馬あいにいきます 谷川直子プロフィール 谷川直子日記

NO.51「未来系ドバイ競馬」(6/26)

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 2006年12月1日から2007年6月10日のワールドリーディングホースが発表になり、ディープインパクトがレーティング127で2位、アドマイヤムーンが126で4位にランクインした。アドマイヤムーンはこの時点(宝塚記念前)で日本でまだGTタイトルをとっていないが、ドバイデュティフリー優勝が高く評価された。
 同じくドバイへ遠征し同レース3着だったダイワメジャーも、その後安田記念を勝ち、121で13位タイに入っている。リーディングトップにランクされているのはドバイワールドカップを勝ったインバソール。ドバイワールドカップデイが出走馬の価値を高め、出走馬の活躍がドバイワールドカップデイの格を高めるという近年の傾向が再確認できる。
 そのドバイ競馬がさらに大きく変身することになった。今年3月にドバイレーシングクラブから発表されたプロジェクト「ケタはずれに新しいアイコン的競馬シティ・メイダン」の内容は、あまりにキラキラしていて目を見張るばかりである。
 シティの中心となるメイダン競馬場はモハメド殿下の構想を具体化したもので、アジアで活躍するマレーシアの建築家テオ・A・キング氏率いるTAKがシティ全体と競馬場のデザインを担当。一周1750メートルのダートコースと2400メートルの芝コースは、長年北米のコースを手がけているヨーゼフ・H・キング氏が最新技術を駆使して設計する。
グランドスタンドは全長1キロ、キャパシティは5万5千から6万。1万台が駐車できるパーキング、五つ星ホテル、レストラン、ゴルフコース、ゴドルフィンギャラリー、ドバイレーシングクラブ本部、ミュージアムなどが併設される。またドバイクリークから4キロの運河もひかれることになっている。
 メイダンシティにはビジネスエリアと住宅地、ショップ、ホテルなどが運河沿いに広がり、すべての都市機能を備えることになる。その完成予想図は、中東のオアシスそのものの緑にあふれた未来都市だ。シティから競馬場へのトラムの運転も計画されており、自転車専用道路もつくられる。自転車で競馬場へ行ける新しい街がメイダン。あちこちを旅していて、「こんな競馬場があったら最高なのに・・・」と思った、まさしくそんな理想的な競馬場がドバイにできることになるわけだ。さすがモハメド殿下! 
 競馬場の完成は2010年。ドバイワールドカップは総賞金1000万米ドルのレースになってこの競馬場で開催される予定だ。ドバイレーシングクラブのサイード・アル・テイラー氏は、メイダンが競馬業界人、馬主、調教師、騎手など、すべての競馬を取り巻く人々のホームとなっていくだろう、と語っている。すでにシティの一部は売りに出されて完売したとのことで、新しいドバイ競馬のゆくえからは目が離せない。それにしても、馬券はやっぱり売らないの?


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