

    デザートは、時に店の評価を決める。
    客が、その店で最後に口にするものだから。
    最後の印象。すなわち最新の記憶──。
    圧倒的に負け越した今季の広島戦。
    このままでは、来季まで「与し易し」の印象を持ち越されてしまう。
    やるべきことは、ただ一つ。
    この最終戦で、苦い記憶を刻み込む。

  • 2016.09.19

    思い出せ。
    ただ楽しくて野球をやっていたころの君たちは、むろん、プロではない。
    思い出せ。
    あのころの君たちに、モチベーションはなかったのか。絶対に負けたくない相手なんて、なかったのか。
    思い出せ。
    君たちはプロで、相手は巨人で、場所は甲子園なのだ。
    今日こそここで、勝つ味を思い出せ。

  • 2016.09.15

    2004年がそうだった。
    2002年もそうだった。
    さらにいうなら、1984年もそうだった。
    歓喜に沸くその1年前、
    虎は4位でシーズンを終えている。
    ならば、続くしかない。石にしがみついてでも、
    吉兆とされる順位を奪い取るしかない。
    来季の飛躍をもくろむ集団に、
    消化試合など、ありえない。

  • 2016.09.14

    夏が、終わろうとしている。
    想像し、期待していたのとはまるで違った形で、終わろうとしている。
    誰も抗うことはできない季節の流れ。
    だが、だからこそ見てみたい。
    儚い夢と知りながら、なおも抗う男の姿を。
    絶望的ではあっても、まだかすかな可能性を信じる虎の姿を。

  • 2016.09.10

    なぜ、藤川? 批判の声が上がっている。
    経験値を稼ぐにはもってこいの苦境で
    超変革に逆行するような采配。
    だが、こうは考えられないか。
    3タテだけは食らいたくなかった。
    そして何より、故郷のチームを援護したかった──。
    だとしたら、目先の勝利にこだわった指揮官が、
    わたしには愛おしい。

  • 2016.09.06

    性悪にも、程がある。
    あれほど無様な連敗をしておきながら、
    今年は終わった、と諦めさせておきながら、
    なんなのだ、あの胸のすくような逆転勝ちは。
    あれを見せられたら、期待してしまう。
    うんざりするほど裏切られてきたのに、
    また、思い描いてしまう。
    宿敵を蹂躙する、虎の姿を。

  • 2016.09.02

    4連勝のあとの5連敗。
    あまりにも痛い大失速。だが、3位との差は、覚悟していたほどには開かなかった。
    直接対決を6つ残しての3ゲーム差。
    まだ、届く。届くところに虎はいる。
    だから頼む。ここでの勝利は、きっと、
    4年間の空白をすべて埋めてくれる。
    だから頼むぞ、秋山拓巳。

  • 2016.08.30

    天が、問うている。お前は本物か。
    それとも、よくあるまがい物か。
    東京での、横浜での立役者2人が見舞われた試練。彼らがつけた勢いは、彼らの失策によって消えた。
    いまはまだ、わからない。
    あの痛みは糧か、挫折か。
    どちらにでも転ぶ未来、選ぶのは
    上本、高山、君たち自身だ。

  • 2016.08.26

    何度も、くじけかけた。
    諦めかけたのも、一度や二度ではない。
    それでも、頂点への可能性をつないだまま、
    虎は帰って来た。
    旅立った時よりも明らかに逞しくなって、
    母なる甲子園に帰って来た。
    さあ、気持ちも新たに、次の一歩を踏み出そう。
    3位の背中は、すぐそこだ。

  • 2016.08.23

    白状する。8回表、江越のライナーが
    好捕された時点で、わたしは諦めた。
    試合を、ではなく、今シーズンを、諦めた。
    すべてを覆した、覆してくれた上本の一振り。
    土壇場で、虎は生き残った。
    恐れるものは、もはやなし。さあ、勝って帰ろう。
    母なる甲子園が、待っている。

  • 2016.08.19

    あとは、ない。
    ここで3タテを食らうようなことがあれば、
    虎の今季は、ほぼ終わる。
    だが、逆に3タテを食らわすことができれば?
    すべては変わる。費えかけた夢は、
    再びはっきりとした輪郭を持つようになる。
    だから、信じよう。
    こんなところで終わる虎ではないことを。

  • 2016.08.16

    わかっている。敵は、手ごわい。
    激流を食い止めるのは、簡単なことではない。
    だが、ここは広島ではない。
    虎も、数週間前の虎ではない。
    高山が甦り、北條が殻を破り、
    江越に大砲の片鱗が見え始めた。
    We are Back! 俺たちは帰って来た。
    遙かなる高みへと続く道に、いま、再び。

  • 2016.08.12

    無残な完敗があった。
    膝の力が抜けてしまいそうになる、
    悔しすぎる逆転負けもあった。
    やはり苦かった広島での戦いは、しかし、
    3タテを喫していてもおかしくない戦いでもあった。
    押し寄せてくる奔流を食い止めた藤川の熱投は、
    近い将来、大きな意味を持ってくるかもしれない。

  • 2016.08.09

    痛くない連敗など、あるはずがない。
    届きかけた3位の背中は、再び遠ざかった。
    だが、収穫もあった。
    つまずけば脆かった若虎たちは、
    逆境に牙を剥く術をつかみつつある。
    真っ赤に染まる敵地は、
    まだ淡い手応えをより確固たるものへと変える、
    最高の舞台にもなる。

  • 2016.08.05

    強い勝ち方が、ふたつ。
    悪くない負け方が、ひとつ。
    黄色い戦闘服がつけてくれた勢いは、
    ロードに入っても衰えなかった。
    予感が走る。歴史に残る大逆襲の予感が。
    だから今日は、今日だけは絶対に勝ちたい。
    藤浪の勝利。破壊的な勝利。
    予感を確信に変えるための、
    それが最後のピースである。

  • 2016.08.02

    高山のバットに、快音が戻った。
    北條が、打点を稼ぐようになった。
    ゴメス、鳥谷もどん底を脱しつつある。
    少しずつ埋まってきた、大逆襲へのピース。
    長いロードの初戦を取れば、
    岩貞に白星がつけば、勢いはさらに増す。
    ユニフォームの色は変わっても、
    ウル虎の夏は、終わらない。

  • 2016.07.29

    潮目は変わった。完全に変わった。
    黄色い戦闘服に身を包んだ虎は、
    もはや一週間前の虎ではない。
    超変革は、ついに実りへの一歩を踏み出した。
    だから今日だ。今日なのだ。
    2歩目を踏み出し、さらに加速するか、
    たたらを踏むかの分かれ目は。
    藤浪よ、君の右腕に、祈りを送ろう。

  • 2016.07.26

    たった1週間で、ずいぶんと景色は変わった。
    3位の背中もいまは遠い。だが、後に我々は
    こう振り返ることになるのかもしれない。
    この1週間こそが、超変革のための陣痛だったのだと。
    まだ終わってはいない。
    何かが決まったわけでもない。
    我々には、まだ50試合もの未来が残されている。

  • 2016.07.22

    あの時も、怒りの声はあった。
    使う現場はもちろん、
    獲得したフロントにも矛先は向けられた。
    もし4年前、ファンの怒りが通っていたら、
    彼のいまはなかった。
    世論は、時に過ちを犯す。
    自らの力で、福留孝介はそのことを証明した。
    次は、むろん、鳥谷敬の番である。

  • 2016.07.18

    敵地・東京、七夕の夜。
    青柳でもぎ取った勝利は、
    暗かった虎の空気を変えた。
    「計算」していた1勝より、
    大きな意味を持つことがある、
    「期待」しての勝利。
    だから、今日の試合は絶対に落とせない。
    今季まだ勝ち星のないピッチャーが
    相手となれば。ほくそ笑め、虎たちよ。
    宿敵の淡い期待を、失意に変えて、叩き返せ。

  • 2016.07.08

    負ければ奈落の底。
    それでも虎は東京で踏みとどまった。
    久しく両立していなかった「期待」と「計算」を、
    ようやく上手くかみ合わせて。
    だから、今日の一戦は、ただの一戦ではない。
    乗るか。落とすか。藤浪で──。
    シーズンの流れと行方は、ひょっとすると、
    今日決まる。

  • 2016.07.05

    呻き声が聞こえる。
    打ち砕かれ、叩き潰された苦悶の声。
    だが、もがいているのは我々だけではない。
    借金8を数え、ついに最下位に転落した虎と、
    たった1・5ゲーム差しかないところに宿敵はいる。
    噛み砕け。引きずり下ろせ。
    超変革をうたう集団の意地を、
    いまこそ、見せてくれ。

  • 2016.07.01

    これからの数試合は、未来を占う踏み絵になる─
    そう書いたのが3日前だった。
    ベテランたちが頼りになるところを見せつけた中、
    勝ち試合だけでなく惨敗の中でも気を吐いた若手がいた。
    殻は、間違いなく破られようとしている。
    北條史也よ、いまこそ、突き抜けろ。

  • 2016.06.28

    正直、打ちのめされている。
    たかが、いちファンでさえそうなのだから、
    選手やスタッフの受けた衝撃は
    相当なものだろう。
    だが、これでわかる。
    吹きつける逆風に屈してしまうのは誰か。
    歯を食いしばって前に進もうとするのは誰か。
    ここからの数試合は、
    未来を占う踏み絵である。

  • 2016.06.24

    7・5ゲーム差は、むろん、
    決して小さな差ではない。だが、
    タイガース・ファンならば知っている。
    決して小さな差ではないが、
    逆転が不可能な差でもないということを──。
    かつて刻まれた苦すぎる記憶。
    あの屈辱を良薬に変える好機が、
    いま、訪れようとしている。

  • 2016.06.14

    大谷だったら、仕方がない──。
    そう思うしかない完敗だった。
    彼は、二兎を追いかけ、一兎のみならず
    二兎とも手に入れようとしている。
    とてつもない高みを目指すことで、
    止まることのない進化を続けている。
    若虎たちよ、君たちはどうだ? 
    君たちは何を、
    己の身を焦がすエネルギーにしている?

  • 2016.06.10

    悪夢に終わった千葉での3連戦。
    だが、今なすべきは、忘れることではなく、
    思い出すことかもしれない。
    選手は、監督は、ほんの数週間、数カ月前のことを。
    ファンは、昨年秋のことを。
    輝かしい未来のためなら、
    来年は、耐える。耐えられる──
    そう強く、胸に刻んだことを。

  • 2016.06.07

    見えなかった蛇が、
    見えるようになってきた─
    きっと、そういうことなのだ。
    見えなかったから、
    怖いもの知らずでいられた。
    見えてきたから、
    固さが出てきた。
    エラーも、送りバントの失敗も。
    だから、これは
    脱皮の苦しみである。

  • 2016.06.03

    大丈夫だ。
    きっと、たぶん、大丈夫だ。
    つかみかけては消えてきた手応えは、
    今度こそ、しっかりと
    掌中に残ったはずだ。
    THEY ARE BACK──
    やっと彼らが戻ってきた。
    だからこそ、今日は勝ちたい。
    超変革の象徴でもある若き左腕に
    5勝目をつけ、仙台でつけた勢いを、
    本物にしたい。

  • 2016.05.31

    4日が経ってもなお、余韻が残っている。
    岩貞の快投。
    宿敵の絶対的エースと渡り合った、
    胸のすくような快投──。
    借金ゼロで迎えることができた
    杜の都での交流戦開幕は、だから、
    不安よりも期待の方が大きい。
    まずは、14もの借金を抱える相手を、
    総力を挙げて、さあ、叩き潰せ。

  • 2016.05.27

    藤川で落とし、マテオで沈んだ。
    負ってしまった傷は、
    決して小さなものではない。
    しかも、今日待ち受けるのは、
    無敗の大エース。
    絶体絶命とも言える状況を、
    しかし岩貞よ、大いに楽しめ。
    それは、負ければ6連敗となり、
    ついに借金生活に転落する側には、
    断じて許されない贅沢なのだから。

  • 2016.05.24

    なぜ監督は、彼を8番に下げたのか。
    なぜ、貧打者の象徴とされることもある
    打順に置いたのか。激烈な反応を
    引き出したかったから、ではないか。
    傷ついたプライドが、抑えきれない怒りが、
    殻を突き破って噴出する。
    そんな姿が見たかったからではないか。
    だとしたら、その想い、
    鳥谷敬に伝わっているだろうか。

  • 2016.05.20

    あまりにも苦すぎた鳥谷の落球は、
    いまにして思えば、
    必要な出来事だったのかもしれない。
    跳ぶために、屈む。
    高く飛ぶために、深く屈む。
    ひとたび水面下へと沈んだ
    チームとキャプテンは、しかし、
    翌日から変わった。
    ついにかみ合ったすべての歯車。
    大躍進の、予感が走る。

  • 2016.05.17

    新戦力の台頭はあった。けれども、
    期待されていた戦力に誤算があった。
    それが、今季のタイガースだった。
    だから、意味ある横浜3連戦だったと思うことにしよう。
    藤浪が、能見が、鳥谷が、きっときっかけをつかんでくれたはずだから。
    後味の悪さは、今日から、消していけばいい。

  • 2016.05.13

    敗戦の翌日、デイリースポーツの
    名物コラムはこう書いた。
    「あの併殺打は世代交代への
    一里塚のように感じる」。
    書き手の覚悟が伺える一文。
    だが、込められた想いは、
    きっとそれだけではない。
    一里塚なら、まだ引き返せるんだぞ──。
    行間に滲む叱咤の声を、
    鳥谷敬よ、君はどう聞く?

  • 2016.05.11

    プロである以上、負けていい試合などない。
    絶対に勝てる試合も、あるはずがない。
    わかっている。わかってはいる。けれども、
    阪神が巨人に負けてはいけない日、
    絶対に勝たなくてはならない日があるとしたら、
    それは今日だ。村山実の功績を讃える、今日、
    5月11日なのだ。

  • 2016.05.06

    レフトが打って勝つ試合なら、慣れている。
    大和の美技(びぎ)が危機を救う場面も、
    多々見てきた。だから、胸がすく。
    高山の守備に。大和の決勝アーチに。
    横山の初勝利、原口の初ホームランも
    生まれた名古屋遠征。
    ただ勝ち越しただけではない。
    新しい勝ち方を知った、
    意味深き勝ち越しだった。

  • 2016.05.03

    立ち込める敗色。6回を終えて1対6。
    簡単に跳ね返せる点差ではない。
    だが、結果を残さなければ明日のない
    若虎たちが、流れを変えた。
    そして、彼らが作った不器用な流れに、
    ベテランと中堅が乗った。
    負ければ借金という状況での大逆転。
    かくも痛快な貯金1は、ちょっとない。

  • 2016.04.29

    人の本性は、
    苦境においてこそ表れるという。
    連敗で迎えた宿敵との甲子園3戦目は、
    だから、若虎たちの未来を占う一戦だった。
    懲罰交代を命じられていた江越。
    犠打を失敗した北條。
    屈辱を、怒りを、
    しかし彼らは力に変えた。

    虎は、また少し、強くなった。

  • 2016.04.26

    かつてあった、宿敵をはるか仰ぎ見るしかなかった時代。
    戦う以前から、心のどこかで
    白旗をあげてしまっていた時代──。
    いまは、違う。見上げてはいるが、爪は届く。
    爪が届けば、引きずり下ろせる。
    ようこそ、読売巨人軍。
    We are ready。
    「おもてなし」の準備は、できている。

  • 2016.04.22

    きっと、疲れている。

    ひょっとしたら、誰よりも疲れている。
    初めての経験。初めての重責。

    だから、岡山のファンを失望させた
    昨日の雨は、間違いなく
    慈しみの雨だった。

    1日早い広島への移動。
    1日早い故郷での夜。
    その時間と空間は、鉄人と言われた男を
    大いに癒したはずである。

  • 2016.04.19

    藤川、能見、福原。

    長年屋台骨を支えてきた
    歴戦の強者(つわもの)たちに、異変が生じている。
    チームの歯車が、狂い始めている。

    奮い立て、若虎たちよ。
    チームの危機は、君たちの好機でもある。
    かつて新庄剛志が、
    スターダムを駆け上がったように。

    人生を変えるなら、きっと、いまだ。

  • 2016.04.15

    場内アナウンスが流れた瞬間、
    あがったのは歓声ではなくざわめきだった。
    「ピッチャー、安藤」。
    だから、2軍から帰って来たばかりの
    ベテランは、打者だけでなく、
    疑念の目を向けてくるファンとも戦い‥‥
    そして、斬り伏せた。
    ついに始まったいぶし銀の復讐劇。
    その第二章は、敵地・名古屋で、綴られる。

  • 2016.04.12

    もっと後味の悪い連敗だってありえた。
    8対4のまま終わっていれば、空気は、
    もっともっと重苦しいものになっていた。
    だが、9回の反撃が、
    狩野の打線が外野まで届いていれば
    実っていた幻の同点劇が、
    初の連敗を喫してもなお、
    虎の未来を信じされてくれる。
    さあ、立ち向かおう。
    これは、最初の試練である。

  • 2016.04.08

    どれほど傷つき、
    どれほど打ちのめされようとも、
    甲子園はいつも優しく、
    虎たちを迎えてくれた。
    それが、阪神の歴史だった。
    だから、きっといまは誰よりも
    甲子園が喜んでいる。
    帰って来た虎は、傷ついても
    打ちのめされてもいない。
    凱旋の虎、だからである。

  • 2016.04.05

    能見が飲み込まれた嫌な流れを、
    岩貞と鳥谷が食い止め、
    藤川と北條が反転させた。
    神宮に端を発した最初の危機を。
    虎は、乗り越えた。
    恐れるものは、しばしなし。
    最強の宿敵を、最大の敬意をもって、
    さあ、叩き潰せ。

  • 2016.04.01

    きっと、記者たちが驚いている。
    敗れても、勝てなくても、それでも
    光や可能性を見いだしている自分に。
    虚勢ではなく、
    本心から前を向こうとしている自分に。
    新監督が掲げた「超変革」の波は、
    はや、チームの外をも洗いつつある。

  • 2016.03.29

    昨年は3つあった開幕カードでの貯金が、
    今年は1つしかない。
    なのに、3分の1どころか、
    3倍と数えても足りない
    この昂り(たかぶり)は何なのだろう。
    燕よ、覚悟。王者の翼をへし折る気概、
    虎に、あり。

  • 2016.03.25

    旅が、始まる。
    間違いなく長く、おそらくは厳しく、
    ひょっとすると絶望に飲み込まれそうに
    なる瞬間があるかもしれない旅が、始まる。
    その先にあるものは栄光であると信じて、

    始まる。

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