馬あいにいきます 谷川直子プロフィール 谷川直子日記

NO.132「気になる名前」(8/30)

絵

 8月19日、札幌競馬場で行われた小樽特別にネコパンチが優勝。うふふ。もうこれだけで猫キチのワタクシ、うれしくなっちゃいました。 ネコパンチは牡の4歳馬。一昨年の夏にやはり札幌で2歳未勝利戦を勝って以来、約2年ぶりデビュー25戦目で待望の2勝目をあげたことになる。まあ、これくらいの馬はごろごろいるよな。元気でしょっちゅう出てきて、今日こそと意気込むと期待を裏切って、でもなんだかんだ言いながらそこそこ走って、どうにも憎めないヤツ。ほかの馬とちがうのは、そのユニークな名前である。
 そもそもネコパンチとは、猫が怒ったときに繰り出すグーのパンチなのだが(見たことのない方はYou Tubeで検索してくだされ)、腕をまっすぐのばしてほとんどやけくそみたいにパアンとぶっ叩く感じで(だいたいの猫はネコパンチをするとき、全身が引き気味になっている)、強烈というよりなんだか笑ってしまうシロモノ。だから2勝もすれば名前負けってことはなく、いい感じなのだ。
 さて、ネコパンチの一つ年下にネコキックという馬がいたのだが御存じだろうか。ご推察の通り同じオーナーの馬である。この二頭には血縁関係はなくて、ネコパンチがニューイングランド産駒(母の父ダンシングブレーブ)でネコキックがアジュディケーティング産駒(母の父ウッドマン)。この二頭が同じレースに出てくることを願うコアなファンもいたのだが、ネコパンチが芝を使われているのに対し、ネコキックはダートを走っていたため、「ゴール前、キックとパンチのネコネコ応酬」なんて見出しは幻に終わっている。ちと見たかったです。ちなみにネコキックは7戦未勝利のまま地方競馬(兵庫)に移籍し2勝をあげているという。
 ネコパンチ君が大出世をするとは思えないけれど(ごめんね)、これからも走るたびに応援したいと思う。ネコパンチだってはまればキマる?! ほんとに気になる名前である。

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