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知っとこ!“ひと足お先に体験!未来の暮らし” 2010/12/18

今月、いよいよ電気自動車が発売され、関東の家電量販店でも買える、国内初の試みも話題に。
その昔、未来の乗り物と言われた電気自動車ですが、今や現実のものに。
そんな中、日産自動車からは、夢のような車がまたひとつ。
魚が群れて泳いでもぶつからない習性を研究し、安全な車の開発を行なっているんです。
気がつけば、未来がどんどん現実に…今は夢でも、数年後には叶っているかも。
ひと足先に、未来の暮らしを体験しましょう〜

まずは、未来のお家ってどんなとこ?
横浜はみなとみらいに建つ、こちらのお宅。
実はここ、未来の家と呼ばれているんです。一見、普通のお宅ですが、
スマートフォンをかざしてみると…
床暖房が使っている消費電力が…節電のための工夫で、あらゆる部分をチェックできます。
太陽光発電を始め、未来の暮らしに何があれば便利か、実証実験するために建てられた家なんです。
未来の家では、全ての機器がインターネットで繋がっていて、
離れた部屋の電気を付けたり消したりなんかは当たり前。
家電や照明の型番がすぐにチェックできるので、慌てて電球を外して型番を…なんてことがない。
メンテナンス情報など、メーカーのホームページにもすぐ行けます。

未来のキッチンでは、こんな便利なものを発見!
例えば買ってきたりんごを決められた場所に置くと…採れた場所や、作った人の情報、食べ頃や
味の特徴、そして、このりんごを一番おいしく食べられる料理方法まで教えてくれるんです。
秘密は、RFIDというタグ。身近なものでは、回転寿しのお皿の種類を判別したり、
スイカなどのICカードなどにも使われている技術。
将来、お店で買ってくるもの全てにRFIDがついていて、家でも在庫管理が可能。
食材や洗剤などの買い置きがなくなるタイミングを教えてくれるなんてことも。

お家だけではありません。博物館などで、より詳しく展示物を見るためや、
図書館でたくさんの本を借りる時でも1回のチェックで借りることができるなど、
すでに身近で使われています。
どんどん便利になる未来の暮らしを、たっぷりご紹介します!!

VTRでご紹介した 未来の家「観環居」 のお問い合わせ先

詳細は、積水ハウスの公式ホームページまで
※見学はホームページから事前予約が必要。

知っとこ!“未来の暮らし”(1)リビング編

未来のリビングには、こんなものがあるかも。
家電を自由にコントロールできる、リモコン型テーブル「クリスタル」。
これなら手元で、照明の明るさを自由に変えられます。
ほかにも、見たいビデオがあれば、それをテレビの上に持って行けば、
実際のテレビで再生することができます。
同じように写真だって、フォトフレームにのせれば実際のフォトフレームに飾れます。
極めつけは、掃除したい場所に◯を書けば…お掃除ロボットが、そこを掃除。
上に乗っている不思議なマークを、天井のカメラが認識して動かしています。
商品化にむけて最終段階に入っているそうです。
稲見先生は、コンピューターと、人が、どう関わると心地よいのか?を日々研究している方。
買ってきた電化製品を線をひいて囲むだけで簡単にコントロールが出来るようになります。
早ければ3年後、2013年の実現にむけて…
同じように、ものを動かすシステムを使って、自分に代わって料理をしてくれるロボットたちも考案。
その名もクッキー。あらかじめ食材を入れる順番や、かき混ぜる回数を設定しておけば、
他の用事をしている間に、料理が完成するんだとか。

こちらは、かわいらしいくまのぬいぐるみ…の形をした、携帯電話。
特徴は、お互いにパソコンにつなげば、ぬいぐるみを動かすともう片方も同じ動きをするということ。どんなに離れていても、相手の動きが伝わる電話です。
さらに、これを小さくして携帯ゲームやパソコン、電話に貼付けると、
離れた相手と会話するたびに、内容に合わせた動きをするというクマのストラップも考案。
なんだか、未来がとっても楽しそうです。

稲見先生の研究室をはじめ、学生さんたちが考案した未来が楽しくなる研究発表も、先日、
行なわれました。立体映像に、実際に触れる感覚を味わえるというもの。
難しいコントローラーが要らず、スマートフォンの画面上で指を動かせばロボットが動くなど、
特別な専門知識がなくても、すぐ使えそうなものばかりです。
中でも、稲見先生おすすめの作品が紙で作ったカバの人形。
これをある特殊な容器に入れて、背中に取り付けられた形状記憶合金にレーザーをあてると、
紙の人形が動きだし、大きく口をあけるというもの。つまり、紙で出来たロボット。
今までよりぐっと手軽な存在になりそうです。

VTRでご紹介した 家電を自由に操れる「クリスタル」 のお問い合わせ先

慶應義塾大学 大学院 メディアデザイン研究科 公式ホームページまで
※そのほか「ロボットフォン」「Cooky」「Stickable Bear」「Animated Paper」も全ての問い合わせは、こちら。

知っとこ!“未来の暮らし”(2)40年後の家電

続いては、もっと未来、40年後の家電とは?
これは、スウェーデンの家電メーカーが2050年にありそうな家電を世界中の学生たちから募集し、優秀な作品をまとめたもの。空想上のものですが…
例えば、自由に組み立てられるキッチン。
冷やしたり、温めたりもスイッチ一つ。換気扇やライトも装備。
こちらは、水の要らない洗濯機。脱いだ服をかけておくだけで、次着るまでに綺麗にしてくれます。
さらに、未来の冷蔵庫。ジェル状の保存庫に食材を保存しておけば、扉の開け閉めによる
温度変化もなく、食材が長持ち。
最も優秀な作品として選ばれたのは、鍋に取り付けて温める調理ヒーター。
2050年には、きっとあるはず・・・。

VTRでご紹介した エレクトロラックス・デザイン・ラボ2010 のお問い合わせ先

詳細は、エレクトロラックス 公式ホームページまで

知っとこ!“未来の暮らし”(3)未来の出張

東京大学のとある研究室では、お父さんの出張スタイルを変える研究が行なわれているんです。
そう、海です。海の上を走る新幹線の研究が行なわれているんです。
秋元先生が鳥取大学在学中に撮影した、ラジコンで飛ばした試作機。全長3.6メートル。
水面から約40センチくらいの高さを進みます。
水面ギリギリを進むため、船に分類される、新しい乗り物。
そして試作機の翼と同じ形をした、紙飛行機。これに少しの力を加えるだけで、
かなり遠くまで進みます。これは地面からほんの少し浮くことで、抵抗が減っているからなんです。
ちょうど、水鳥が水面近くを飛ぶ時、羽ばたかなくても長く飛んでいられる、という現象と
同じしくみです。海の新幹線は、使う燃料を押さえ、より長く早く進みます。

最新の試作機は、長さも幅も車の約2倍。こんな大きなものが動かせるの?と思いきや…
人が乗れる大きさでも、ラジコンでの操縦ですが、安定して進むことが実証されました。
時速200〜400キロ!海の波が高い日には、波をよけて少し高めに運行。
しかし、現在、超えられないのは、開発に協力してくれる企業探しという大きな波です。
どなたかぜひ!ご協力を。協力企業が見つかれば、4年後、2014年には、
二人乗り飛行が実現する可能性も。マイクロバスサイズ、そして海の新幹線へ。
実現にむけて、飛行中です!!

VTRでご紹介した 海の新幹線「海燕」 のお問い合わせ先

東京大学大学院工学系研究科 システム創成学専攻
秋元博路 准教授 公式ホームページまで

知っとこ!“未来の暮らし”(4)未来の家事

早ければ2年後、発売される、夢の家電がこちら。
やけどや火事の事故を減らそうと、鍋と接している部分だけが熱くなるIH調理器を
ヒントに考案されたアイロン。スイッチを入れると同時に、約3秒で120℃まで温度が上昇。
余熱も要らず、伸ばしたいシワを一気に伸ばしてくれます。
IHアイロンと名付けられたこちらの商品。温度変化を見てみると、台が接している部分だけが
熱くなり、アイロンそのものは、ほとんど熱くなっていません。
また、スイッチを離した瞬間から、すぐに台の方の温度も下がっているのがわかります。
従来のアイロンと比べると、一目瞭然。小さなお子さんがいるご家庭で、重宝しそうです。

さらに、もう一つ、すごい家電が。
…って、あの、ただIH調理器の上に、白い箱を乗せただけですよね???これが何か?
実は、今までのIH調理器にのせ、電源を入れるだけで、表面温度が30秒でマイナス20℃まで
下がり、食材を素早く冷やす画期的な商品なんです。
水をたらすとすぐに端から凍りはじめ、みるみるうちに氷になりました。
IHアイロンにIHクーラー。家電業界に新風がふきそうです!!

VTRでご紹介した 熱くならないアイロン「IHアイロン」&「IHクーラー」 のお問い合わせ先

「九州電力 総合研究所」

詳細は、九州電力 公式ホームページまで
※現在、2012年の発売を目指し、メーカーと製品化に向け開発中!!

知っとこ!“未来の暮らし”(5)おもちゃ

おもちゃだってどんどん進化!ソニーとタカラトミーが共同開発したこちらのおもちゃ。
プロペラにミニカー。実は、どちらもある身近なもので発電して動いているんです。

実はコーラなどのジュースで動いているんです。
飲み残しのジュースなどをつかって、安全に遊べるというアイデアです。
それにしても、ジュースでなぜおもちゃが動くのでしょうか???
それは、人がごはんを食べるように、ジュースに入ったブドウ糖を取り込み、
人の呼吸と同じく、空気を取り入れることで電気が生まれる未来の電池なんです。
500ミリのペットボトル1本には、単三アルカリ乾電池、92本分のブドウ糖が
入っているそうです。近いうちに、このバイオ電池を使えば、
ジュースで音楽が聞ける日も、やってくるはずです!!

ジュースのほかにも、未来の発電があるんです。
東京駅の改札口に、以前取り付けられていた床発電機。人が移動する振動を、
電気に変えるものですが、人が多い場所、時間にしか、発電ができないのが実情・・・。
そこで武藤先生が新たに考案したのが温度差発電です。例えば、冷たい保冷剤をのせると、
空気との温度差で電気が生まれ、プロペラがまわります。
一体、どれくらいの温度差で発電するのでしょうか?
たった2℃の温度差があれば発電。ならば、握り立てのアツアツおにぎりでも…
充分に発電できます。おにぎりが少し冷めてプロペラが止まったら食べ頃でしょうか???

このシステムを使って、クリスマスツリーを点灯させてほしいと熱海市から要請があり、
今回、熱海温泉の今まで価値がないとされてきた捨てているお湯でイルミネーションを
光らせることになったのです。源泉や湧き水を使って、ツリーに付けられたLED100個が、
なんの問題もなく点灯。先生の手にかかれば、日常のあらゆるもの全てが、発電のアイデアに
なりうるんです。家にあるもので発電して使う、そんな時代が本当にくるかもしれません。

VTRでご紹介した ジュースで動くおもちゃ のお問い合わせ先

詳細はソニー株式会社 公式ホームページまで

VTRでご紹介した 温度差発電 のお問い合わせ先

「慶応義塾大学 環境情報学部 武藤佳恭教授」
詳細は、公式ホームページまで